【最新】ボールペンの落書きを消す方法!ハイターや激落くん活用

子どものお絵かき(幼稚園の先生)

この記事ではボールペンの落書きを消す方法を解説!水性、油性の落とし方の違い、時間が経ったシミを消す方法とは?

また紙についたボールペン汚れや手に書いたボールペン汚れの消し方、塩素系洗剤・キッチン泡ハイター・激落くんを活用した掃除方法、合皮素材、白衣、マット、木製机についたボールペンの消し方までお伝えをします!


目次

そもそもボールペンの成分って?

油性インク

溶剤・染料・樹脂からなるインク。耐久性・耐水性に優れています。耐久性に優れている反面、汚れとしてから時間が経ってしまうと落としにくい汚れになってしまいます。

水性インク

溶剤に水を使っているインクで、伸びがよく発色にも優れています。様々な色の表現に向いている一方で、水に濡れた時に滲みやすいです。

ゲルインク

水性インクの欠点を改良し、油性インクとのいいところ取りを目指しているインク。なめらかな書き心地があり滲みにくいことが特徴。ベースは水性インクです。

ボールペンの落書きを落とすグッズと掃除手順

ボールペンの落書き掃除のグッズ

ボールペンインクの種類に応じて使い分けていきましょう。

弱アルカリ性洗剤(台所用洗剤)
・除光液
・消毒用エタノーり
・クレンジング用クリーム(メイク落とし用オイル)
・塩素系漂白剤
・ボールペン用インク消し

壁についたボールペンの落書きの消し方5STEP

STEP1:インクの成分を確認しよう

ボールペンの落書きを消すためには、インクの成分を知ることがまず大事です。

・ペットボトルに書いてみて、ふき取れれば水性
・壁の落書きを少しの水で濡らし、滲めば水性

というように、まずインクの正体を確かめてみましょう。

STEP2:【水性インク】弱アルカリ性洗剤で掃除しよう

水性インクの場合は水で濡らしての掃除が可能です。弱アルカリ性洗剤や固形石鹸を水で溶き、ふきんや綿棒に浸して上から叩くようにして落としていきましょう。

STEP3:【油性インク】アルコール製品で掃除しよう

油性インクの場合は、アルコール性の薬剤を使って油を浮かせて取り除きましょう。綿棒や布にエタノールを染み込ませて、叩いていきます。コールドクリームは直接塗り、油を浮かせるようになじませましょう。

STEP4:【油性インク】漂白剤で色を消そう

壁紙が白い場合に限りますが、油が浮かない場合は漂白剤で白くすることも可能です。換気をじゅうぶんにし、漂白剤をボールペンのインクで汚れた部分に置いていきます。薬剤が強いので壁紙を傷めないよう注意してください。目立たない部分でテストをしてからの掃除をオススメします。

STEP5:頑固な汚れは専用洗剤で消そう

時間が経ったり、インクと壁紙との相性によってはボールペンのインクが落ちない場合もあります。油性ボールペン専用のインク消しが市販されているので試してみましょう。2種類の薬剤を順に塗り、インク汚れを薄めて消してくれます。

付着する素材別に解説!落とし方の違いとは?

プラスチック製品

安価で万能なプラスチック製品は生活には欠かせません。だからこそ落書きの被害にも遭いやすいです。表面がツルツルしているものだと、消しゴムで簡単に落とせます。艶消しや滑り止め加工などで表面がザラザラしている場合はエタノールでふき取りましょう。

衣類

Yシャツの胸ポケットなどにボールペンのインクが付いてしまう方は多いですね。衣類に付いたボールペンのインク汚れは、除光液や消毒用エタノールで落としましょう。

薬剤を付けた後は綿棒やハブラシで叩いて落とします。洗濯機で洗って乾燥させてしまうと落ちにくくなってしまうので、汚れが付いたらすぐに落とすようにしましょう。

革製品

エタノールで掃除しましょう。毛羽立ちや傷みを防ぐためにも強く力を入れないように気を付けてください。色落ち防止のためにも目立たない部分で事前のテストをオススメします。

ボールペンを落とす場合の3つの注意点とは

油性インクは耐久性に優れている

メーカーの企業努力により、ボールペンのインクは改良が進んでいます。Uniなど、耐久性を重視しているため、汚れになった場合は落ちにくくなると前置きしている企業もあります。出来るだけ落書きなどに使われないよう、普段の管理の工夫が必要です。

消せるボールペンもある

フリクションに代表される消せるインクのボールペンがあります。摩擦などで熱を加えることで色素を消すことが出来ます。小さい子供がいる家庭などでは万が一の時に対処しやすいよう、製品選びの工夫も有効です。

壁紙を傷めないように注意しよう

壁紙の素材によっては水拭きが出来ないものがあります。水でぬれてしまうので洗剤は使えません。どうしてもの場合はエタノールなどの揮発性の高いものを使うことになりますが、掃除が原因で壁紙の傷みにつながります。

また、色のついているものやプリントがある壁紙の場合、アルコール製剤の使用で色ムラやはがれの原因にもなります。目立たない場所での事前テストを強くオススメします。

ボールペンの落書きは専門家(クリーニング)に依頼できる?

