出雲大社参拝にダメな服装はこれ!男性・女性の適した服装は?

神社参拝中の着物の女性

出雲大社参拝でダメな服装とは?この記事では神社参拝で避けたい服装、男性と女性別の正しい服装、色への配慮や夏や冬の季節の違いによる服の選び方をご紹介します!また出雲大社参拝の正しい作法、お守り、お賽銭、御朱印、ご祈祷などのルール、ご利益など大切なことをお伝えしますので、最後までご一読ください。

目次

出雲大社とは?なぜ神様が集まるの?

出雲大社は何の神様を祀っているの?

出雲大社は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っています。大国主大神は、日本神話において国土を開拓した神様として知られていて、因幡(いなば)の白兎の神話でも有名な神様でもあります。

出雲大社は、日本一の縁結びの神社としても知られています。これは、大国主大神が「縁結び」の神様として信仰されていることに由来しています。

出雲大社(大国主大神)のご神徳
・国土開拓
・縁結び
・子授け
・夫婦和合
・五穀豊穣
・養蚕守護
・病気平癒
・商売繁盛
・交通航海守護

なぜ神様が出雲大社に集まるのか

出雲大社に神様が集まる理由として、3つの説が挙げられます。

理由
国土の平安と豊穣を祈るため

出雲大社は、日本最大の神社であり、全国の神々が集まる場所とされています。旧暦10月は「神無月」と呼ばれ、全国の神々が出雲大社に集まる「神在月」とされています。神々は、出雲大社で国土の平安と豊穣を祈る会議を行い、翌年の豊作や人々の幸せを願うために集まると言われています。

理由
神々が神聖な地と捉えているため

出雲は、古くから神聖な地として崇められてきました。出雲大社は、国譲り神話の舞台であり、大国主大神が祀られています。また、出雲には多くの神社や遺跡があり、神々の存在を感じる場所がたくさんあります。そのため、神々は出雲を神聖な地として、集まる場所としてきたと考えられます。

理由
イザナミノミコトの法事のため

出雲は、イザナミノミコトのお墓がある場所とも言われています。イザナミノミコトは、日本神話の創造神であるイザナキノミコトの妻であり、火の神を産んだ際に亡くなりました。そのため、神々はイザナミノミコトの法事のために、出雲に集まるという説もあります。

以上のことから、神様が出雲大社に集まる理由は、単一ではなく、複数の説が存在します。しかし、いずれの説も、神々が出雲を特別な場所として、集まる場所と考えてきたことを示しています。

出雲大社の神様はいつまでいるのか

出雲大社の神様は、旧暦10月10日から17日までの8日間、出雲大社に滞在します。2023年の場合は、11月22日から11月29日までの8日間です。

神様は、旧暦10月10日に「稲佐の浜」で迎えられて出雲大社に到着し、17日に出雲からお発ちになります。出雲大社では、この期間中に神在祭という神事が行われます。出雲大社の神様は、全国の神様が集まる場所とされており、縁結びの神様としても知られています。

出雲大社って呼ばれないと行けないの?呼ばれる人とは?

出雲大社には「呼ばれる人」「呼ばれない人」という考え方が広まっています。日常生活の中で「出雲大社」という言葉を見たり聞いたりするようになったら、参拝のタイミングだと言われています。出雲大社に「呼ばれる」とは、神様から愛され、ご加護を受け導かれていることを意味しています。

出雲大社に呼ばれているサイン(代表的なもの)
・出雲大社のことをよく考えてしまう
・出雲大社に関する夢を見る
・出雲大社に関することを偶然目にする
・出雲大社に縁のある人や物に出会う
・出雲大社近くにたまたま用事ができた
・出雲大社の名前を何度か聞く(話に出る)
・出雲大社に行きたいという気持ちが強く湧いてくるなど
・直近で雲間から光が差す光景や綺麗な虹を目撃した

これらのサインを感じたら、それは大国主大神からのメッセージかもしれません。大国主大神は、あなたの人生に何かしらの変化をもたらしたいと考えているのかもしれません。

もし出雲大社に呼ばれるサインを感じたら、ぜひご挨拶に行ってみましょう。大国主大神があなたの人生に幸せをもたらしてくれるはずです。

出雲大社に行かない方がいい人っているの?行けない人とは?

