【コツ4選】知っておくと便利なトイレの床の掃除方法
トイレの中で便器の次に汚れやすい場所はどこか知っていますか?その答えは「床」です。
一見汚れていなそうに見えて実は目には見えていない汚れが存在しているのが床なのです。トレイの床の正しい掃除方法をマスターして清潔な空間にしましょう。
目次
【コツ4選】知っておくと便利なトイレの床の掃除方法
1)要チェック!トイレの床汚れの4種類と原因とは?
代表的なトイレの床汚れとしてあげられるのは 4種類です。
(1)黒ずみ
黒ずみの正体はカビです。トイレは湿気が多い場所です。さらに尿の飛び散り、手洗いの水の飛び散りなどほんの少しの水気が重なりカビが発生し黒ずみの原因となります。
(2)水垢
白く石のような固い汚れで、水分が蒸発して中の成分が結合して残ったものです。水気を拭かずに放置しておくことを繰り返すうちに残った成分が堆積され水垢となります。
(3)尿石
尿石の正体は、飛び散った尿です。尿の中のカルシウムが石の様に固まりこびりつきます。
(4)髪の毛・ホコリ
衣服を着脱するので衣服に付いた髪の毛が落ちたり、衣服の繊維が落ちたりするのが汚れの原因です。トイレの床には想像以上に髪の毛やホコリが落ちています。
2)事前準備を!トイレの床掃除に準備したいアイテム7選
(1)トイレ用中性洗剤
市販されているトイレ用中性洗剤は便器の掃除だけでなくトイレの床掃除にも使えます。汚れを落とすだけでなく消臭成分が含まれている物もあります。
スプレー容器になっているタイプが使いやすいです。逆さにしても使える、スプレー口を切り替えてシャワー状に出るタイプもあります。
汚れに直接吹き付けて汚れを落とします。最後に洗剤成分を残さずにきれいに拭き取るようにしましょう。
(2)お掃除シート
各社からたくさんの種類が出ていますが、厚みがあり丈夫、使い終わったらそのままトイレに流せる物がオススメです。
1枚で便器から床の汚れまで落とすことができます。保管の際には洗剤成分が蒸発しないように密閉して保管するようにしましょう。
(3)クエン酸水
クエン酸といえば水垢や尿石汚れに強い自然由来のお掃除グッズです。ドラッグストアや100円ショップでも入手可能です。
水200mlに対しクエン酸小さじ1杯(5g)を目安にクエン酸水を作りスプレー容器に入れれば洗剤の様に使えます。汚れに直接吹き付けてください。注意点は、クエン酸は酸性ですので塩素系の洗剤とは絶対に混ぜないこと。
塩素ガスを発生させるので危険です。またクエン酸水が濃いと乾いた後に白く跡が残る場合があるのでその時は水拭きで二度拭きするか、クエン酸水の濃度を薄くするようにしてください。
(4)重層水
重層は黒ずみの原因であるカビに効果があります。クエン酸と同様自然由来のお掃除グッズです。ドラッグストア、100円ショップで入手可能です。
水100mlに対し重層小さじ1杯(5g)を目安に重層水を作りスプレー容器に入れ使います。汚れに直接吹き付けます。
(4)お酢・ホワイトビネガー
クエン酸と同様の働きをします。水垢、尿石汚れに使います。クエン酸と違う点は、独特のツーンとしたにおいがあることと、揮発性があること。
成分が揮発する時に消臭効果を発揮します。揮発するので成分が残ることがないので二度拭きがいりません。
(5)ブラシ・スポンジ
使い古しの物で十分です。汚れがひどいところをこするのに使います。
(6)つまようじ・竹串
便器と床のつなぎ目に入った汚れを掃除するのに使います。
(7)ドライシート
床掃除に使うドライシートです。髪の毛やホコリを掃除するのに使います。
ドライシートで大きなホコリや髪の毛を取り除いてから、濡れているトイレ用お掃除シートで床を拭くようにしましょう。
3)掃除方法を紹介!トイレの床掃除の4ステップ
(1)ステップ1
まずは床に置いてある物は全部動かしましょう。サニタリーボックス、便器用ブラシ、トイレマットなどありますよね。
拭けるものはふきましょう。トイレマットもきちんと洗濯しましょう。
(2)ステップ2
床に落ちている髪の毛やホコリを掃除します。床掃除用のドライシートで拭いてください。まずはおおまかでいいので大きいゴミを取り除きましょう。
(3)ステップ3
お掃除シートまたは中性洗剤で床全体を拭きます。お掃除シートや中性洗剤で取りきれない汚れは、汚れに合わせた洗剤を使って落とします。
(4)ステップ4
便器と床のつなぎ目に詰まった汚れをつまようじを使ってかき出します。便器にそってぐるっと一周なぞるようにしましょう。
これでお掃除は終了です。
4)汚れ別に解説!効率よく掃除するコツとは?
