洗面台の鏡をピカピカに!掃除の3大ステップと注意点を紹介
洗面台の鏡は、一日の中で利用されることの多い場所にあるので汚れやすいですよね。毎日掃除していても気付いたら以前より鏡が曇っているように感じたことはありませんか。
今回はそんな洗面台の鏡をきれいにする掃除方法、コツとステップををご紹介します。
目次
洗面台の鏡をピカピカに!掃除の3大ステップと注意点を紹介
1)要チェック!洗面台の鏡掃除を放っておくデメリットとは?
洗面台の鏡の汚れは、浴室の鏡の汚れに比べると汚れの程度が軽いです。軽い汚れなら簡単な拭き掃除で済むところですが、放っておけばおくほど汚れは落ちにくくなり汚れを落とすのに手間も時間もかかってしまいます。
また鏡は湿気に弱いです。古い鏡に見られる縁にできた黒いシミ、これは鏡に使われている銀メッキ膜が水分と反応してできてしまうシミです。鏡についた湿気を取り除くことでシミの発生を遅らせることができるますので、日頃から鏡は乾いている湿気のない状態を保つようにしましょう。
2)洗面台の鏡掃除に事前準備を!用意したい便利グッズ5選
(1)マイクロファイバークロス
一般的に売られているマイクロファイバークロスならどの種類でもOKです。ガラス・鏡用として売られているものもあります。鏡用のマイクロファイバークロスは生地が薄く、目が細かいのが特徴です。
一度使い古しのタオルなどで汚れを落としてから仕上げ磨きとしてマイクロファイバークロスを使うようにしましょう。濡らして使う時は、固く絞ってから鏡を拭くようにしてください。あまり濡れていると拭き筋が残ってしまいます。
(2)メラミンスポンジ
各社からたくさんの種類が出ていますが、基本構造はどこも同じメラミン樹脂でできています。選ぶポイントをあげるならば、使いやすい大きさのものを選ぶようにしましょう。あらかじめカット済みの物や、好きな大きさにカットできる物もあります。
またスポンジの中にセスキやクエン酸が入っている物もあり、油汚れや水垢汚れにより効果的に掃除ができるタイプもあります。しかし曇り止め加工など特殊加工がされている鏡への使用は注意が必要ですので、ご自宅の鏡に使用可能かどうか確認してから使ってみましょう。
(3)クエン酸水
クエン酸といえば水垢汚れに強く、自然由来の素材なので小さいお子さんのいるようなご家庭でも安心して使えます。食用、掃除用と表記されて売られていますが、お掃除に使うのであれば掃除用でOK。100均でも手に入れることができます。
水200mlに対しクエン酸小さじ1杯(5g)を目安にクエン酸水を作りスプレー容器に入れれば洗剤の様に使えます。あとは鏡にスプレーして拭きあげてください。注意点は、クエン酸は酸性ですので塩素系の洗剤とは絶対に混ぜないこと。塩素ガスを発生させるので危険です。またクエン酸水が濃いと乾いた後に白く跡が残る場合があるのでその時は水拭きで二度拭きしてください。
(4)重層水
手垢、化粧品の跳ねなどの油汚れにお勧めです。こちらもクエン酸と同様、ナチュラルクリーニングでは定番です。水100mlに対し重層小さじ1杯(5g)を目安に重層水を作ってください。
クエン酸と同様スプレー容器に入れ、鏡にスプレーして拭きあげます。重層はアルミ製品に吹きかけると黒ずんでしまうことがありますので、使用するときは近くにアルミ製品がないことを確認してからスプレーするようにしてください。
(5)新聞紙
新聞紙のインクに汚れを吸着させて掃除する方法です。またインクで膜ができるので汚れが付きにくくなる効果もあります。新聞紙を半分に切って丸めます。
水に湿らせ鏡を拭き、残り半分の乾いた新聞紙で水気を取るように磨きあげていきます。新聞紙を湿らせる時は、湿らせ過ぎないようにするのがポイントです。
3)洗面台の鏡の掃除方法を解説!3つのステップとは
(1)ステップ1:水+マイクロファイバークロス
軽い汚れなら、表面を軽く湿らせたマイクロファイバークロス1枚で拭きあげるだけでたいていの汚れは落とすことができます。毎日のお掃除として取り入れたいステップです。
(2)ステップ2:重層水+マイクロファイバークロス
手垢や化粧品などの油汚れが気になる場合には、重層水をスプレーして汚れを落としましょう。汚れが落ちたら最後にマイクロファイバークロスで拭きあげます。
(3)ステップ3:クエン酸水+マイクロファイバークロス
白くなってしまった水垢汚れは水道水に含まれるカルキが付着したものです。クエン酸水で落とすことができます。汚れ部分にクエン酸水をスプレーしこすります。