どこに依頼をすれば良い?

壁紙に落書きされた場合は内装の専門業者に依頼し、消すよりも張り替え工事になることが多いでしょう。

相場・期間とは

面積によりますが3万円前後が相場。とはいえ、壁紙の素材、張り替えた部分のつなぎ目との兼ね合い次第では広範囲の張り替えが必要になるなど、高額になる場合もあります。

依頼する際の注意点とは

落書きを消すのか壁紙を新しくするのか、家族の希望と予算をしっかりと伝えて打ち合わせをするようにしましょう。見積もりに不安がある場合、やり取りに違和感を覚える場合はきっぱりと他の業者を当たってみるなど、納得のいく交渉をするように気をつけましょう。

ボールペンの落書きを消す!関連する質問まとめ(Q&A)

ボールペンで書いた紙の消し方は?

砂消しゴムを使う

砂消しゴムは、ボールペンで書いた線や印刷された文字を消すための消しゴムです。黒鉛の粒を吸着することで線を消す一般的な消しゴムとは異なり、「珪砂」という細かい研磨剤で紙ごと削ります。紙を削り取ることで、ボールペンで書いた線や印刷された文字を消せるのが特徴です。

使い方は、砂消しゴムの面をボールペンで書いた文字に当てて、軽くこすりつけるだけです。ただし、砂消しゴムは紙を削ってしまうため、力を入れすぎると紙が破れたり、穴が空いたりすることがあります。また、紙の厚さや種類によっては、インクが消えにくい場合もあります。

専用インク消しを使う

専用インク消しは、ボールペンのインクを溶かして消すための消し液です。インクを溶かす成分が含まれているため、砂消しゴムよりもきれいに消すことができます。

使い方は、専用インク消しをボールペンで書いた文字に塗布し、数分間放置します。インクが溶けたら、ティッシュや布で拭き取ります。ただし、専用インク消しは紙を傷める場合があるため、目立たないところで試してから使用してください。

公的な書類や履歴書などで書き損じた場合は、訂正印を使って訂正したり新しく書き直しましょう。

手に書いたボールペンを消す方法は?

手に書いたもの、付いてしまったものであれば比較的に簡単に落とすことができます。方法として「ハンドソープ」「除光液」「クレンジングオイル」を試してみましょう。

ハンドソープや石鹸は、水性インクであれば簡単に落とすことができます。油性インクでも、こすり洗いをすればある程度落とすことができます。

また除光液は、油性インクを溶かすことができます。綿棒に除光液をつけて、インク部分を拭き取ります。最後にクレンジング剤は、油性インクも落とすことができます。洗顔料と同じように、手につけて洗い流してみましょう。

時間がたったボールペンのシミに!ハイターや激落くんは使える?

ボールペンのシミ抜きにハイターを使う場合

時間がたったボールペンシミにハイターを使用することは可能です。ただし、塩素系漂白剤であるハイターは、色柄物や素材によっては色落ちや生地の傷みが起こる可能性があるため、注意が必要です。

ハイターでボールペンのシミを落とす方法
・ゴム手袋を装着(十分な換気状態を作りましょう)
・洗面器またはバケツに水(5L)とキャップ1~1.5杯のキッチンハイターを入れてよく混ぜる
・ボールペンのついた衣類をつけ置きする(10分〜30分程度放置)
・すすぎ洗いをしましょう
・通常通り、洗濯機で洗濯します

注意点としては、色柄物や素材によっては、ハイターによって色落ちや生地の傷みが起こる可能性があります。事前に目立たない部分で色落ちテストを行ってください。

ハイターは強い漂白力があるため、長時間浸け置くと生地が傷む可能性があります。10分以上浸け置く場合は、こまめに様子を見ましょう。洗濯機を回す場合は、他の衣類を汚さないために、単体で洗濯しましょう!

ボールペンのシミ抜きに激落くんを使う場合

時間がたったボールペンシミは、インクが乾いて固まってしまうため、落としにくくなります。しかし、激落ちくんを使えば、ある程度落とすことが期待できます。

激落くんでボールペンのシミを落とす方法
・ボールペンシミの裏側にタオルを当てます
・ボールペンシミの上に激落ちくんをスプレーします
・10分ほど放置します
・タオルを使って、シミを叩き出します
・水で洗い流します

ハイターと同じく、色落ちする可能性があるため、目立たない部分で試してから使用しましょう。また長時間放置も生地を傷める可能性があるため、10分程度を目安にしましょう。

合皮についた油性ボールペンの落書きを消す方法は?

