時短掃除!扇風機のホコリを簡単にキレイにする4STEP
扇風機は、夏場に部屋の空気を動かして涼しくしてくれる、とても便利な家電です。でも、なかなか掃除をする時間がなくて、気がつくとかなりホコリが溜まっていることがあるかもしれません。扇風機のホコリを簡単に綺麗にする掃除の手順をご紹介します。
目次
時短掃除!扇風機のホコリを簡単にキレイにする4STEP
1)ずっと掃除をしていない?扇風機のホコリは危険?
扇風機の羽やカバーには、静電気でホコリが付着しやすいものです。掃除をせずに使っていると、そのホコリが部屋じゅうに待ってしまうことも考えられ、アレルギー症状を引き起こしかねず、大変危険です。ホコリが目立ち始める前に、1ヶ月に1回程度掃除をすると良いでしょう。
また、使わずに収納している期間が長いため、きちんと掃除をしてから片付けないと、ホコリが原因で故障してしまうこともあるかもしれません。長期間収納する前には必ず掃除をする習慣づけが大切です。
2)扇風機にも種類がある?掃除方法の違いとは?
(1)通常タイプ(羽が回るタイプ)
最も一般的な、羽が回って風を送るタイプの扇風機は、カバーと羽を簡単に分解できるシンプルな構造のものが多いので、それぞれのパーツごとに掃除をすることができます。雑巾やハンディモップ、水や食器用中性洗剤を使用して掃除します。
(2)タワー型
省スペースで、風の調整をしやすいタワー型も、近年人気のタイプの扇風機です。この場合は分解などはせず、全体に雑巾掛けをしてホコリを取り除いたり、吸気口に溜まったホコリを掃除機で吸い取る、という掃除方法になります。
(3)羽がないタイプ
一見すると不思議な、羽のないタイプの扇風機は、とてもスタイリッシュなので一躍有名になりました。取り外したり分解したりする必要はなく、ハンディモップや雑巾でホコリを取り除く程度のお手入れで対応できます。
3)準備をしよう!掃除に準備したいアイテム4選
(1)掃除機
扇風機のカバーと羽の掃除をしてホコリを取り除くために、掃除機を使います。先にブラシのついたノズルを使うと、軽い力でこすりながらホコリを効率よく落とすことができるでしょう。
(2)雑巾もしくはハンディモップ
雑巾もしくはハンディモップで、カバーと羽に残ったホコリを拭きます。さほどホコリが溜まっていなければ、この時点でかなりキレイになります。
(3)食器用中性洗剤
キッチンの近くで使っている扇風機のカバーや羽には、ホコリと一緒に油分が付着していることが考えられます。食器用の中性洗剤を使って洗うと、すっきりキレイにホコリを落とすことができます。
(4)スポンジ
食器用中性洗剤を使って扇風機のホコリを掃除する際には、専用のスポンジを用意することをオススメします。100円ショップで、3~5個程度セットになって販売されているもので十分です。通常の食器用スポンジと兼用しないよう、注意しましょう。
4)掃除の手順を紹介!扇風機のホコリを綺麗にする4STEP
(1)STEP1:扇風機を分解して各パーツに掃除機をかける
扇風機を、羽とカバーに分解し、それぞれのパーツに掃除機をかけてホコリを吸い取ります。この時、溜まっているホコリが落ちることがあるので、新聞紙や広告などを床に敷いた上で掃除するようにします。
(2)STEP2:各パーツを雑巾もしくはハンディモップで拭く
水で濡らして固く絞った雑巾、もしくはハンディモップや化学雑巾などを使って、羽とカバーを拭きます。表裏両側から拭くのを忘れないようにしましょう。
(3)STEP3:食器用中性洗剤とスポンジで洗う
カバーや羽に油汚れと一緒になったホコリが付着している際には、食器用中性洗剤をスポンジにつけて泡だて、静かにこするようにして洗います。その後、ぬるま湯でキレイにすすぎ、洗剤の成分がパーツに残らないようにします。
(4)STEP4:乾燥させ、組み立てる
