【10分で実践】石鹸カスの落とし方3ステップとは
石鹸カス、たまると困りませんか?なかなか落ちないですよね。どのようにお掃除をしているでしょう。
今回は、そんなお悩みの解決に少しでもなるように、石鹸カスの落とし方について、ポイントや注意点をご紹介します。
目次
【10分で実践】石鹸カスの落とし方3ステップとは
1) 石鹸にも種類がある?石鹸の2種類と掃除の違い
石鹸をアルカリ性のものと、金属(酸性)に分けた場合、何種類あるかお伝えします。
(1)アルカリ性石鹸
酸性の物を使って、石鹸カスの汚れを落とすとよくとれます。主な種類としては以下の4種類です。
ナトリウム石鹸・カリウム石鹸・アンモニウム石鹸・有機塩石鹸
(2)金属石鹸(酸性石鹸)
アルカリ性の石鹸を使うと、良く取れます。種類としては2種類です。カルシウム石鹸・マグネシウム石鹸などです。
2) 石鹸カスを落とすのに必要なグッズ5選
(1)石鹸カス取り(三宝商事)
プラスチック部分などに使うと良いでしょう。ハケで塗って、10分放置しておくとあら不思議、綺麗に取れてくれます。
(2)技・職人魂 風呂職人(職人魂シリーズ)
なんと現場の職人さんが、その場で開発した商品です。特に頑固な汚れを落とすのに適しています。プロ仕様なので、よく落ちます。
(3)バススポンジ(アズマ)
床の凹凸面の汚れを簡単に、しかもしっかり落としてくれる優れものです。有名メーカーのアズマ工業の製品なので、とても安心できますね。
(4)石鹸カス汚れ落ちーる
こびりついた石鹸カスによく効果を発揮してくれます。どんな場所の石鹸カスにも対応可能ですが、大理石や天然石などの酸性に弱い場所には使えません。
(5)クエン酸
家庭には必需品のクエン酸。簡単なところはこのクエン酸で十分でしょう。
3)石鹸カスの落とし方の3ステップとは?
(1)簡単な汚れ
浴室用洗剤とメラミンスポンジでよく落とせます。
(2)頑固な汚れ(石鹸カスが何層にもなっている)
1:プラスティックのヘラで削り落とす。
2:スポンジかメラミンスポンジで、シャワーのお湯をかけながら擦り落とす。
3:あとは綺麗に流して、水分を拭き取っておく。
注意点:
傷がつきやすい素材の時は、洗剤を弱いものにし、つけ置きをすることで効果が出ます。ステンレスや石などの場合は、変色することがあるため、専門の業者さんに任せるほうが安心です。
4) 種類別に解説!石鹸カスがつく場所による落とし方の違い
(1)鏡
鏡の汚れの原因は、主に、水滴が蒸発したもの、シャンプーや石鹸などの飛び散ったもの、皮脂です。市販のクレンザーで磨くと、表面を傷つけるので、不向きです。
重曹や歯磨き粉をスポンジに付けて磨くと、クレンザーで磨いたみたいに綺麗に汚れが落ちるでしょう。
(2)窓
気が付けば半透明になっている窓。これは、毎日の石鹸の泡が少しずつついて、たまったものです。サンポールや塩酸系の洗剤を使って落とすと、スッキリです。
もし、下地が気になる場合は、ドライヤーで乾燥させながら、雑巾で擦り落とす方法があります。注意点としては、石鹸カスが舞い散りやすいので、マスクをして行うと良いでしょう。
(3)液晶画面
炭酸水クリーナーで拭くと、お手軽です。水を使えないので、直接吹き付けずに、布やクロスにつけてから拭くようにしてくださいね。
5) 石鹸カスを落とす上での5つの注意点とは?
(1)カビ・雑菌に注意
石鹸カスがついた場所は、石鹸カスによって水や汚れがうまく流れなくなるため、そこに雑菌やカビが付きやすくなります。
石鹸カスを正しい方法で取り除かないと、また同じ場所にカビが生えてしまいますので注意が必要です。石鹸カスがついてしまうと、必ずカビや雑菌が繁殖するため、普段から残さないように、洗い流しておくことを心がけましょう。
(2)汚れを見極めましょう
酸性かアルカリ性かのよごれを見極めて、適したものを使わないと、根本的にきれいにならないか、掃除している箇所そのものを傷つけてしまう為注意が必要です。
大理石や天然石は、酸性の洗剤に対して、とても弱いので、要注意です。
6) 石鹸カスがついた場合への予防とすぐに処置できる方法とは?
(1) 熱めのお湯で洗い流す。
一番簡単な対処方法です。
(2)メラミンスポンジでこする
水だけで汚れが落ちるように作られたなんともお手軽なスポンジ。こびりついていない柔らかい石鹸カスなら、十分とれます。
(3)重曹のお世話に
研磨作用があるので、クレンザー代わりになります。スポンジに粉を付け、軽くこすってみましょう。
(4)クエン酸
石鹸カスを浮かせて落としてくれます。キッチンペーパーに浸して、石鹸カスの部分を湿布し、しばらくしてからスポンジでこすり落としましょう。
(5) 重曹+クエン酸のダブルパワー
一番しつこい場合に便利です。ただし、炭酸ガスが発生し、ブクブクしながら強い汚れを分解してくれるため、換気は大切です。
4%のクエン酸水(水100mlに対してクエン酸4g)を作り、石鹸カスの部分に、見えなくなるくらいまで重曹を振りかけたうえに、クエン酸水をかけます。しばらく放置したのち、洗い流します。
今回のまとめ
1) 石鹸にも種類がある?石鹸の2種類と掃除の違い
2) 石鹸カスを落とすのに必要なグッズ5選
3) 石鹸カスの落とし方の3ステップとは?
4) 種類別に解説!石鹸カスがつく場所による落とし方の違い
5) 石鹸カスを落とす上での5つの注意点とは?
6) 石鹸カスがついた場合への予防とすぐに処置できる方法とは?