【ノズル掃除】不清潔はキケン?ウォシュレットの4つの掃除
いつも綺麗に保ちたいトイレですが、ウォシュレットのノズルの掃除はなかなか手が回らないかもしれません。ノズル掃除機能が付いていても、完全に綺麗にできないこともあります。
意外と簡単に取り組める、ウォシュレットのノズルの掃除方法をご紹介します。
目次
【ノズル掃除】不清潔はキケン?ウォシュレットの4つの掃除
1)要注意?ウォシュレットのノズルの掃除を放っておくデメリット
ウォシュレットのノズルの掃除を放っておくと、黒カビや大腸菌等の有毒な細菌が繁殖してしまいます。ウォシュレットから出てくる水は、38度前後の温水で、細菌の温床になりやすい温度だからです。
デリケートな部分に、汚れたノズルから出てくる温水を何度も当てていると、雑菌が侵入して炎症等の皮膚病を起こしてしまうという危険も十分考えられますので、ウォシュレットのノズルは常に綺麗にしておく必要があります。
2)ウォシュレットにも種類がある?掃除方法の違い
(1)ノズル掃除機能が付いているタイプ
ウォシュレットには2種類あり、1つはノズル掃除機能が付いているタイプです。このタイプのウォシュレットを掃除する際には、ノズル掃除用のボタンを押してノズルを出した状態で作業をします。
(2)ノズル掃除機能が付いていないタイプ
少し古いタイプのウォシュレットには、ノズル掃除機能が付いていない場合もあります。その場合は、ウォシュレットの電源を切った状態で、軽い力でノズルを手で引き出して掃除をします。この時、無理に力をかけて引っ張ると、ノズルを壊してしまいかねないため、気をつけて引き出すよう意識すると良いでしょう。
3)ウォシュレットの掃除に準備したい3つのアイテム
(1)トイレ掃除用のシート
手軽に試せるのが、トイレ掃除用の水に流せるシートです。普段のトイレ掃除に活用しているものをそのまま利用できるので便利です。さらに、もともと洗剤や除菌成分が染み込んでいるので、簡単にウォシュレットの掃除をすることができます。
(2)家庭用中性洗剤
家の中の掃除に使っている中性洗剤を薄めて雑巾に含ませ、ウォシュレットのノズルの掃除に使うこともできます。ノズルの軽い汚れであれば、軽く拭き取るだけで簡単に落とすことができますし、トイレ用洗剤の強いニオイが苦手な方にもおすすめです。
(3)使い古しの歯ブラシ
使い古しの歯ブラシがあれば、薄めた中性洗剤をつけて、ウォシュレットのノズルの先端の内側に付着した汚れやカビを落とすのに活用できます。直接手でシートや雑巾を持ってノズルを掃除するのに抵抗がある方でも、気軽に試せる方法です。
4)掃除の手順とは?ウォシュレットとノズルの掃除の4STEP
(1)ステップ1:ノズルを引き出しトイレ掃除用のシートで拭く
ノズル掃除機能が付いているウォシュレットの場合、作動ボタンを押してノズルを出します。水が弱い水流で流れている間に、トイレ掃除用のシートで、ノズル全体と先端に付着した汚れを拭き取ります。
ノズル掃除機能が付いていないウォシュレットは、電源を落とした状態で、手でノズルを引き出しますが、この時必ず軽い力で行い、ノズルを壊してしまわないように気をつけます。
(2)ステップ2:家庭用中性洗剤を含ませた雑巾で拭く
トイレ掃除用のシートで拭いて大まかな汚れを落とした後、家庭用中性洗剤を水で薄めたものを雑巾に含ませ、軽い力でノズルを拭きます。
(3)ステップ3:使い古しの歯ブラシでノズルの内側を洗う
ノズル掃除機能が付いているタイプでも、掃除用の水流は弱いので、ノズルの内側にこびりついた汚れや黒カビまではなかなか落とすことができません。
トイレ掃除用のシートや、中性洗剤を含ませた雑巾で直接拭くこともできますが、細いノズルの中を綺麗にするには、使い古しの歯ブラシが便利です。ノズルに強い力がかからないよう、軽い力でノズルの先端付近の内側をこすって綺麗にします。
(4)ステップ4:ノズルを元の位置に戻す
ノズル掃除機能が付いているウォシュレットは作動ボタンを押し、付いていないものは手で軽くノズルを押して、元の位置に戻せば掃除は完了です。
5)要注意!ウォシュレットの掃除で注意することとは?
(1)どの作業も軽い力で行う
ウォシュレットのノズルは大変繊細な作りをしています。綺麗にしたいからといって、無理に力をかけて拭いたり、引っ張ったりすると、壊れてしまうことも考えられるため、掃除のために引き出す際も、掃除をしている最中も、全ての作業を軽い力で行うように心がける必要があります。
(2)必ず掃除用の手袋を着用する
トイレ掃除用のシートや洗剤を含ませた雑巾、使い古しの歯ブラシを使うので、直接ウォシュレットのノズルに触れることはありませんが、何かの拍子に雑菌やカビが付着することがないよう、素手で掃除することは絶対に避けましょう。
フィット感のある使い捨て手袋を着用すると、作業がしやすく、作業後はそのまま捨てることができるので衛生的です。
6)業者さんにお願いすることもできるの?
(1)掃除内容・業者さんの相場とは?
トイレの掃除を業者さんに依頼すると、ウォシュレットのパーツを外し、分解して洗浄してくれるので、ノズルもピカピカになり、衛生的に使うことができます。
また、ウォシュレット以外にも、便器そのものや床、窓も含め、普段なかなか手が回らない隅々まで綺麗になります。掃除にかかる時間は1時間半程度で、費用の相場は9000円~10000円前後です。
(2)業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?
掃除の内容や価格、利用した人の口コミ等を事前によくリサーチし、納得のいく業者さんを選ぶと安心です。また、直接業者さんに電話をして、特に気になっている箇所や掃除して欲しい部分、現状を説明し、見積もりを出してもらうのも良いでしょう。
7)ウォシュレットを綺麗に保つポイント・メンテナンス方法とは
ウォシュレットのノズルの汚れは、放置すればするほど掃除しにくくなります。可能であれば、通常のトイレ掃除をする際に、ウォシュレットのノズルも一緒に掃除するのが理想的ですが、忙しくてなかなか頻繁にはできないようであれば、1週間に1回程度、トイレ掃除用のシートで拭くようにするだけでも、汚れの溜まり方が違ってきます。
簡単に済ませようとしてトイレットペーパーをウォシュレットのノズルの掃除に使うと、水で溶けやすくかえって掃除しにくくなってしまうため、トイレ掃除用のシートを常備しておき、時間に余裕のある時にこまめに掃除すると、ウォシュレットを綺麗に保つことができます。
まとめ
1)ウォシュレットのノズルの掃除を放っておくデメリットを知ろう
2)家にある3つのアイテムで簡単にウォシュレットを掃除できる
3)シンプルな4ステップでウォシュレットのノズルは綺麗になる
4)徹底的に綺麗にしたい時は業者さんに相談を
5)日頃のこまめなメンテナンスで綺麗なウォシュレットを安心して使おう