お手入れ術紹介!ソファーの革をピカピカにする極意3選

革素材のソファー

革のソファーは、お部屋に高級感を与えてくれるとともに、家族や友人とリラックスできる、大切なインテリアです。しっかりとお手入れをして、ピカピカに保ちたいものですね。ソファーの革をピカピカにするお手入れの極意をご紹介します。






目次

お手入れ術紹介!ソファーの革をピカピカにする極意3選

1)そもそもソファーの革素材にも種類がある?

(1)本革

ソファーの革素材には大きく分けて2種類あり、その1つが本革です。一般的な洗剤に弱く、変質しやすいため、お手入れの際には、専用のクリーナーや保護クリームを使う必要があります。丁寧にお手入れとメンテナンスをすれば、10年以上美しい状態を保つことができます。座り心地があまりにも劣化したり、きしむような音がする場合は、内部のフレームが歪んでいることが考えられ、寿命のサインともいえるでしょう。

(2)合成皮革

もう1種類は合成皮革です。比較的リーズナブルな価格で購入でき、色もカラフルで、お手入れも本革のソファーよりシンプルです。普段は乾拭きをしてホコリや汚れが付着しないようにし、汚れが目立ってきたらおしゃれ着用の中性洗剤を薄めたもので拭くと綺麗になります。本革のソファーは、使えば使うほど味が出てきますが、合皮のソファーはどうしても数年間で劣化してしまいます。色が落ちたり、表面が見るからに傷んでいたり、きしみが生じた時が寿命のサインかもしれません。

2)汚れの原因って?ソファーの革の代表的な3種類の汚れ

(1)皮脂・手垢・汗

ソファーの革の代表的な汚れのうち、1つは皮脂や手垢、汗といった、ソファーに触れる肌から出るものです。カバーをつけずに使っている場合、どうしても付着してしまいます。

(2)ホコリ

空気中を漂っているホコリが、ソファーの革に付着すると汚れの原因となります。クッションの隙間や縫い目のくぼみに溜まりやすい汚れです。

(3)食べ物・飲み物

ソファーでくつろぎながら食事やおやつを楽しむ場合、気をつけていても、食べ物や飲み物をうっかりこぼしてしまうことがあります。特に小さなお子さんがおられるご家庭では、避けられない汚れです。

ソファーの掃除

3)アイテム3選!お手入れに準備したいグッズは?

(1)皮革専用保護クリーム

革のソファーを入手したら、まず皮革専用の保護クリームを塗って、汚れをつきにくくすることができます。また、お手入れをした後に、仕上げとして保護クリームを塗るのも効果的です。

(2)皮革専用クリーナー

ソファーの革のお手入れには、皮革専用クリーナーを使います。革の表面の仕上げ方によっては、変質や変色が生じることもあるので、必ず目立たないところで確認してから全体に使用します。

(3)皮革専用オイル

革の表面に顔料などを塗装していないヌメ革を使用したソファーのお手入れには、保湿効果の高い皮革専用オイルを使うのがオススメです。3ヶ月~半年に1回程度、全体にムラにならないよう塗り、綺麗な布で余分なオイルを拭き取るようにします。

4)お手入れ方法を解説!掃除の3ステップとは

(1)ステップ1:掃除機・乾拭きでホコリを取り除く

まず、革のソファーのホコリを取り除くために、掃除機をかけるか乾拭きをします。座面が外せる場合は外して、隙間や下に溜まったホコリや汚れを綺麗に吸い取ります。先の細いノズルを使って、縫い目に溜まった汚れも掃除します。そこまで汚れていない場合は、柔らかい布で乾拭きすればOKです。

(2)ステップ2:皮革専用クリーナーで汚れを落とす

スポンジにクリーナーを染み込ませて軽く泡だて、汚れが目立つ箇所を軽くこするようにして汚れを浮かせます。使い古しのタオルなど、ある程度柔らかく清潔な布で残ったクリーナーごと汚れを拭き取ります。

(3)ステップ3:皮革専用保護クリームを塗る

柔らかく清潔な布に、皮革専用保護クリームを取り、ソファー全体に塗ります。この時、ムラにならないよう均一に塗布するよう心がけます。全体に塗ったら、そのまま乾燥させて仕上げます。

5)こんな時はどうしたら良い?対処方法とは?

