【ニオイ除去】冷蔵庫に染み付いたくさ~い臭いを取る方法4選

キッチンにある冷蔵庫

冷蔵庫を開けた時に、鼻をつく臭いニオイが漂ってくると、気分が滅入ってしまいます。忙しくて、なかなか冷蔵庫の整理や掃除ができないこともあるので、できるだけシンプルな対策があれば嬉しいものです。

冷蔵庫に染み付いたニオイを取る方法をご紹介します。






目次

【ニオイ除去】冷蔵庫に染み付いたくさ~い臭いを取る方法4選

1)冷蔵庫を開けた時の臭いニオイはなに?3大原因とは?

(1)食材そのもののニオイ

ニオイの強い食材を冷蔵庫に一緒に保管していると、それらが混ざり合って、強烈な臭いニオイを発生させることがあります。例えば、生魚、にんにく、ニラ、漬物といった食材は、気をつけて保管していてもニオイの原因となるかもしれません。

(2)庫内に付着した汚れ

生肉や魚のパックから出た水分や、汁気の多い煮物等を取り出した時にこぼしてしまった汚れなどを、掃除せずに放置してしまうと、その汚れが庫内に付着し、臭いニオイの原因となることが考えられます。

(3)傷んだ食材のニオイ

冷蔵庫の奥の方にしまいこんでいた食材をすっかり忘れて、傷ませてしまったという経験は誰しもあるものです。消費期限が切れて腐敗した食品からは、どうしても臭いニオイが発生するので、定期的に冷蔵庫の中を確認することが必要です。

2)ニオイの解消へ!用意したい4つのグッズとは?

(1)アルコール入りのウェットティッシュ

冷蔵庫内のちょっとした汚れの除去には、消毒用アルコールを含んだウェットティッシュが便利です。サッと取り出して拭き取るだけなので、手間も時間もかかりません。外出時に開封したものがあれば、それを活用できます。

(2)ホワイトリカー

果実酒作りなどに重宝するホワイトリカーは、消毒用のアルコールとして使うことができます。庫内全体を拭き掃除する際に使います。食材を保存する冷蔵庫なので、食用のホワイトリカーで掃除すると安心です。

(3)重曹パウダー

冷蔵庫内のこびりついた汚れも、臭いニオイの原因となるため、それを綺麗にするため重曹パウダーを使用します。ほんの少し水を加えてペースト状にし、クレンザーの要領で使うと、重曹そのものの消臭効果も期待できます。

(4)キッチン用漂白剤

庫内にカビや黒ずみが発生していて、それが臭いニオイの原因となっている場合は、キッチン用漂白剤を水で薄めたもので掃除をすることで対処します。普段キッチンで使っているものをそのまま活用できるので、すぐに試すことができるでしょう。

3)試してみよう!冷蔵庫の臭いニオイ解消への4STEP

(1)STEP1:アルコール入りのウェットティッシュで拭く

食材や料理を冷蔵庫から取り出した時に、うっかりこぼしてしまった際の汚れは、放置すると臭いニオイの原因となるため、消毒用アルコール入りのウェットティッシュで拭き取ります。

(2)STEP2:庫内全体をホワイトリカーを含ませた布で拭く

綺麗な雑巾や使い古しのタオルに、ホワイトリカーを少量含ませ、冷蔵庫の中を拭き掃除します。時間があれば、冷蔵庫の中のものを全て取り出し、傷んだ食材等を処分してから作業するとスムーズです。ホワイトリカーはすぐに揮発し、除菌効果があるため、二度拭きする必要はありません。

(3)STEP3:重曹を使ってこびりついた汚れを落とす

しばらく掃除していなくて、庫内に汚れがこびりついている際には、重曹パウダーに少量の水を加えて練ったものを、綺麗な雑巾か使い古しのタオルにつけて、こすり落とします。

(4)STEP4:キッチン用漂白剤でカビや黒ずみを落とす

パッキンや庫内にカビや黒ずみが発生して、臭いニオイがする時には、キッチン用漂白剤を使います。水で5~6倍に薄め、パッキンのような細かい部分には、綿棒に染み込ませて塗布します。10分ほど置いてから、雑巾か使い古しのタオルで水拭きすれば完了です。

冷蔵庫の掃除をしている主婦

4)ここに注意!掃除での注意点とは?