新聞紙や広告などを敷いた上に、洗った各パーツを並べ、室内の風通しの良いところで乾燥させます。急ぐ場合は、使い古しのタオルなどで水気をしっかり拭きあげるようにします。元の通りに組み立てれば完了です。
6)要注意!扇風機の掃除での注意点とは
扇風機のホコリを掃除する際には、必ず電源を切るようにします。うっかりボタンを触ってしまったり、お子さんがリモコンを操作したりして突然動き始めると、怪我をするおそれがあるからです。
また、羽やカバーを水洗いした時は、きちんと乾燥させてから組み立てるよう注意します。電化製品ですので、濡れたまま組み立てて使用すると、故障につながりかねません。
7)扇風機の寿命ってどうやって判断するの?3つのチェック
(1)チェック1:異音がしないかどうか
扇風機を含め、ほとんどの家電には標準使用期間が指定されています。この耐用年数を過ぎても、問題なく使える場合もありますが、まずは使用する際に異音がしないかどうか、意識してチェックすることが大切です。少しでも、これまでになかった異音が聞こえてきたら、寿命かもしれません。
(2)チェック2:異臭がするか
耐用年数を過ぎた扇風機を使っている時に、焦げ臭いような異臭がする場合も、寿命の目安になります。モーターが経年劣化していたり、内部にまでホコリが溜まっていることが考えられますので、すぐに使用を中止しましょう。
(3)チェック3:電源コードの劣化
扇風機の標準使用期間を過ぎている場合、電源コードの劣化にも注意が必要です。雑に扱ったり、頻繁に移動させて何度もコードを引っ張ったりしていると、思いのほか傷んでいるケースがあるので、使う前によく確認することが重要です。
8)買い換えも検討?値段・選ぶポイントとは?
(1)扇風機を選ぶ際のポイント
扇風機を選ぶ際には、部屋の広さや用途、予算を考え合わせて、適切なものを選ぶと失敗がありません。実際に家電量販店に足を運んで、風の強さや調整の仕方、操作方法などを試してから購入すれば、希望に沿ったものを見つけられるでしょう。
(2)ピンキリだけど価格帯でどんな風に性能が違う?
シンプルな構造のものは、数千円で購入できますが、風の強さの切り替えもシンプルなので、思ったより強過ぎる、弱過ぎると感じても、なかなか調整できないかもしれません。
数万円を超える高価格帯の扇風機は、回転数をかなり細かく制御できるモーターが搭載されているものもあり、自然のそよ風のような、心地よい風をお部屋の中にもたらしてくれるので、快適に使用することができます。
(3)最新機種はこんな性能も?
最新機種の中には、羽の形に工夫を凝らし、自然に近い風を作り出せるものや、熱中症の危険を知らせる機能、室温を感知して風量を自動で調整できる温度センサーなどが搭載されているものもあります。
また、羽がない扇風機のラインナップが豊富になり、空気清浄機と一体化して、見た目にスタイリッシュなだけではなく、空気をキレイにしながら送風してくれる性能を持つ機種もあります。
9)扇風機を綺麗に使うメンテナンスのポイント
扇風機を使い始める前に、まず掃除機と雑巾を使ってホコリを取り除いておきます。夏場は1ヶ月に1回程度、上記のステップを参考にして、ホコリが溜まってしまう前に、分解・水洗いをすると良いでしょう。そして、使い終わって収納する前にもきちんと掃除をしておけば、綺麗な状態を保つことができます。
このように定期的に掃除をしていれば、シーズン中でも掃除機とハンディモップを使って掃除するだけで、ほとんどのホコリを除去できるので、かえって時短になります。想像するよりシンプルな手順でキレイにできますので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
まとめ
【1】扇風機に溜まったホコリは危険!
【2】家にある4つのアイテムで扇風機のホコリを掃除しよう
【3】たった4つのシンプルなステップでピカピカに
【4】寿命のチェックと買い替えのポイントとは
【5】扇風機をキレイに使うメンテナンスのコツ