2タイプ別!Tシャツのヨレヨレ防止!綺麗な干し方を解説
Tシャツは活用範囲が幅広く、毎日のファッションに取り入れている方も多いことでしょう。デザインや風合い、仕立て方によっては、おしゃれ着のインナーに対応できるTシャツもあります。
Tシャツをヨレヨレにしないための干し方をご紹介します。
目次
2タイプ別!Tシャツのヨレヨレ防止!綺麗な干し方を解説
1)そもそもTシャツにはどんな種類がある?
(1)綿(コットン)100%のTシャツ
普段着や部屋着に活用できるラフでリーズナブルなTシャツのほとんどは、綿(コットン)100%のしっかりした生地でできています。デザインがシンプルで、装飾がついていないものであれば、普通に洗濯機で洗って、ハンガーに干すことができます。
(2)装飾があるデリケートなTシャツ
レース仕立てだったり、刺繍やビーズ等の装飾があるTシャツは、繊細な作りになっているため、洗い方や干し方にも注意が必要です。雑に扱うと、袖が伸びてしまったり、首まわりのラインが崩れてしまったり、装飾が外れてしまったりすることもあるので、丁寧に干すことが重要です。
2)スタンダードなTシャツの干し方を解説!オススメ方法
Tシャツの洗濯が終わったら、しわや雑菌の増加を防ぐためにすぐ洗濯機から取り出します。干す前にTシャツを小さくたたみ、両手で上下から挟んで軽く叩くようにして、洗濯の際に生じたしわを伸ばします。
ハンガーで吊って干す際には、首の部分からではなくTシャツの裾の方からハンガーを入れ、首まわりのラインが崩れたり伸びたりしないよう注意します。左右のバランスをよく見て、ズレや傾きがないかどうかチェックします。
濃い色のTシャツを日の当たる場所に干す場合、色あせを防ぐために裏返してから干すようにするのがオススメです。
3)タイプ別に解説!Tシャツの干し方の違いとは?
(1)綿(コットン)100%のTシャツの干し方
綿(コットン)100%のTシャツの生地は比較的丈夫なので、ハンガーに吊るして干しても型崩れすることは少ないでしょう。細いハンガーに干す際は、肩の部分が滑ったりズレたりして首まわりが伸びてしまわないよう、ハンガーにタオルを巻きつけて厚みを出すと、実際に着ている時の状態に近づき、ヨレヨレになりにくいので試してみてください。
(2)装飾があるデリケートなTシャツの干し方
装飾があるデリケートなTシャツの中は、首まわりや襟ぐりが広いデザインになっているものもあり、ハンガーに吊るすと滑ったり型崩れしたりしやすいかもしれません。その際は、Tシャツを半分に折って、折った部分をハンガーにかけて干す方法がオススメです。
もしくは、平干しできるタイプのドライスタンドがあれば、その上に平干しすると型崩れしにくく、綺麗な状態をキープできます。ある程度のスペースは必要ですが、風通しが良いので乾きやすいというメリットもあります。
4)これはNG!Tシャツを干す上でのNG習慣とは?
何気なく、ハンガーを首の部分から入れて干しがちですが、これは首まわりがヨレヨレになる最大の原因ですので、Tシャツの干し方としてはNGです。必ず裾の部分からハンガーを入れるように心がける必要があります。
また、七分袖や長袖のTシャツの袖をそのままハンガーに吊るして干すのもNGです。干している間に重みで袖が伸びてしまうことが考えられるからです。そうならないように、袖の先の方をTシャツの方の部分にかけ、ズレないように洗濯バサミで軽く止めておくと安心です。
5)そもそもその洗い方・干し方であっている?
(1)手洗いのポイント
大きめの洗面器やバケツに水を入れ、定量の洗濯用洗剤を溶かしたら、たたんだ状態のTシャツを入れます。Tシャツを広げた状態でごしごしとこすったり、引っ張るように洗ったりすると、手洗いとはいえ型崩れやヨレの原因となるので気をつけましょう。たたんだままの状態で、優しく押すようにしながら汚れを落とし、洗います。
(2)洗濯機洗い注意点
普段着用のTシャツも、可能であれば洗濯用ネットに入れて洗うとヨレヨレになるのを避けられます。1枚のネットにTシャツを何枚も入れてしまうと、ネットの中でこすれて色落ちや色移りの原因になりますし、汚れ落ちも悪くなります。
装飾のあるデリケートなTシャツを洗濯機で洗う際は、必ずネットに入れます。裏返して、綺麗にたたんだ状態でネットに入れると、洗っている間にこすれて装飾が外れたり、しわになったりするのを避けられます。
弱い水流(ソフト・手洗いコース等)で洗い、脱水も短時間にすると、Tシャツの型崩れを防ぐことができるので、汚れ落ちの状態を確認しつつ試してみることをオススメします。
6)洗剤・柔軟剤選びにもポイントが?
普通の洗濯用洗剤で洗っても構いませんが、Tシャツの汚れがかなりひどい場合を除き、おしゃれ着用洗剤を使うこともできます。洗濯した際の生地の擦れを軽減する成分や、衣類の色あせを防ぐ成分も含まれているので、Tシャツの綺麗な状態をキープしやすくなります。
また、柔軟剤を併用するとしわの防止になりますし、汗をかいたときのニオイ対策にもなるので、干した後のTシャツの清潔感をアップさせることができます。
7)知っておきたい生乾き対策!生臭いニオイを予防する3つのポイント
綿(コットン)100%の厚みのあるTシャツは、部屋干しをしたり風通しの悪いところに干したりすると、生乾きになって嫌なニオイが発生しがちです。3つのニオイ予防ポイントを紹介します。
(1)部屋干し専用の洗濯洗剤を使う
天気の悪い時期や、一人暮らしの安全面などが理由で、どうしても室内にTシャツを干さなければならない時は、部屋干し専用の洗濯洗剤を使うと、生臭いニオイを抑えることができます。最近は種類が豊富なので、ドラッグストア等でチェックしてみましょう。
(2)扇風機やサーキュレーターで室内の空気を動かす
部屋干しをする際は、できるだけ間隔をあけて干し、扇風機やサーキュレーターの風を当てて、短時間で乾かすように心がけると、嫌なニオイの発生を予防できます。乾燥機能がついている浴室に干す方法もあります。
(3)洗濯が終わったらすぐに取り出して干す
洗ったTシャツを洗濯機の中に長時間放置すると、雑菌がどんどん増えて生臭いニオイの原因になってしまうので、洗濯が終わったらすぐに取り出して干すようにします。
8)日々の使い方にも意識を!メンテナンスのポイントは?
Tシャツを着たり脱いだりする時には、首まわりや袖が伸びてしまうのを防ぐため、たとえ急いでいる時でも無理な力をかけて引っ張りながら着ないように心がけます。
せっかく気を遣って干しても、適当にたたんで収納していると、Tシャツにしわやヨレが生じてしまいます。たたむ時には手でしわを伸ばしながら丁寧にたたみ、収納ボックスの深さに合わせた大きさにして縦に並べて収納すると、しわになりにくいでしょう。
まとめ
1)Tシャツの種類の違いと特徴とは
2)基本的なTシャツの干し方とNG習慣を覚えよう
3)手洗い・洗濯機洗いのポイントを確認
4)洗剤・柔軟剤選びも重要
5)生乾き対策・日々のメンテナンスで清潔感あるTシャツに