【湯垢掃除】湯垢をガッツリ落とす掃除のコツ3選
毎日入るお風呂。一日の疲れを癒すお風呂は清潔にしていたいものですが、気づかないうちに汚れがたまってしまっているもの。
浴槽だけでなくカウンターやお風呂椅子についた湯垢について、その掃除のコツをご紹介します。
目次
【湯垢掃除】湯垢をガッツリ落とす掃除のコツ3選
1)湯垢の正体とはなに?湯垢の原因やメカニズムとは
湯垢とは浴槽や洗面器に白く固まったざらざらとした汚れです。湯垢の正体は石鹸かすや人間の皮脂汚れが混ざり合って固まったもの。
体や髪を洗ったあとの残り湯が乾燥することで汚れとして固まっていきます。また、浴槽の湯垢が決まった場所につくのは、入浴中にお湯に溶け出た皮脂汚れは水面に浮き出てくることが原因です。
2)事前準備を!湯垢掃除に準備したいアイテム4選
お風呂を使う限り、湯垢掃除は必要になります。しかし、簡単な道具で掃除できるのでまとめてみます。
(1)ボディソープ
湯垢の原因は皮脂汚れなので、軽い湯垢であれば体を洗うボディソープでも落とすことが出来ます。
(2)お風呂用洗剤
お風呂の汚れはいろいろなものが混ざっているもの。湯垢だけでなく水垢にも効くお風呂用洗剤もあると安心です。
(3)重曹
住まいの万能洗剤である重曹。汚れを浮かせたり、研磨効果でこすり取ることで効果を発揮します。
(4)メラミンスポンジ
水垢や錆にも効果があるメラミンスポンジ。水があれば洗剤なしで使える手軽さがいいですね。洗剤を使わないので手に優しいのもポイントです。
3)湯垢掃除の3ステップを解説
(1) ボディソープで洗ってみよう
一番手軽に出来るのはボディソープを使った掃除です。お風呂で普段使っているもので掃除できるのはうれしいですね。軽い汚れは落とすことが出来ます。
洗い残しは次の湯垢の原因になるのでしっかりとシャワーですすいで流すようにしましょう。
(2)残り湯を重曹風呂にしよう
お風呂の残り湯に1カップ分の重曹を溶かし、お風呂椅子や洗面器などの小物をつけ置きしましょう。
浴槽掃除と一緒に小物掃除もできるので手軽でいいですね。浴槽の湯垢は普段の湯はり水位につくので、汚れ部分がしっかりとつかるようにお湯は足すようにしましょう。
(3)しつこい汚れには重曹ペーストで
これでも落ちないしつこい汚れには重曹と水を混ぜたペーストを塗り、しばらく置いてからこすり取ります。水の代わりに酢を使い、発砲させて汚れを浮かすのも効果的です。
4)素材によっても掃除方法が違う?素材別に湯垢掃除のコツを解説
浴室に使われる素材もいろいろありますよね。自宅の浴室に合った掃除のコツを解説します。
(1) ホウロウ・ステンレス
保温性に優れている素材で浴槽に使われています。金属なので強くこすると表面が薄くなってしまうので注意しましょう。
(2) プラスチック
シャンプーボトルや洗面器など、お風呂で使われる小物の多くはプラスチック製品です。また、追い炊き機能付きの浴槽など表面はプラスチック加工されている湯船も多いです。
しかし、プラスチックは親油性があるので皮脂汚れを吸着しやすい性質があります。安価で手軽に買えるプラスチック製品ですが、湯垢で汚れやすいということですので、こまめな掃除を心掛けましょう。
5)ここに注意!湯垢掃除で注意することとは?
(1)洗剤は混ぜない
ガスが発生すると気密性の高いお風呂での掃除では特に注意が必要です。洗剤を使う時はパッケージの注意書きをしっかり確認して用法を守ってください。
(2)メラミンスポンジは浴槽にはNG
メラミンスポンジや重曹で研磨する方法は浴槽を痛める可能性があります。交換や修理をしにくい場所には使わないようにしましょう。
6)お風呂場・洗面所を綺麗に使う日々のメンテナンス方法とは
こびりついた汚れの掃除は大変なので、基本は毎日のお手入れがポイントになります。湯垢は付かせない・付いたまま放置しないことが重要です。チョコチョコ掃除で簡単にきれいを保つコツを紹介します。
(1)湯上りにシャワーをひとかけ
体を洗った後の水に溶けた石鹸や皮脂汚れが固まることが原因でつく湯垢。お風呂を上がる前に浴室内をしっかりとシャワーでかけ流すことで湯垢の発生を抑えることが出来ます。
湿度はカビの原因にもなるので、シャワーの温度設定はお湯ではなく水にしておくといいでしょう。
(2)浴槽のお湯は抜こう
汚れたお湯を放置しておくと浴槽の内側に湯垢がつく原因になります。お風呂の湿度対策も兼ねて、入浴後のお湯は抜いておきましょう。
汚れが定着する前に、湯船は掃除をしてしまうのがベストですが、出来ない場合はシャワーを回しかけて汚れを流しておくだけでも効果があります。
(3) 湯垢とりスポンジを使ってみる
お湯に浮いた皮脂汚れを吸着し、お湯を綺麗に保ってくれるスポンジが市販されています。お湯を汚さないので掃除の手間が省けるのがうれしいですね。
入浴時に湯船に浮かべておくだけなので一度試してみてはいかがでしょうか。
今回のまとめ
1)湯垢の正体は皮脂汚れ
2)普段使っているもので簡単掃除が出来る
3)こすりすぎないように注意
4)プラスチック製品は汚れやすい
5)汚れを付けないための普段のお手入れが大事