すぐ物をなくす人必読!6ステップと具体的な33のアイディア

洋服 畳む 主婦

すぐ物をなくす!とお困りの方へ。物をなくしやすい人、なくしにくい人では違いがあります。本記事では、失くし物を減らし、時間を節約し、ストレスを軽減するための実用的なヒントやデクニックをご紹介します。

整理整頓のスキルを向上させ、物をなくす問題を解決させましょう!

目次

そもそも、物をなくすとは?

「物をよくなくす」とは、物を無駄になくし、見失わないようにすることを意味しています。日常生活で物をなくすことは、時間とエネルギーの浪費やストレスの原因になります。本記事で紹介する、整理整頓や効果的な収納方法を活用し、必要な物の場所を明確にすることが重要です。

人は「探しもの」に1ヶ月76分費やしている

ライターのZIPPO社が実施した「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1か月に76分をモノを探すことに費やしているとされます。 1年間では912分(15時間12分)、人生を80年とすると72,960分(1,216時間)ということになります。この数字を見ると膨大な数字で、早く解消できると人生がより豊かになりますね。

無くしものランキング1位は携帯

米国カリフォルニア州に拠点を置くTrackR, Inc.(CEO: ネイト・ケリー)は、Bluetooth®を利用して落し物を追跡するIoT製品を提供しており、この度、20代から60代の男女2,350人を対象とした「探し物に関する調査」をインターネットを通じて実施しました。その結果が以下です。

・実際に1年間で最も頻繁に見つからなくなる物は「携帯電話」
・家の中でよく見つからなくなる物は、1位が「ペン」で2位が「携帯電話」
・見つからなくなる物において、男性の1位は「充電器」であり、女性の1位は「財布」
・日本の人々は年間約1週間(約145時間)を探し物に費やしている
・日本国内で失くされる物の総額は、年間約1.7兆円
・約8割の人が失くした物を探している時間を無駄だと感じている

最も身近な携帯、ペン、財布が上位に入っています。皆さんも、1度は無くした経験がきっとあるものでしょう。

「物をなすこと」と「脳」との関係は?

「物をよくなくすこと」と「脳」は関係しています。物をなくすことや見失うことは、認知的なプロセスや脳の働きと密接に関連しています。

注意と認知

物をなくすことは、注意や認知のプロセスに関わる要素です。物の場所や配置に注意を払うこと、物を思い出すための記憶や認識を活用することが重要です。これらのプロセスは脳の特定の領域や回路に関連しています。

注意の散漫さ

注意力の欠如や散漫さは、物をなくしやすくする要因です。脳が複数の刺激や情報に分散し、物の位置や状態を的確に把握することが難しくなります。

エピソード記憶

物をなくす経験は、脳のエピソード記憶に関連しています。エピソード記憶は、個々の出来事や体験の情報を取得・保持・呼び出すための脳の機能です。物の場所や見つける方法に関連する情報を記憶し、適切に呼び出すことが重要です。

感情とストレス

物をなくすことや見失うことは、ストレスや不安を引き起こす場合があります。ストレスや強い感情の状態は、脳の機能を変化させ、物を見つける能力に影響を与える可能性があります。

適切な注意力、認知戦略、エピソード記憶の活用、ストレス管理などが、物をなくすリスクを減らすために重要な要素となります!

すぐ物をなくす!考えられる5大原因

すぐ物をなくす人」の根本原因は個人によって異なりますが、以下によく見られる要因をいくつか挙げることができます。

注意力が乏しい

注意力の欠如は、物をなくす主な原因の一つです。注意散漫さや他のことに気を取られることが、物を見失う結果につながることがあります。

整理や収納が苦手

適切な整理や収納システムが欠如している場合、物が散乱してしまい見つけにくくなります。物の場所を明確にし、整理整頓することで見失いのリスクを減らすことができます。

突発的な行動

物を大切に保管せず、不注意や軽率な行動をすることも物をなくしやすくします。例えば、物を適切にしまわずに置き去りにする、急いでいて手を抜くなど、突発的な行動が挙げられます。

ストレスや心理的要因

ストレスや不安、注意散漫さなどの心理的な要因も物をなくしやすくする可能性があります。心の状態や気持ちの集中度が物の管理に影響を与えることがあります。

そもそもの個人の性格や習慣

個人の性格や習慣も物をなくす傾向に影響を与えることがあります。例えば、散漫な性格や計画性の欠如、物を適切に管理する習慣がないなどが挙げられます。

これらは一般的な原因の一部ですが、個人の状況や環境によって異なる場合があります!

自分はよく物を無くす?セルフチェック質問20

以下は、「自分はよく物をなくしやすいかどうか」を確認するための20のセルフチェック質問です。これらの質問に対して自己評価を行ってみましょう!