行っては行けない人がいるという訳ではなく、何らかの理由で「行きにくくなる」ことがあります。それを「呼ばれていない」「行っては行けない」と解釈をする場合があります。

出雲大社に行かない方がいいサイン
・天気が大荒れになる
・予定を立てようとしたが、スムーズに進まない
・一緒に行こうとした方が行けなくなってしまった
・数日前に急な体調不良になっている(当日も辛い状況)
・交通機関のトラブルなどで、大幅に遅れが出ている
・電子機器(スマホ・PCなど)のトラブルが続いているなど

これらのサインは神社から警告を受けている、神様からの何らかのメッセージの可能性があります。また参拝中(参拝後)に、心身に不調をきたす場合は、神社からのご利益を受けられないことを示していると考えられています。

ライフハック+編集長

これらのサインが出たからといって必ずしも出雲大社に行ってはいけないわけではありません。神社を敬う気持ちを持って、自分の体調や心の状態をよく考えて判断することが大切です。

出雲大社(神社)に着て行ってはいけないダメな服装は?

神社参拝に適した服装は?着て行っては行けないダメな服装とは?

出雲大社に参拝する際の服装は、特に指定はありませんが、神様にお会いするのに失礼がない服装が良いとされています。カジュアル過ぎない服装が望ましいです。

露出の多い服装は避けましょう

肌の露出が多い服装は、神様に失礼にあたると考えられるため、避けましょう。半袖、タンクトップ、ミニスカート、ショートパンツなどは避け、長袖や膝丈以上のスカートやスラックス系のパンツがおすすめです。

サンダル(スリッパ)やラフ過ぎる服装は避けましょう

サンダルやスリッパは、神聖な場所を歩くにはふさわしくないと考えられています。靴を履いて参拝しましょう。またジャージやカーゴパンツ、ダメージジーンズなど、ラフ過ぎる服装での参拝も控えるようにしましょう。

動物の殺生を連想させる柄は控える

神社は不浄を嫌うため、動物の殺生を連想させるヒョウ柄などのアニマル柄やレザーバッグ、毛皮はなるべく避けましょう。派手な服装や露出も避け、神様に対して失礼のない服装をするのがベストです。

帽子(キャップ)やサングラスは外す

帽子(キャップ)やサングラスは、神様への敬意を表すために脱ぎましょう。夏場で日差しが強い場合、参道を歩くときは帽子を被り、手を合わせる際は帽子やサングラスを外して拝みましょう。そして、アクセサリーの付けすぎや主張が強すぎるデザインも控えましょう。

出雲大社の参拝にオススメの服装

男性の服装
・襟付きのシャツやポロシャツ
・長ズボン(短パンは不可)
・スニーカーや革靴など、歩きやすい靴

女性の服装
・襟付きのブラウスやワンピース
・スカートやパンツ(短パンは不可)
・スニーカーやパンプスなど、歩きやすい靴

出雲大社への参拝は、神様への敬意を込めて、清潔感のある服装で臨みましょう。また、季節や天候に合わせて、防寒対策や雨具を用意しておくと、安心して参拝を楽しむことができます。

出雲大社の八足門特別参拝の服装は?

八足門特別参拝とは?

出雲大社 八足門特別参拝とは、通常は立ち入ることができない八足門の内側に立ち入り、国宝の御本殿を間近で見学できる特別な参拝プランです。

八足門特別参拝では、神職による出雲大社の御由緒や遷宮などについて解説を聞きながら、御本殿を間近で見学することができます。また、特別参拝の参加者全員に、出雲大社平成の大遷宮にまつわる記念品が授与されます。

八足門特別参拝の服装は?