冷蔵庫の臭いニオイを撃退するために、徹底的に掃除する際には、できれば冷蔵庫の電源を切るようにします。冷凍・冷蔵が必要なものは、一時的にクーラーバッグや発泡スチロールの箱等、保冷ができるものの中に入れておきます。

電源を入れたまま、何度も冷蔵庫を開閉すると、庫内の温度が上がってしまいます。また、1段ずつ食材を取り出しながら作業すると、かえって時間がかかってしまい、効率も悪いため、電源を切って一気に掃除するほうが良いでしょう。

5)要チェック!毎日の使い方・メンテナンスのコツとは

(1)お肉・お魚を保冷するコツとは?

お肉やお魚をスーパーなどで購入する時に、トレーに入ってラップがきちんとしてあれば問題ありませんが、ビニール袋に直接入れてある場合は、チャック付きの厚手の袋や、きちんと密封できるタッパーに移し替えてから、チルドルームで保冷するようにします。

ビニール袋のままだと、保存しているうちに水分が発生して、冷蔵庫の臭いニオイの原因になってしまうからです。

(2)野菜・果物類を保冷するコツとは?

野菜室に野菜や果物を詰め込み過ぎてしまうと、押しつぶされて水分が出たり、傷んだりしやすくなり、それが臭いニオイを発生させてしまいます。常に庫内に余裕を持たせ、適量を保冷するようにします。

また、冷蔵庫に入れる必要のない野菜や果物をチェックして、冷暗所もしくは常温といった、それぞれの野菜に合った仕方で保存すれば、長持ちさせると同時に野菜室を綺麗に保つことができます。

(3)その他ニオイの強いものを保管するポイントとは?

ニオイの強い漬物や、にんにくを使った料理等を保管する際には、ラップをきちんとかけていてもニオイが漏れてしまう場合が考えられます。一手間かかりますが、しっかり密封できる蓋つきのタッパーに移し替えて保管すれば、汁気がこぼれる心配もなくなるので、一石二鳥です。

(4)冷蔵庫はどのくらいの頻度でどんな風に掃除するのがベスト?

普段はなかなか徹底的にできない、冷蔵庫の掃除ですが、庫内を綺麗に保てば、臭いニオイは発生しにくくなります。1ヶ月に1回程度、冷蔵庫の電源を切って全ての食材を取り出し、隅々まで掃除すると同時に、冷蔵庫内の整理をするのがおすすめです。

日頃から、何かこぼしてしまった時はすぐに拭き取ること、冷蔵庫内の食材を管理して、消費期限を切らしたり傷ませたりしないことを心がけていれば、電源を切って掃除する際もスムーズに作業でき、思ったより手早く終えることができるでしょう。

6)対策しても臭いが取れない?業者さんへの依頼とは?

(1)どんなケースは業者さんに依頼すべき?

上記の作業をしても、冷蔵庫内のこびりついた汚れやカビ、黒ずみを取り除くことができなかったり、臭いニオイの原因を特定できなかったりした場合は、専門の業者さんに依頼する必要があるかもしれません。

(2)業者さんに頼むと何としてくれる?

一例として、大手の掃除業者の冷蔵庫クリーニングの内容をご紹介します。庫内の外せる部品をすべて取り外し、人体や環境に害の少ない洗剤を使用して徹底的に掃除をしてくれます。

冷蔵室、冷凍室、野菜室、扉のパッキン、卵ケース、チルドルーム、蒸発皿、側面や表面の油汚れの掃除も、作業範囲に含まれています。掃除後に、消臭やカビ防止のコーティングを施してくれるので、綺麗な状態をキープできます。

(3)時間・お金の相場とは?

上記の大手掃除業者の場合、作業時間はおよそ2時間、価格は冷蔵庫の大きさや汚れの程度によって幅があり、1台につき税抜10000円~15000円前後かかります。

別の大手業者では、4~5ドアの冷蔵庫全体のクリーニングで、1台につき税抜16000円程度となっています。

(4)依頼する上で注意したいこととは?

可能であれば、事前に冷蔵庫の大きさや汚れの程度などを業者さんに伝えておくと、金額の目安やかかる時間がわかりやすくなります。インターネットで価格や口コミを調べていくつかの業者さんを比較し、評判が良く、掃除内容に納得できる業者さんを選ぶようにしましょう。






まとめ

1)冷蔵庫の臭いニオイの3大原因とは

2)ニオイ対策に準備したい4つのアイテム

3)4つのステップで冷蔵庫の臭いニオイを撃退しよう

4)毎日の使い方とメンテナンスでニオイを防ぐコツ

5)困った時は業者さんの徹底クリーニングを

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