(1)色落ち・傷

革のソファーの色落ちや傷が気になるときは、それほど広い範囲でなければ、カラー補修クリームを使って目立たなくさせることができる場合もあります。カラーバリエーションがあるものや、混ぜて使用可能なクリームであれば、よりいっそう元の色に近づけることができます。

(2)シミ・黄ばみ

水分は特にシミになりやすいので、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときは、できるだけ早く拭き取ります。シミや経年使用による黄ばみが目立つ箇所は、上記のステップに沿って専用クリーナーと保護クリームを使ってお手入れをします。

(3)臭い

革のソファーの臭い対策には、重曹パウダーを活用できます。掃除機や乾拭きで表面のホコリと汚れをざっと落とした後、ソファー全体に重曹パウダーを振りかけ、一晩置いて、翌日掃除機で吸い取ると、臭いが軽減されます。

ソファーのお手入れ

6)ここに注意!お手入れで注意する2つのこと

本革はデリケートな素材ですので、水気や洗剤を苦手とします。可能な限り、皮革専用のクリーナーや保護クリーム、保湿オイル、補修クリームを使用してソファーのお手入れをするように心がけます。また、掃除機をかけるときは、ブラシのついたノズルや先の細いノズルに付け替え、軽い力で掃除をするようにします。通常のヘッドでは、傷がつく恐れがあるので、注意が必要です。

7)革素材のソファーを綺麗に使うメンテナンスのコツとは?

毎日の掃除の際に、革のソファーのホコリを取り除くだけでも、綺麗な状態を保つことができます。食べこぼしや汚れをつけないことが大切ですが、もし目立つ汚れやシミがついてしまった場合は、できる限り早くお手入れをすることもポイントです。

2~3ヶ月に1度は、クリーナーと保護クリーム、ヌメ革のソファーの場合は保湿オイルを用いたお手入れをすると、傷みにくくなるので、ピカピカの状態を長持ちさせることができます。汚れや劣化を最小限にとどめつつ、経年変化も楽しむことができるでしょう。

8)革素材のソファーのお手入れに関するQ&Aコーナー

(1)業者さんに頼むといくらくらいかかる?何をしてくれるの?

業者さんに革のソファーのお手入れを依頼すると、ソファーの大きさにもよりますが、約8000円~20000円前後で掃除をしてくれます。シミを落としてくれたり、皮革専用のローション等を用いて丁寧に仕上げてくれるので安心です。

(2)水分のこぼれ予防のクリーナーがある?

皮革専用クリーナーで掃除をした後に、防水・防汚効果のある保護クリームを併用すると、水分をこぼした時の汚れを最小限に抑えることができます。新しく革のソファーを購入した際は、まず保護クリームを塗布しておくと良いでしょう。

(3)掃除で重曹や除光液って使えるの?

革のソファーの臭い対策には、前述のとおり重曹パウダーを使ってお手入れすることができます。ボールペンの汚れを落とすために除光液を使いたい、と考えるかもしれませんが、溶剤が含まれているため、革が変質してしまうことが考えられます。可能なら用いない方が無難かもしれません。

(4)ダニ予防のポイントとは?

布素材のソファーに比べて、革素材のソファーはダニが発生しにくい特性があります。ただ、縫い目のくぼみにホコリやゴミが溜まっていたり、別々のクッションが使用されていて、その下に汚れや食べかす、ホコリなどが溜まったりしていると、ダニが繁殖しやすくなるため、こまめに掃除機をかけるようにしてダニ予防をすることができます。

(5)革素材のソファーにオススメのカバーって?

小さなお子さんがおられたり、色落ちが目立ってきたりした革のソファーには、カバーをつけて使用する方法がオススメです。伸縮性のあるカバーなら、一人でも着脱が簡単ですし、洗濯機で洗える素材を選べば、衛生面でも安心です。お部屋に合った色や質感のものを選ぶと、革素材そのままとまた違った雰囲気が楽しめるでしょう。






まとめ

【1】ソファーの革素材の違いとは

【2】皮革専用のアイテムを使ってソファーのお手入れをしよう

【3】掃除はシンプルな3ステップで

【4】様々なトラブルの対処法とは

【5】よくある質問や注意事項をしっかりチェック

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