・物をなくすことがよくありますか?
・日常生活で頻繁に物を見失いますか?
・持ち物の場所をよく忘れますか?
・よく検索したい物を見つけられませんか?
・あなたの部屋や仕事場は散らかっていますか?
・よく物を手放してしまいますか?
・他の人から「よく物をなくす」と言われることがありますか?
・貴重な物や大切な物をなくすことが多いですか?
・時間をかけて物を探すことがよくありますか?
・物を探す際にストレスを感じますか?
・忘れ物をすることが多いですか?
・頭の中で整理することが苦手ですか?
・集中力が続かず、注意が散漫になりやすいですか?
・整理整頓や収納が苦手ですか?
・焦って行動するため、物をなくしてしまうことがありますか?
・軽率な行動や不注意が物をなくしやすくしていますか?
・物の場所を覚えることが苦手ですか?
・物をなくすことによってストレスや不安を感じますか?
・物をなくすことが日常生活の効率性に悪影響を与えていますか?
・習慣的に物をなくす傾向がありますか?

これらの質問に対する回答を考えることで、自分が物をなくしやすいかどうかを評価することができます。自己評価の結果を受け止めて、これからご紹介するアイディアを実行してみましょう!

「すぐ物をなくす」悩みを克服する6ステップ

「探し物」を減らすための、根本的なステップをご紹介します。この手順を基本として、そこからアレンジして考えてみましょう!

STEP
整理整頓を変える

物を見失いやすい状況を改善するために、定期的な整理整頓を行いましょう。物の場所を明確にし、適切な収納方法を使用して物を整理します。

STEP
物の置き場所を変える

よく使う物や貴重な物に特定の場所を割り当てましょう。例えば、鍵や携帯電話などの必要な物は常に決まった場所に置くようにします。

STEP
ルーティンを変える

物をなくしやすい傾向がある場合、ルーティンを作ることで見つけやすくすることができます。例えば、毎日の出かける前に物のチェックリストを作成し、必要な物が揃っていることを確認する習慣を身につけます。

STEP
注意力を変える

物をなくさないためには、注意力を向けることが重要です。探し物をする際には集中し、他のことに気を取られないようにします。

STEP
ツールやアプリを変える

重要な予定やタスクを効果的なツールやアプリで管理することで、見逃しや忘れ物を防ぐことができます。

STEP
習慣を変える

物をよくなくす傾向を克服するためには、これらのステップを繰り返し続ける必要があります。習慣化するまで努力を続け、物をなくすリスクを減らすことができるようにします。

これらのステップは、物をよくなくす状況を改善するための基本的なアプローチです。次のステップでは、1ステップずつ具体的な施策をみていきましょう。自分に合うアイディアから、実行してみましょう!

6ステップ別の具体的なアイディアとヒント

STEP1:整理整頓を変える

物のカテゴリー化

物をカテゴリーごとに分類しましょう。例えば、衣類、本、文具などのカテゴリーごとにまとめます。それぞれのカテゴリーに専用の場所を割り当て、それらを整理することで物を見つけやすくします。

収納ツールの活用

収納ボックス、引き出しの仕切り、棚、ラベルなどの収納ツールを使用して整理整頓します。物を整理しやすくするために、使いやすい収納ツールを選びましょう。

断捨離

使わなくなったり必要のない物を定期的に整理しましょう。不要な物を処分することでスペースを確保し、整理しやすくなります。

毎日の習慣を作る

毎日の習慣として、一定の時間を割いて物の整理整頓を行います。例えば、寝る前や起きた後などの特定の時間帯に、部屋やデスクを整理する習慣を身につけましょう。

ラベリングする

収納ボックスや引き出しにラベルを貼ることで、中身を一目で把握しやすくします。ラベリングは物の追跡と整理をサポートする効果があります。

ルールを作る

整理整頓のルールを作りましょう。例えば、物を使った後は必ず元の場所に戻す、一度に1つの物に集中するなどのルールを定めます。

整理の頻度を決める

定期的に整理整頓を行うことで、物の乱雑さを防ぎます。週に一度や月に一度、定期的な整理整頓の時間を設けましょう。

STEP2:物の置き場所を変える

ゾーンごとの分類

部屋やスペースをゾーンに分けて、各ゾーンに特定の物の場所を割り当てます。例えば、キッチンのカウンターゾーンには調理器具やカトラリー、書斎のデスクゾーンには文具や書類など、ゾーンごとに使う物の種類に合わせて場所を設けます。

レイアウトの最適化

物をよく使う頻度や重要度に応じて、目に見えやすくアクセスしやすい場所に配置します。例えば、よく使うアイテムは目の前や手の届きやすい場所に配置し、あまり使わない物は奥や上の方に収納するなど、レイアウトを最適化します。

収納アイテムの活用

収納ボックス、引き出しの仕切り、棚やラックなどの収納アイテムを使用して、物に専用の場所を割り当てます。各アイテムにラベルを付けることで、中身を一目で把握できるようにします。

カテゴリーごとのコンテナ

特定のカテゴリー(例えば文具、化粧品、アクセサリーなど)ごとに専用のコンテナやトレイを用意し、そこに物をまとめて収納します。カテゴリーごとにまとめられた物を一括して取り出せるため、探し物を減らすことができます。

