【3タイプ別】ソファのダニを徹底的に退治する方法を解説
ソファはあなたの部屋を彩る大切な家具です。しかし、そんな家具がダニの寝床になってしまっていると、とても落ち込んでしまいませんか?
そこで今回は、ソファのダニを退治する方法や、普段から行えるメンテナンス方法をご紹介します。
目次
【3タイプ別】ソファのダニを徹底的に退治する方法を解説
1)そもそもダニの原因とは?主な2大原因を解説
ダニはソファ・絨毯・埃・箪笥等、様々な場所で生息しますが、一体どこから家の中に入ってくるのでしょうか。それは、風や犬・猫等の動物によって運び込まれているのです。
又、一般家庭では珍しいかもしれませんが、ネズミによって運び込まれる可能性もあるのです。最初は非常に少ない数で家の中に侵入し、その後、驚異的なスピードで繁殖してしまうのです。よって、ダニは「発生を防ぐ事ではなく、増殖を防ぐ事が肝心」なのです。
又、ダニは高温多湿を好む習性がありますので、梅雨前後~夏にかけて繁殖スピードが加速してしまいます。この時期に、掃除を怠る事で、一気に増殖してしまうのです。
2)ソファにも種類がある?3種類のソファと掃除の違い
ソファには様々な種類があり、生地別・形状別で分ける事ができます。今回は掃除方法のご紹介ですので、形状ではなく生地の種類を記載していきます。ソファの生地には、ファブリック(布製)・合成皮革・本革の3種類があります。
(1)ファブリック
ファブリックは、温かみのある雰囲気を出してくれ、肌触りや伸縮性に優れています。しかし、摩擦に弱い・汚れやすい・衛生面で劣る等のデメリットもあります。「ダニが住み着きやすいのが、このファブリック製のソファ」です。
(2)合成皮革
次に、合成皮革ですが、汚れに強くお手入れが楽というメリットがあります。中性洗剤で気軽にメンテナンスできますので、3つの生地の中では最も衛生的に使用できるでしょう。
(3)本革
最後に、本革ですが、主に牛革を使って作られています。メリットは丈夫で長持ちする点と高級感に優れている点です。しかし、水に弱くメンテナンスも難しいというデメリットがあります。
ソファ自体にダニが生息するのは、ファブリック製のソファです。合成皮革や本革のソファは、ソファ自体にダニが生息するのではなく、ソファに溜まった埃に生息しますので、掃除機をかけて埃を除去する方法がダニ退治に有効です。
よって、今回はファブリック製ソファに住み着いたダニの除去方法について、ご紹介していきます。
3)事前準備を!ソファのダニ退治に必要なグッズ3選
(1)スチームアイロン
ダニは60度以上または50度で20分間温める事で死滅します。この温度をソファに当て続けるには、スチームアイロンが有効なのです。スチームアイロンがご家庭にない場合は、普通のアイロンのスチーム機能で構いません。
スチームアイロンは比較的安値で販売されていますので、この機会に購入を考えてみても良いでしょう。ソファだけでなく、絨毯やカーテン等のダニ除去にも使えますので、持っていても損はないでしょう。
(2)掃除機
スチームアイロンでダニを死滅させた後、ダニの死骸を吸い取るのに必要です。
(3)タオル
スチームアイロンを直接ソファに当てると、傷み・変色の原因になる可能性もありますので、タオルで当て布をする必要があります。バスタオルやフェイスタオルを用意しましょう。
4)解説!ソファのダニ退治のステップとは
(1)ファブリック製のソファの場合
・ステップ1 アイロンを当てる
ソファにタオルをかけ、タオル越しにスチームアイロンを丁寧に当てていきます。この際、スチームアイロンは一番高温にしておきましょう。
・掃除機をかける
ダニを死滅させたら、掃除機をゆっくり動かし、死骸を取り除いていきます。ダニの死骸を掃除機で吸収するには時間がかかりますので、面倒ですがゆっくり・ゆっくり掃除機を当てて下さい。
(2)合成皮革や本革の場合
・ステップ1:ソファを分解する
掃除機をかけやすい様に、できる限りソファを分解しましょう。
・ステップ2:掃除機をかける
上記でも記載しましたが、合成皮革や本革のソファには、それ自体にダニが生息しているのではなく、ソファに付いた埃に生息します。よって、掃除機で丁寧に埃を除去していきましょう。
5)理解しておこう!ソファを効率よく掃除するコツとは?
ソファにスチームアイロンや掃除機をかけるのは、結構骨の折れる作業です。スチームアイロンをかける前に、まずは、ソファをできる限り分解しておくとダニ退治が楽になります。
そしてスチームアイロンを当てる際は、「ソファの裏側」も忘れないで下さい。なるべく隙間がない様に意識しながら均等にアイロンを当てていきましょう。
6)要注意!ソファの掃除で注意すること
(1)スチームアイロン
ダニ除去の方法はとても簡単ですが、注意点もあります。スチームを直接当ててしまうと、ソファの傷み・色落ちの原因になる可能性もあります。ダニ除去を行う際は、必ず当て布をしてからスチームアイロンを当てていきましょう。
(2)目立たない面で試してから
又、傷み・色落ちを起こしてしまわない為にも、まずは目立たない所で試してからダニ除去作業を行って下さい。
7)ダニ予防に!日常からできるメンテナンス方法とは?
(1)ダニの除去・予防に有効なスプレー等の使用
ダニ掃除が終わったら、ダニの除去・繁殖予防の効果があるスプレー等を行うと、よりダニの住みにくい環境をつくる事ができます。ソファにスプレーするタイプ・ソファにノズルを差し込んで噴射するタイプ等が販売されていますので、あなたの家のソファに合った物を使いましょう。
又、ダニ取りシート等をソファの下に敷いて、ダニを予防するのも良いでしょう。これらの商品は、ドラッグストア等で簡単に入手できますので、一度探してみて下さい。
(2)ソファカバーの使用
ダニ掃除を行ったら、今後こまめに掃除できる様に、ソファカバーを活用するのがオススメです。ソファカバーなら簡単に洗濯機で洗う事ができますので、1週間に1・2回を目安に洗濯するだけでもダニの繁殖を抑える事ができるでしょう。
今回のまとめ
1)ダニは高温多湿を好む為、梅雨前後~夏場にかけては特に掃除が必要である
2)ソファにはファブリック・合成皮革・本革があり、ダニ除去が必要なのはファブリック製のソファである
3)ソファのダニ退治は、まずスチームアイロンを当ててから、掃除機をかけるだけで効果を得る事ができる
4)ソファにスチームアイロンを当てる際は、傷み・色落ちに注意する
5)ソファの掃除が完了したら、ダニ除去・予防のスプレーや、ソファカバー等を使用する事がオススメである