(1)黒ずみ・カビ
黒ずみ汚れの正体はカビです。カビにはカビ取り洗剤が有効に思われますが、市販されているカビ取り洗剤はお風呂やキッチン用でトイレの床材には塩素が強すぎるものが多いです。
カビが取れても床が傷ついてしまうことがあります。カビは酸性ですのでアルカリ性である重層水が有効です。汚れに吹き付けてブラシやスポンジでこすってみてください。
(2)黄ばみ
トイレの床の黄ばみの正体は尿石です。尿はアルカリ性ですので酸性であるクエン酸で汚れを落とすことができます。
固くなってしまった尿石にはクエン酸を吹き付けたら少し時間を置きます。すると汚れがはがれやすくなるので、ブラシでこするとポロポロと尿石がはがれてきます。
(3)シミ
トイレの床のシミ汚れで多いのは水垢ではないでしょうか?白く乾いたシミです。水垢は尿石と同様アルカリ性なので酸性のクエン酸が効果的です。
クエン酸水を吹き付けて拭き取ります。なかなか落ちない水垢には尿石汚れと同じようにクエン酸を吹き付けて少し放置しそれからブラシでこするようにします。
5)要注意!トイレの床掃除で注意する3つのこと
(1)道具は使い捨ての物を使うようにしましょう
拭き掃除のお掃除シート、ブラシ、スポンジなど、できれば使い捨てできるものを使うようにしましょう。
いくら使い終わった後に洗ったといっても、場所が場所なだけに同じ道具を使いまわすことは衛生的におすすめできません。
100円ショップを活用してお得なお掃除グッズを揃えたり、使い古しのタオルや古い衣類でウエスを作るようにしてもいいですね。
(2)床に置いてあるものも清潔にしましょう
トイレの床に置いてあるものはトイレの床と同じように汚れています。トイレの床だけをきれいにしてもトイレマット、サニタリーボックス、スリッパなどを清潔にしていなければ意味がなくなってしまいます。
トイレの床を掃除する時は一緒に掃除、洗濯するようにしましょう。
(3)水気を拭き取るようにしましょう
トイレは湿気が多い場所です。トイレの床を掃除したらきちんと乾いていることを確認しましょう。水分が残っていたら空拭きするようにします。
掃除後はしばらく換気をするようにましょう。
6)トイレの床を綺麗に使う日々のメンテナンス方法とは
きれいなトイレの床を保つには、毎日コツコツ掃除することが一番です。使う度に掃除するのは大変ですので、朝起きた時、夜寝る前にと掃除するタイミングを決めておくと毎日掃除を続けやすくなります。
もちろん汚れた時はその都度掃除するようにしましょう。すぐに掃除できるように、お掃除シートやスプレータイプの洗剤を用意しておきましょう。
かごにひとまとめにしておくと、取り出しやすく保管するのにも便利です。トイレットペーパーもお掃除グッズとして十分使えるので、活用してきれいなトイレの床をキープするのに役立てましょう。
7)業者さんにお願いすることもできるの?
(1)掃除内容・業者さんの相場とは?
クリーニングを業者にお願いする場合の掃除内容は、トイレの床だけではなくトイレ室内全体のコースとなる場合が多いです。
便器、便座、天井、壁面、照明、床、タンクまわり、ドア、窓、換気扇表面、ウォシュレット分解掃除が一般的です。お値段は、7000~10000円が相場となっています。
(2)業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?
今や多数存在するクリーニング業者。頼むなら信頼できる業者にお願いしたいですよね。できれば料金も安い方がうれしいです。
つい値段につられてしまいそうになりますが、まずは各社のホームページをよくチェックするようにしましょう。作業内容が細かく説明されているか・きちんと費用が掲載されているか・料金は相場に合っているか・実績が掲載されているか・アフターフォローがあるかを確認しましょう。
ホームページだけではわからない場合は電話で直接話をしてみるのもよいです。話してみて自分に合ったクリーニング業者かどうか確認してみましょう。
今回のまとめ
1)要チェック!トイレの床汚れの4種類と原因とは?
2)事前準備を!トイレの床掃除に準備したいアイテム7選
3)掃除方法を紹介!トイレの床掃除の4大ステップ
4)汚れ別に解説!効率よく掃除するコツとは?
5)要注意!トイレの床掃除で注意する3つのこととは?
6)トイレの床を綺麗に使う日々のメンテナンス方法とは
7)業者さんにお願いすることもできるの?