【3手順】財布についた黒ずみの落とし方のSTEPとは

長財布

財布は、日常生活に必要な物ですので、あなたもきっとお気に入りの財布を持たれていると思います。しかし、毎日使う物だからこそ、黒ずみ等の汚れが付着しやすいです。

そこで今回は、財布に付いた黒ずみの落とし方、ポイントや注意点をご紹介します。






【3手順】財布についた黒ずみの落とし方のSTEPとは


1)汚れの原因って?財布の黒ずみの原因とは

財布の黒ずみの原因は、主に手垢です。メンテナンスを行わずに長年使っていると、手垢が蓄積して黒ずみを作り出してしまいます。

又、皮製品の場合は、摩擦により塗膜が剥がれる事で、より汚れやすくなってしまいます。財布の黒ずみは、この2つの理由により、どんどんひどくなってしまいますので、定期的な掃除やメンテナンスが必要なのです。

2)財布の黒ずみの掃除に準備したいアイテム

(1)

革財布の場合は、綺麗な柔らかい布を用意して下さい。ガーゼや綿100%のメンズのシャツがオススメです。合皮や布財布の場合は、タオルや布巾等でも構いません。又、合皮財布を掃除する際は、2枚の綺麗な布を用意しましょう。

(2)中性洗剤

普段使われている食器用洗剤で構いません。合皮や布財布に付いた汚れを拭き取る際に必要です。革製品の場合は、洗剤を使いませんので、用意しなくても良いです。

3)財布の黒ずみの落とし方を解説!3ステップとは

(1)皮財布の場合

・ステップ1:布を濡らす

柔らかい布を水で濡らし、しっかり絞って水気をできるだけ抜く。

・ステップ2:拭き取る

力を入れずに優しく汚れを拭き取る。

・ステップ3:乾かす

直射日光の当たらない場所で、陰干しする。

(2)合皮の財布の場合

・ステップ1:中性洗剤を水で薄める。

お茶椀やボウルに中性洗剤を少量入れ、水で薄める。

・ステップ2:拭き取る

布に中性洗剤入りの水を含ませてよく絞り、財布に付着した汚れを拭き取る。

・ステップ3:再度拭き取る

水で濡らし良く絞った布で、財布に残った中性洗剤を拭き取る。

(3)布の財布の場合

・ステップ1:中性洗剤を水で薄める

お茶椀やボウルに中性洗剤を少量入れ、水で薄める。

・ステップ2:汚れを落とす

布に中性洗剤入りの水を含ませてよく絞り、財布に付いた汚れをたたきながら落とす。

・ステップ3:乾かす

財布を広げ、水気がなくなるまで干して乾かす。

財布の手入れ

4)3種類のタイプ別の落とし方の違い

上記で記載した様に、財布には主に皮財布・合皮財布・布財布の3種類があります。この3つの掃除方法の違いを記載します。

(1)皮財布

合皮財布や布財布は、洗剤を薄めた水で汚れを除去する事ができますが、皮財布は洗剤を使用せずに汚れを拭き取るだけにしましょう。

又、皮財布は非常に水気に弱いですので、十分に絞り、水気がほとんどない布で拭き取るのがポイントです。さらに、ドライヤーや直射日光で乾かさない事も、皮財布の掃除のコツです。

(2)合皮財布

そして、合皮財布は比較的水気に強いです。よって、洗剤を含ませた布で汚れを除去し、水拭きで洗剤を拭き取るだけで掃除は完了です。財布に残った水気が気になる場合は、キッチンペーパーや乾いたタオル等で拭きとると、綺麗になります。

(3)布財布

最後に布財布ですが、こちらは洗剤を含ませた布で、叩きながら汚れを落とす事がポイントです。布に汚れを移すイメージでたたき拭きして下さい。

これが、3タイプ別の掃除のポイントです。簡単に掃除できますので、ぜひ試してみて下さい。

5)ここに注意!財布の掃除で注意すること

(1)革製品は水濡れに注意

水濡れは皮製品にとって、命とりです。湿った布で拭き取る際も、水分の含ませ過ぎには注意して下さい。

もし、メンテナンスの際に水が付着してしまった時は、乾いた布で濡れた部分を拭き取り、陰干しして下さい。決して、直射日光に当てたり、ドライヤーで乾かす様な事はやめましょう

(2)洗剤を直接付けない

合皮財布や布財布は、中性洗剤で汚れを落とす事ができますが、面倒だからと言って、財布に直接洗剤を付けないで下さい。

洗剤と汚れが混ざり、財布にシミをつくってしまう可能性がありますし、洗剤の泡を落としきれなくなる事も考えられます。必ず、洗剤を水で薄めてタオル等に含ませてから、財布の掃除を行いましょう。

6)財布を綺麗に使うメンテナンスのコツとは?

財布の汚れは、年月が経過する度に落としにくい汚れになってしまいます。よって、1週間に1回・10日間に1回等、定期的にメンテナンスする習慣を付けましょう。

汚れが付いたばかりですと、乾いた布やクロス等で優しく拭き取るだけでも綺麗になります。拭き取る際に使用する布は、なるべく柔らかいものを使いましょう。綿100%のシャツやガーゼ等がオススメです。

又、皮財布の場合は、防水スプレーや保皮油等を塗っておくことで、汚れが付きにくくなります。頑固な汚れになる前に、定期的なメンテナンスでお気に入りの財布を綺麗なままキープしましょう。

7)汚れがひどい場合に!業者さんに依頼できる?

(1)どこに持っていけば良い?

財布のクリーニングには、皮製品専用のクリーニング屋さんに依頼すると良いでしょう。お住まいの地域にあるクリーニング屋さんを調べてみましょう。そこに持っていくと、クリーニングしてくれます。又、財布の宅配クリーニングも存在します。まず業者に依頼し、財布を指定の住所宛に送ります。

そして、見積もりを行い、その内容で良いなら契約成立です。クリーニングが完了次第、自宅へ送り届けてくれるという便利なサービスです。利用しやすい方を選びましょう。

(2)相場・期間とは

お店やクリーニングのコースによって相場は違いますが、5,000円~20,000円程度でクリーニングできるでしょう。又、期間もお店によって変わってきますので、依頼する前に仕上がりの大体の日付を聞いておく事をオススメします。

(3)依頼する際の注意点とは

近年では、普通のクリーニング店に依頼しても、財布をクリーニングしてくれる店が増えています。しかし、何かミスがあった場合でも保証はできませんという制約所を書かされる事があります。又、あまり汚れが落ちないという意見もありました。

よって、財布専用のクリーニング店に依頼した方が、値段はかかりますが、確実に綺麗になるでしょう。そして、財布専用のクリーニング店に依頼する際は、口コミ等で実績の高い業者を調べておきましょう。






今回のまとめ

1)財布の黒ずみの主な原因は、手垢と経年劣化によるものである

2)財布の黒ずみ掃除には、綺麗で柔らかい布と中性洗剤があれば行える

3)革製品は水気に十分注意してメンテナンスを行う

4)財布は汚れが蓄積する前に、こまめなメンテナンスで汚れを防ぐ必要がある

5)財布の汚れが落ちない場合や高価な財布の場合は、評価の高い財布専用のクリーニング店を利用すると綺麗に汚れを落とす事ができる