特別参拝のイベントでは、普段以上に服装には注意をしたいものです。正装までしなくていいですが、襟付きシャツ・ジャケットなど上着がある方が望ましいです。通常参拝と同じく、NGな服装は控えて参加しましょう。

神社参拝の服装で季節の違いは?夏・冬のコーディネート

ここでは、出雲大社を筆頭に、神社参拝のおすすめコーデをご紹介します。

夏の参拝コーディネート

神社は神聖な場所であるため、服装にもマナーがあります。夏は暑いため、涼しく過ごせる服装を選びたいところですが、露出が多い服装は避けましょう。

夏の神社参拝で避けたい服装
・ショートパンツ、ミニスカート、タンクトップ、ノースリーブ、オフショルダーなどの肌を露出する服装
・ジャージやカーゴパンツなどラフ過ぎる服装
・サンダルやミュールなどのつま先の見える靴
・派手な柄や色の服装

夏の神社参拝におすすめの服装
・膝丈以上のスカートやパンツ
・七分丈や長袖のトップス
・パンプスやスニーカーなどのつま先が隠れる靴
・落ち着いた色合いの服装

女性のコーディネート例
・膝丈スカートに、七分丈のブラウスやシャツを合わせたコーデ
・パンツスタイルに、長袖のTシャツやカットソーを合わせたコーデ
・ワンピースに、カーディガンやストールを羽織ったコーデ

また、神社によっては、参拝前に靴を脱ぐところもあります。そのため、靴下を持参しておくと安心です。これらのコーデは、夏でも清潔感があり、露出を控えることができます。また、神社の雰囲気にも合うので、安心して参拝することができます。

冬のコーディネート


冬場のおすすめ服装を紹介します。あまり厚着をさせすぎると、基礎体温が高いため汗をかきやすくなり、かえって健康を害する恐れがあるので注意が必要しましょう。通気性の良い服を選んだり、脱ぎ着しやすい上着でこまめに体温調節をしてあげることが大切です。また女性は、黒や紺色、肌色のタイツを選びましょう。

冬の神社参拝におすすめの服装
・コートやマフラーなどの防寒具を着用する
冬の神社は冷え込みが厳しいため、しっかりと防寒対策をしましょう。
・シンプルで落ち着いた色合いの服装にする
神社は神聖な場所であるため、派手な色合いの服装は避けましょう。
・靴はスニーカーやブーツなどの歩きやすいものを選ぶ
神社は境内が広い場合もあり、歩きやすい靴を選ぶと便利です。

赤ちゃんや幼児を連れて参拝する場合
・抱っこ紐やベビーカーを用意する
境内が広い場合や、参拝に時間がかかる場合、抱っこ紐やベビーカーがあると便利です。
赤ちゃんや幼児が動きやすい服装にする
神社は境内が広い場合もあり、赤ちゃんや幼児が動き回る場合もあるため、動きやすい服装を用意しましょう。

出雲大社の服装でスニーカーはOK?

出雲大社ではスニーカーはOKです。ただし、派手なものは控えましょう。本殿拝観時には、靴を脱いで、大社が用意したビニール袋に入れて持ち歩きます。

神社にはドレスコードのような決まりはありませんが、清潔感のある服装を心がけることが大切です。スニーカーは、カジュアルな服装に合わせやすいので、参拝の際にもよく選ばれています。スニーカーの色は、白や落ち着いた黒や紺色がベターです。またスニーカーの柄物もなるべく控えて、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。

神社参拝の服装で「色」への配慮や注意は?白色は?

神社参拝時の服装の色は、一般的に「落ち着いた色」が望ましいとされています。具体的には、黒、紺、茶、グレーなどの無地や、落ち着いた色合いの柄物が適切です。

もし男性でスーツを着る場合は、中に着るシャツは「白色」が望ましいです。夫婦で参拝する場合、男性がスーツであれば、女性も同等の服装選びが望ましいでしょう。女性の正式参拝時の服装は、男性と同じく落ち着いた色のスーツやワンピースです。

神社参拝の服装で迷ったら「白色」が最も無難なカラーです。白は清浄を象徴する色なので、神社参拝の服装として適しています。白のワンピースやブラウス、パンツなどを着用するとよいでしょう。また、白のストールやスカーフなどを身につけるのもおすすめです。

神社参拝で「服装」に気を遣うこととスピリチュアルな関係

「服装」に配慮することは、スピリチュアル的にも大切な行為です。神社参拝は、ご利益を願うための行いです。ご利益を高める効果があるとされる服装としては、今まで紹介したオススメの服装に加えて「和服」「着物」「清潔感のある洋服(スーツ生地)」「白や金色などの縁起の良い色の服装」などが挙げられます。

ライフハック+編集長

神社参拝は、無理にフォーマルな格好を選ぶ必要もありません。自分にとって心地よい場所で、自分らしく過ごすことが大切です。神聖な場所であることは忘れずに、最低限の礼儀を守った服装を心がけましょう。

出雲大社参拝前に知っておきたいこと!時間・入館料・お守り

出雲大社は何時から入れる?午前と午後はどちらがいい?