合皮素材についたボールペンには、「消毒用エタノール」「洗濯用洗剤」を試してみましょう。消毒用エタノール、または洗濯用洗剤をティッシュや布に染み込ませて、汚れを拭き取ります。

どちらの方法も、汚れが落ちにくい場合は、何度か繰り返して試してください。なお、合皮の素材によっては、消毒用エタノールや洗濯用洗剤で色落ちする場合があります。そのため、目立たないところで試してから使用しましょう。

白衣についたボールペンのシミを消す方法は?

白衣についた油性ボールペンインクには「消毒用エタノール」「除光液」と試してみましょう。

白衣に付いてボールペンのシミを消す方法
・インク染みで汚れた部分の下に、きれいな布を1枚当てます
・汚れた部分に消毒用エタノールまたは除光液を少しずつ垂らし、その上から当て布を置き、裏からたたいて当て布にインクを写し取ります
・時間が経ったシミの場合は、30分〜2時間程度放置しておきましょう
・インクが写り取れたら、当て布を裏返し、インクが写りつかないようにして、汚れた部分を軽くたたきます
・インクが落ちるまで繰り返します

消毒用エタノールや除光液は、繊維を傷めてしまう可能性があるので、強くこすらないようにしましょう。白衣の素材によっては、消毒用エタノールや除光液が変色や色落ちの原因になる場合があるので、事前に目立たない部分で試してから使用してください。

マットについたボールペンの落書きの落とし方は?

マットに付いた油性ボールペン汚れの落とし方は、以下のとおりです。

マットについた油性ボールペンの落とし方
・汚れをなるべく広げないように、ティッシュやキッチンペーパーで優しく押さえ拭きします
・消毒用エタノールをしみこませた綿棒やティッシュを、汚れの上から軽く押し当てます
・汚れが浮き出てきた部分を、ティッシュで拭き取ります
・汚れが落ちきらない場合は、2〜3の工程を繰り返して落とします
・最後に、水拭きをしてエタノールを拭き取ります

マットは布製のものが多いため、油性ボールペン汚れが付いた場合は、なるべく早く落とすことが大切です。時間が経つと、汚れがしみ込んで落としにくくなります。

消毒用エタノールは、油性ボールペンの汚れを落とすのに効果的な洗浄剤です。ただし、マットの素材によっては、色落ちや変質の恐れがあるため、目立たない部分で試してから使用してください。

木製机(木)のボールペンの落書きを消す方法は?

木製机についた油性ボールペンの落書きを消すには、以下の方法が有効です。

木製机のボールペンを消す手順
・落書きの上に、綿棒に少量の無水エタノールをつけて、トントンと叩く
・落書きが浮き出てきたら、メラミンスポンジで優しくこする
・乾いた布で拭き取る

無水エタノールは、油性インクを溶かす効果があります。綿棒でトントンと叩くことで、インクが浮き出てきて、メラミンスポンジでこすり落としやすくなります。

また、除光液を使う方法もあります。除光液は、無水エタノールよりも油性インクを溶かす力が強いため、落書きが落ちにくい場合は、除光液を使うとよいでしょう。ただし、除光液は木材の塗装を傷める可能性があるため、注意が必要です。

壁紙へのボールペン落書きにキッチン泡ハイターは使える?

キッチン泡ハイターは、壁紙のボールペン落書きを落とすのに効果的です。ただし、壁紙の種類によっては、色落ちや変色の恐れがあるため、目立たない場所で試してから使用するようにしましょう。

キッチン泡ハイターで壁紙のボールペン落書きを落とす方法
・落書き部分をよく湿らせる
・キッチン泡ハイターを落書き部分に塗る
・10分ほど放置する
・スポンジや布で落書き部分をこすり落とす
・薬剤が残らないように、完全に拭き取りましょう(十分な換気を忘れずに)

落書きが落ちにくい場合は、キッチン泡ハイターを塗る時間を長くしたり、スポンジや布でこすり落とす力を強くしたりしてみてください。また、キッチン泡ハイターを使用した後は、壁紙の表面を水拭きして残ったキッチン泡ハイターを完全に拭き取るようにしましょう。

記事のまとめ:ボールペンの落書きを消す方法について

ここまでボールペンの落書き汚れや、不意に付いてしまった汚れへの対処方法をご紹介しました!まずは素材は、油性か水性かの確認をしてえ、適切な手順で掃除を試してみましょう!

薬剤を使う場合は、ゴム手袋や室内の換気を忘れずに。そして壁紙やモノに水分や洗剤が残らないように十分に乾かすこともポイントです。慎重に作業をして、ぜひお掃除にチャレンジしてみましょう!

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この記事の参考文献

株式会社永大ハウス工業
株式会社テンイチ
サニクリーン

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