1度で落ちない場合は再度クエン酸水を吹き付け、キッチンペーパーやティッシュを乗せてさらにその上からサランラップでパックし15分ほど放置します。放置することで汚れを柔らかくし落としやすくします。パックを外したらこすってください。汚れが落ちたらマイクロファイバークロスで拭きあげます。
4)その他洗面台鏡掃除へ試してみたい掃除方法3選
(1)お酢パック
お酢は食べるだけでなく掃除にも使えます。クエン酸、重層と並ぶナチュラルクリーニングの代表格です。
どこのご家庭でも必ずあると思いますのでクエン酸より手軽に用意できますね。クエン酸と同じ方法で使うことができます。
(2)歯磨き粉
歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、その研磨剤で鏡の表面についた汚れを落とす効果があります。
強力な研磨剤ではないので手軽に使いやすいですが、だからといって強くこすると傷がついてしまう場合があるので気を付けて使うようにしましょう。
(3)ダイヤモンドパッド
クエン酸水でも落ちないくらい強力についてしまった水垢を落とすには、最終手段「削る」ことが有効な手段となります。そこで活躍するのが人工微粒子ダイヤモンドが入っているスポンジ、ダイヤモンドパッド。
水を付けて研磨するように水垢をこすります。鏡よりも固いダイヤモンドが入っているわけですから力を入れてこすると鏡に傷が付いてしまいます。
とてもよく頑固な水垢が落ちますがあくまでも最終手段の掃除方法として考えてください。
5)理解しておこう!鏡を効率よく掃除するコツとは?
まず目立った汚れを水でぬらした雑巾や汚れにあった洗剤を使って落とします。跳ねた水跡や油汚れならたいていこの段階で落ちるはずです。
こびりついてしまっている水垢汚れがある場合は、クエン酸水をスプレーしキッチンペーパーやティッシュでパックして汚れを充分に柔らかくしてから落としてください。
汚れがひどい時ほど短時間で掃除しようとせず時間をかけて掃除するようにしましょう。無理に汚れを落とそうと力任せにこすってしまうと鏡に傷がついてしまうことがあります。
そして最後はマイクロファイバークロスで拭きあげます。普通の綿タオルや雑巾で拭くと細かい繊維が残ってしまうのでマイクロファイバークロスを使うことをお勧めします。
6)要注意!鏡の掃除で注意する2つのこととは?
(1)水分を残さないこと
水垢の原因にもなりますし、鏡のフチに発生する黒ずみの発生原因にもなります。
(2)研磨剤でこすりすぎないこと
研磨することで頑固な汚れは落ちやすいですが、表面に傷がつく場合があるので使う時には注意しましょう。曇り止め加工された鏡など、コーティング加工の効果が薄れてしまうことがあります。
7)日頃からメンテナンスを!綺麗に使う日々のポイントとは
きれいな洗面台の鏡を保つには、汚れに気付いたらすぐ掃除をする。これが一番です。汚れを見つけたらすぐに掃除ができるような環境を整えましょう。
洗面台にマイクロファイバークロスを1枚置いておくようにすると良いです。毎日は無理という方でも、週に1度はマイクロファイバークロスで全体を拭くようにしましょう。
8)もし業者さんにお願いするなら?業者さんの相場と注意点とは
(1)掃除内容・業者さんの相場とは?
クリーニングを業者にお願いする場合の掃除内容ですが、洗面台鏡の水垢落とし、洗面台照明、洗面ボウル、蛇口、収納・棚表面の掃除が一般的です。お値段は、8000~10000円が相場となっています。
(2)業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?
いざクリーニングを頼もうとした時に業者の数が多すぎてどう選べばよいのか迷う方が多いと思います。各社ホームページをチェックし、きちんと費用が掲載されているか・料金案内は明朗か・実績が掲載されているか・アフターフォローはあるかなどを確認しましょう。
また実際にコンタクトを取ってみて、丁寧な対応かどうかを見てみるのも目安になりますよね。ホームページや電話だけではわからない作業内容など作、業前にきちんと説明してくれる業者は信頼できる業者といえるでしょう。値段だけにつられないように、まずは内容から確認するようにしてみましょう。
今回のまとめ
1)要チェック!洗面台の鏡掃除を放っておくデメリットとは?
2)洗面台の鏡掃除に事前準備を!用意したい便利グッズ5選
3)洗面台の鏡の掃除方法を解説!3つのステップとは
4)その他洗面台鏡掃除へ試してみたい掃除方法3選
5)理解しておこう!鏡を効率よく掃除するコツとは?
6)要注意!鏡の掃除で注意する2つのこととは?
7)日頃からメンテナンスを!綺麗に使う日々のポイントとは
8)もし業者さんにお願いするなら?業者さんの相場と注意点とは