午前6時から午後8時まで参拝することができます。ただし、御本殿より北側は午後6時30分までしか行けません。出雲大社の境内全体に入れるのは午前6時から午後6時30分までです。御本殿のみ参拝したい場合は、午後8時まで入れます。

神社参拝のオススメ時間は、ズバリ「午前中」です。朝早い時間帯だと、尚良いと考えられています。また、神社は神様の家であるため、夜の訪問は失礼になるという考え方もあります。

もちろん、午後でも参拝することは可能です。また夕方の参拝では、夕暮れ時の出雲大社が幻想的な雰囲気が漂い、また違った魅力を感じることができます。出雲大社に参拝する際は、閉門時間も決まっているので、余裕を持って早めの時間に参拝しましょう。

出雲大社の参拝所要時間は、サクッと参拝なら40分、正式参拝ルートで1時間~1時間半、じっくり参拝方法だと2~3時間ほど見積もっておきましょう。

出雲大社の入館料はいくら?観光するにはいくらかかる?

出雲大社の拝観料は無料です。宝物殿の拝観料は、大人300円、学生200円、小中学生100円です。出雲大社の本殿は国宝に指定されており、拝観料は無料です。境内には拝殿や神楽殿、神門通りなど、無料で参拝できる場所が多数あります。

出雲大社の御朱印代はいくら?

出雲大社の御朱印の初穂料は、300円(令和5年1月1日~500円)と決められています。御朱印の初穂料は、お気持ちでお納めくださいと言われたら、300円でもいいし、500円を納めても大丈夫です。

御朱印帳の初穂料は、白地・紺地とも 1,200円です。御朱印の初穂料のお渡しには、お釣りは出ない様、小銭の準備をして訪れましょう。

出雲大社のお守りは何円?出雲大社でしか買えないお守りがある?

出雲大社のお守りの値段は、500円〜1,500円です。お守りの授与所は、八足門横の「御守所(授与所)」と「神楽殿(かぐらでん)」にあります。土日祝日や正月期間中は、拝殿の向かい側、銅鳥居を入ったところの広場にも臨時で授与所が開設されます。

出雲大社のお守り料金
・小さなお守り:500円
・縁結びお守り:1,000円
・学業守:1,000円
・壮気健全守:1,000円
・長寿守:1,000円
・安産守:1,000円
・うさぎ縁結びお守り:1,500円

また通常のお守りに加えて。出雲大社でしか買えないとされるお守りもあります。

出雲大社でしか買えないお守り

蘇御守
60年に一度の大遷宮の際に授与されるお守りです。60年間神様がいらした社殿の屋根材(ヒノキの皮)を使ったものが入っており、願い事を何でも一つだけ叶えてくれると言われています。

神在祭限定お守り
毎年10月10日から17日にかけて行われる神在祭の期間中のみ授与されるお守りです。赤・紫・緑の3色から選ぶことができます。

お守りは、神社本殿に祀られている御神体の分身であると考えられています。そのため、お守りの中身を見るのはNGです。お守りは、白い清潔な布の上や簡易神棚、お札立てなどに置き、清潔な状態を保つようにしましょう。

出雲大社でのご祈祷の料金は?