リストやマップの作成

物の場所を示すリストやマップを作成し、見える場所に掲示します。特に複数人で共有する場合や、よく使う物の場所を把握したい場合に役立ちます。

STEP3:ルーティンを変える

目標を設定する

ルーティンを作る前に、達成したい目標や取り組みたい活動を明確にしましょう。目標に応じて、どのようなルーティンが必要かを考えることが重要です。

スケジュールを作成する

目標や活動に対して、毎日や週ごとに実行する時間をスケジュールに組み込みます。具体的な時間帯や期間を設定することで、ルーティンを実行しやすくなります。

優先順位を付ける

重要な活動やタスクに優先順位を付けましょう。最も重要な活動を最初に行うことで、優先事項をクリアにすることができます。

小さなステップに分割する

大きな目標や活動を小さなステップに分割します。一度に全てを実行しようとするのではなく、小さなステップに集中して実行することで、継続性を保ちやすくなります。

STEP4:注意力を変える

集中力の維持

タスクに集中するために、静かで集中しやすい環境を作りましょう。騒々しい場所や誘惑が多い場所を避け、集中できる場所で作業することが重要です。

タスクを分割する

大きなタスクを小さな部分に分割し、一度に取り組む範囲を絞ります。小さなステップに集中することで、負担を軽減し、集中力を保ちやすくなります。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、意識的な呼吸や感覚に集中することで、注意力を鍛える方法です。短い時間から始め、徐々に瞑想の時間を増やしていくことで、集中力を向上させることができます。

デジタルデトックス

デジタル機器やソーシャルメディアから一時的に離れることで、注意力を回復させることができます。定期的なデジタルデトックスを取り入れることで、集中力の向上につながるでしょう。

タイムマネジメント

タスクを適切にスケジュールし、時間を効果的に使うことで、注意力を集中させることができます。デッドラインを設定し、時間を意識して取り組むことで、集中力を高めましょう。

STEP5:メモやアプリを変える

デジタルメモアプリの活用

スマートフォンやタブレットのデジタルメモアプリを活用しましょう。例えば、EvernoteやOneNoteなどのアプリを使用して、重要な情報やタスクをメモとして保存します。

カレンダーアプリの活用

カレンダーアプリを使って、予定やタスクをスケジュールに登録しましょう。重要なイベントや期限を設定し、リマインダー機能を使って通知を受け取ることで、忘れることなく実行することができます。

ポストイットや付箋を使う

目に見える場所にポストイットや付箋を貼ることで、リマインダーや重要な情報を視覚的に確認できます。デスクやパソコンの画面、冷蔵庫など、頻繁に目にする場所に貼り付けましょう。

リマインダーアプリの活用

スマートフォンのリマインダーアプリやタスク管理アプリを活用して、タスクや活動のリマインダーを設定します。予定された時間や場所になると通知が届き、忘れることなく実行することができます。

チェックリストの活用

メモやリマインダーとして、定期的なチェックリストを作成しましょう。例えば、毎朝や週に一度のルーティンチェックリストや買い物リストなど、必要な項目をまとめておくことで、忘れることなく実行できます。

STEP6:習慣を変える

小さなステップから始める

大きな変化を一度に実行するのは難しい場合があります。習慣化を目指す行動を小さなステップに分割し、少しずつ取り組むことから始めましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、継続するモチベーションが高まります。

意識的に予定する

習慣化するためには、実行する時間や場所を意識的に予定に組み込むことが重要です。毎日同じ時間帯や特定の状況で行うようにすると、行動が自然になりやすくなります。

記録をつける

習慣化の進捗を記録することで、自分の成長や努力を可視化できます。例えば、チェックリストや日記、アプリなどを使って実行した日数や進捗を記録しましょう。目に見える形で進捗を確認することで、モチベーションが高まります。

環境を整える

習慣化する行動をサポートするために、環境を整えることも重要です。例えば、必要な道具やリマインダーを用意したり、行動に適した場所を整えたりします。環境が行動を促すようになると、継続しやすくなります。

周囲のサポートを受ける

習慣化を目指す際には、周囲のサポートを受けることも役立ちます。家族や友人に目標や取り組みを共有し、励ましや支援を受けましょう。一緒に取り組む仲間を見つけることも励みになります。

逆算して計画する

習慣化するためには、目標の達成までの道のりを具体的に計画しましょう。目標までのステップを逆算し、期限や目標を設定します。計画を立てることで、習慣化に向けた具体的な行動を明確にできます。

ご褒美を用意する

習慣化の過程でモチベーションが下がることもあるかもしれません。その際には、自分の目標や理由を思い出し、再びモチベーションを高めることが重要です。ポジティブな言葉やイメージ、自分へのプチご褒美(食べたいもの・観たいもの・したいこと)を先に設定しておくことで、モチベーション維持に効果的です。

これらのポイントやコツを意識しながら、習慣化を目指す行動に取り組みましょう。継続的な努力と忍耐が求められますが、継続することで自然と習慣となり、目標の達成に近づくことができます。

最後に、物をなくすことはあなたの全てではありません。他に集中力が突出していたり、きっとその他の素晴らしい特性や才能を持っています。自分自身を否定するのではなく、自己肯定感を持ちながら、失敗を受け入れ、前に進んでみてください!

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