【メソッド解説】シャッターをキレイにする掃除5STEP
シャッターと言えばガレージですが、最近では防犯のため窓に設置している家も増えてきました。一般家庭でも使う機会が増えたシャッターは、掃除をサボっていると故障の原因にもなります。
高圧洗浄機などがなくても、簡単にできるお手入れ方法を解説します。
目次
【メソッド解説】シャッターをキレイにする掃除5STEP
1)シャッターの汚れの主な原因とは?
屋外に設置されているシャッターに付く汚れは、
(1)砂埃
(2)排気ガス
(3)花粉
(4)泥
です。屋外に設置されているシャッターには特に砂埃が多くつきます。公園や山が近くにあると特に汚れやすくなります。また、落ち葉や虫の死骸など、季節によっても汚れ方に違いが出ます。
2)そもそもシャッターにも種類がある?種類と掃除の違い
(1)クローズタイプ
窓やガレージをしっかりと覆うタイプのシャッターです。ガレージ用はシャッター面が大きいので軽量素材が使われます。
(2)スリットタイプ
羽根と羽根の間に隙間や穴が開いているので採光や風通しが出来ます。
(3)ブラインドタイプ
羽根の角度を変えられるので、季節や時間帯に合わせて採光や風通しの調節ができます。防犯のためにシャッターを下ろしていても部屋の中に圧迫感がないことが人気です。
(4)パイプタイプ
金属製のパイプを組み合わせているシャッターで、おろしていても店舗の外観がわかりやすいメリットがあります。上下に上げ下ろしするタイプだけでなく、左右スライド式のものも多いです。
3)事前準備を!シャッターの掃除に準備したいグッズ5選
(1) ブラシ
砂埃を落とせるよう固めで毛先の細いものがいいでしょう。
(2) 柔らかい布・スポンジ
古着や古タオルなど、柔らかいものを用意しましょう。
(3) ハブラシ
細かい部分の掃除に使います。綿棒でも代用できます。
(4) 中性洗剤
台所用・住居用どちらでも使えます。
(5)車用の洗剤
同じように屋外で汚れる車掃除に使う洗剤はシャッター掃除にも使えます。
4)解説!シャッターの掃除の5ステップ
(1) ステップ1:目立った汚れを落とそう
まず、乾いた状態で砂埃やごみは取り除いてしまいましょう。新しくついた汚れだとブラシで掃くだけで落としやすいです。
(2) ステップ2:水で濡らして拭いていこう
ごみとりが終わったら水拭きをしていきましょう。水道やホースが使えない場合は水で濡らしたぞうきんで拭きましょう。シャッターにつく汚れは水に溶けません。水で濡らし、汚れを緩めて浮かすようにして拭き取りましょう。
(3) ステップ3:頑固な汚れは洗剤を使おう
排気ガスなどには油分が含まれています。水拭きで落とせない汚れは洗剤を使いましょう。洗車用の洗剤は屋外での汚れに特化されているので汚れに効きます。汚れがおちたらしっかりと乾拭きをして仕上げましょう。
(4) ステップ4:端や重なっている部分も掃除しよう
羽根が折り重なっている部分やねじ止めの部分も忘れずに汚れを落としていきましょう。細かい部分はハブラシや綿棒を使って掃除します。汚れが残るとサビつきや故障の原因になるので掃除はしっかりと。
(5)ステップ5:レール部分の汚れも取り除こう
シャッター両脇のガイドレールや、ガレージシャッターの場合は地面のレールも忘れずに掃除をしましょう。
※サビがついていた場合は荒めのサンドペーパーでこすり落としたあと、サビ止めを塗っておきましょう。サビを落とす時はシャッターに傷がつきすぎないよう注意してください。
5)要注意!シャッター掃除での注意点とは
駆動部品などが濡れてしまうと、開け閉めしにくくなったり故障の原因になるので注意してください。また、金属系のたわしやブラシでこすると傷がつき、サビの原因になるので柔らかいもので掃除をしましょう。
6)シャッターを綺麗に使うメンテナンス方法とは
(1)マメな拭き掃除を
汚れがたまる前のマメなお手入れなら時間も手間もかからず楽にできます。週に一度の乾拭きが目安です。
(2)年に1・2度は水拭き
花粉や黄砂の影響を受ける地域では季節によっては汚れやすくなります。また、台風のあとは砂埃がたまりやすいので、春と秋には水拭きをしましょう。
7)専門家にお願いもできる?相場や注意点とは
(1) 相場や時間は?
1平方メートルあたり1000円前後が相場でしょう。ガレージや窓など大きさや枚数・高所など依頼する内容によって時間も予算も変わります。
(2)依頼する上での注意点とは?
ハウスクリーニング業者で、外壁やカーポートなど、屋外部分のクリーニングプランに含まれることが多いようです。シャッターだけのクリーニングが依頼できるかどうか、他の部分もセットになった場合の料金はどうかなど、詳しく相談をしましょう。出張費や追加料金がかからないかどうかも合わせて、確認を取るとよいでしょう。
まとめ
1)屋外設備のシャッターはよごれやすい
2)傷つけないよう丁寧に掃除をしよう
3)洗車用の洗剤が効果的
4)シャッターケースは水かけ禁止
5)こまめな拭き掃除で長持ちさせよう