出雲大社のご祈祷料は、5,000円、8,000円、10,000円以上です。ご祈祷の料金は、神様への感謝の気持ちを表すものです。そのため、お気持ちで金額を決めるのが一般的です。

ご祈祷とは、神様に願いごとをお伝えし、お祈りをする儀式です。ご祈祷の種類は、神恩感謝、病気平癒、厄年祓除、良縁、婚約御礼、学業成就など、さまざまな願いのなかから選びます。

ご祈祷の申込場所は、出雲大社の拝殿に向かって左手側にある「社庁舎」の1階です。御祈願申込書を記入する机と椅子が用意されているので、そちらで必要事項を記入します。受付に申込書を持っていくと、祈願料をいくらにするか聞かれます。

ご祈祷の後は、個人や団体に関係なく授与品、いわゆる「おさがり」がいただけます。授与品は御祈祷の初穂料(奉納した金額)によって異なり、初穂料が多い方がその分、授与品が多くなります。

出雲大社に行く前に参拝する神社は?稲佐の浜との関係

出雲大社に行く前に参拝する神社は、以下の2つがおすすめです。

稲佐の浜(砂の交換)

稲佐の浜は、出雲大社の裏手にある海岸で、日本各地から八百万の神々が降臨する神聖な場所として知られています。出雲大社に参拝する前に、稲佐の浜で砂を採り、出雲大社の「素鵞社」の砂と交換するのが、出雲大社の参拝の定番とされています。稲佐の浜の砂は、厄除けや家内安全のご利益があるといわれています。

美保神社

美保神社は、島根県松江市にある神社で、えびす様の総本宮として知られています。出雲大社は、縁結びの神様として有名ですが、美保神社は、商売繁盛の神様として有名です。出雲大社と美保神社を一緒に参拝することを「両参り」といい、縁結びのご利益がさらに高まるとされています。

また、出雲大社は、鳥取県境港市にある「足立神社」と神領を接しています。足立神社は、出雲大社と境を接する唯一の神社で、出雲大社の「素鵞社」と同様に、八百万の神々が降臨する神聖な場所として知られています。足立神社を参拝することで、出雲大社への参拝がより特別なものになるでしょう。

なお、出雲大社への参拝は、稲佐の浜で砂を採ってからが一般的です。そのため、稲佐の浜を先に参拝することをおすすめします。

出雲大社には何羽のうさぎがいるの?

出雲大社境内には66羽のうさぎの石像があります。出雲大社には、神話「因幡の白兎」にちなんで、ウサギの像が設置されています。大国主大神が困っていたうさぎを救ったという伝説があるためです。その伝説をモチーフに、境内にはウサギの石像が設置されています。

ウサギの石像は、御本殿裏・神苑・神楽殿周辺・祖霊社など、境内のいたるところに点在しています。出雲大社を参拝する際には、ぜひウサギたちを探してみてください。

出雲大社のうさぎを待ち受けにすると、縁結びの神様とも言われ、強運になると言われています。特に2023年はうさぎ年でその恩恵は特別なものでしょう。

ライフハック+編集長

縁結びとは、恋愛だけでなく、いい出来事との出会い、仕事上のいい人や出来事との出会いなど全般に通じているとされています。

出雲大社参拝のお作法について

出雲大社の正式な参拝作法は?

出雲大社の正式な参拝作法は「二礼四拍手一礼」です。出雲大社の参拝は、一般的な神社と異なり、二礼四拍手一礼が正式な作法とされています。二礼四拍手は、毎年5月14日の例祭(勅祭)のみに行われていた作法ですが、1963年(昭和38年)に現在の拝殿が建立された際に、日常的な参拝でも二礼四拍手を行うように変更されました。

出雲大社の参拝方法(手順)
・手水舎で身を清める
・拝殿前に進み、一礼する
・二礼(深く頭を下げる)
・四拍手(両手を合わせて、胸の前で左から右に4回叩く)
・一礼(深く頭を下げる)

二礼四拍手一礼の意味
・二礼:神様と対面する
・四拍手:神様を讃える
・一礼:神様に感謝する

出雲大社を参拝する際は、これらの作法を心がけてお参りしましょう。なお、出雲大社境内の全ての社殿は、拝殿と同じ作法で参拝します。

出雲大社で不思議な体験をした人もいる?

出雲大社は、毎年200万人以上が参拝する神社です。参拝者の中には、不思議な体験をした人も多く報告されています。「夢の中に出雲大社が出てくる」「鳥居をくぐった後、不思議なパワーを感じた」「手を合わせた時に、強い風(光)を感じた」「お参り後に、良いことが起こった」など。

出雲大社では、社殿は南向きですが、御神座は西向きです。御神座が西向きである理由については諸説ありますが、御鎮座地から「西」の方角を検証すると、出雲大社と深く結びつく要因が浮かび上がってくると言われています。

不思議体験をしやすいスポットとして「稲佐の浜」「素鵞社」「縁結びの碑」「大国主大神の石像」など、たくさんの場所が報告されています。

出雲大社のお賽銭の金額は?縁起の良い語呂合わせがある?

出雲大社では、お賽銭の金額に決まりはなく、神様への感謝の気持ちを込めて奉納するものとされています。お賽銭の金額には、縁起が良いとされる金額があります。

お賽銭で縁起が良い金額
・5円:ご縁がある
・11円:いい縁がある
・20円:二重に縁がある
・25円:二重にご縁がある
・41円:始終いい縁がある
・45円:始終ご縁がある
・50円:五重の縁がある
・55円:五重にご縁がある

これらの語呂合わせは、一つの考え方、捉え方で、大切なのは心を込めてお賽銭を納めることです。お賽銭は、神様へのお供えや祈願成就のお礼として、感謝の気持ちを込めて奉納しましょう。

また、出雲大社のお賽銭箱には「投げ入れ口」が設けられています。投げ入れるのは礼儀としてよくありませんので、できるだけ丁寧に、置くように奉納しましょう。

出雲大社に夫婦で行くとどうなる?

出雲大社は、日本の国づくりの神様であり、すべての縁の結びを司る神様として信仰されています。そのため、夫婦で出雲大社に参拝すると、夫婦円満や子宝、家族の幸福などのご利益を授かると言われています。

出雲大社に夫婦で行くことのご利益
・夫婦の絆を深める
・夫婦関係を改善する
・夫婦円満を保つ
・子宝に恵まれる
・家族の幸福を守る

もちろん、出雲大社に参拝すれば必ずこれらの効果が得られるわけではありませんが、夫婦で参拝することで、お互いの思いを神様に伝え、二人の絆をより深めることができます。またポイントとしては「夫婦で一つ、同じお願い事を心を込めてお伝えする」「家庭用にお守りを購入する」「御朱印を頂く」ことを試してみましょう。

お守りは、神様からの守りであり、御朱印は参拝の証です。二人で大切に保管しておきましょう。出雲大社は、夫婦にとって特別な思い出を作ることができる場所です。夫婦円満や子宝、家族の幸福を願う方は、ぜひ出雲大社への夫婦参拝を検討してみてはいかがでしょうか。

出雲大社のお守りはどこにつける?

出雲大社のお守りは、基本的には身につけて持ち歩くのが一般的です。具体的には、首から下げる、鞄や財布に入れるなどの方法があります。

首から下げる場合は、ストラップや紐などを使って、首の後ろや胸元にかけます。鞄や財布に入れる場合、肌身離さず持ち歩けるように、ポケットや内側に収納します。

また、出雲大社の中には、御神札や御守を神棚におまつりする人もいます。その場合は、神棚の中央に立てかけたり、神具と一緒に収納したりします。お守りを携帯できないときは、高い位置で、明るくて視界に入りやすい場所に置いておくことができます。

なお、出雲大社のお守りは、種類によって持ち歩き方が異なります。例えば、肌守りと呼ばれるお守りは、直接肌に触れるように身につけましょう。また、交通安全のお守りは、車やバイクに貼ったり、鞄に入れて持ち歩いたりします。

ライフハック+編集長

出雲大社のお守りは、神様のご加護を授かるためのものです。大切に持ち歩いて、神様の御心に沿った生き方を心がけましょう。

記事のまとめ:出雲大社参拝のダメな服装とは?

ここまで出雲大社参拝のダメな服装、正しい服装を中心にご紹介をしました。出雲大社に限らず、神社参拝では神聖な場所として、最低限の身だしなみには注意をしましょう!

心の現れが、服装にも出ると言われますよね。無理に頑張り過ぎる必要はありません。神様を敬う気持ちを持って、服装選び、身だしなみ、また参拝作法を意識して、気持ちの良い神社巡りを行ってみてください。

この記事の参考文献

出雲大社公式HP
出雲観光ガイド
近畿日本ツーリスト
しまね観光ナビ

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