これだけで大丈夫!パソコンのキーボード掃除の4つの流れ

パソコンを使用している女性

パソコンのキーボードは、毎日のように使うので、思いのほか汚れているものです。でも、なかなか掃除をする時間がなく、目立った汚れをざっと拭くだけ、ということになりがちです。パソコンのキーボードを簡単に掃除する方法をご紹介します。






目次

【ステップ解説】パソコンのキーボードを簡単に掃除する方法

1)パソコンのキーボードにも種類が?

(1)キートップを外せるタイプ(デスクトップ用など)

パソコンのキーボードは、種類によって掃除の方法が大きく異なります。1つは、キートップ(タイピングする部分)が立体的で、器具を使って外すことができるタイプです。デスクトップ型のパソコンのキーボードなどが該当します。

専用の器具を使用してキートップを1つずつ外し、隙間や下に溜まったゴミを取り除いたり、キートップそのものを水洗いしたりできるので、徹底的にキーボードを綺麗にすることはできますが、かなりの時間と根気が必要です。

(2)キートップを外せないタイプ(ノートパソコンなど)

もう1つの種類は、キートップを外すことができない構造になっているキーボードです。厚みの薄い、ノートパソコンのキーボードなどが該当します。エアダスターや掃除機を使って隙間の汚れを取り除いたり、無水エタノール、専用の除菌シート等で拭き掃除をしたりして、比較的短時間で、手軽に綺麗にできますので、今回はこのタイプに絞って掃除の手順をご紹介していきます。

2)パソコンのキーボードの掃除に準備したいグッズ4選

(1)エアダスター(ブロアー)

パソコンのキーボードの掃除に準備したいのが、エアダスターもしくはブロアーです。風の力で、キーボードの隙間に入り込んだ細かな汚れやゴミを浮き上がらせてくれます。缶入りのタイプは通販で購入できますし、手動で作動させる小ぶりのものであれば100円ショップでも取り扱っていますので、気軽に試せるでしょう。

(2)掃除機

掃除機に、先端にブラシのついたノズルを装着し、弱モードで作動させて、エアダスターで浮き上がらせたゴミを吸い取ります。キーボードが外れてしまわないか心配な場合は、細いノズルの先に使い古しのストッキングをかぶせて掃除をする、という方法もあります。パソコンは精密機器ですので、必ず弱モードで作動させるように気をつける必要があります。

(3)無水エタノール

綿棒や使い古しのタオルをカットしたものに、無水エタノールをごく少量含ませて、パソコンのキーボードや隙間の汚れを掃除するという方法もあります。アルコール度が非常に高いので、換気と火気にじゅうぶん注意して使用します。また、変色や変質がないか確認してから全体を掃除すれば安心です。

(4)セロハンテープ・付箋

地道な作業になりますが、セロハンテープや付箋の粘着力を利用して、キーボードの汚れを掃除するという方法も手軽なのでおすすめです。特に、仕事中のちょっとした休み時間に、手近にあるアイテムを使って、デスクで音を立てずに掃除できるという利点があります。

パソコンのキーボード

3)キーボード掃除の4ステップを解説

(1)ステップ1:セロハンテープ・付箋を使って目立ったゴミを取り除く

まず、パソコンの電源を落とします。セロハンテープや付箋を使い、キートップの表面や、キートップ同士の間にある目立ったゴミを取り除きます。

(2)ステップ2:エアダスター(ブロアー)を使って隙間のゴミを浮き上がらせる

エアダスターやブロアーを使い、キートップの下や細かい隙間に入り込んだゴミ、ホコリ等を浮き上がらせます。

(3)ステップ3:掃除機で汚れを吸い取る

パソコンのキーボード全体に掃除機をかけて、浮き上がった汚れを綺麗に吸い取ります。このとき、掃除機は必ず弱モードにします。

(4)ステップ4:無水エタノールでホコリや皮脂を掃除する

キーボードにこびりついたホコリや皮脂を掃除するために、無水エタノールを綿棒にごく少量含ませたもので拭けば完了です。

4)汚れの特徴に応じての掃除方法とは?

(1)黒ずみ

パソコンのキーボードが黒ずむのは、主に手垢が原因のことが多いです。ステップ4で使用した無水エタノールは、手垢をしっかり落としてくれる特性がありますので、黒ずみの掃除に有効です。

(2)油汚れ

キートップに手の脂がついている場合、水を含ませて固く絞ったメラミンスポンジで、ごく軽くこするようにして掃除をします。また、メガネ拭きで軽く拭くことで、油汚れを落とせる場合もありますので、手近にあれば試してみましょう。

メガネ拭きでのキーボードの掃除

5)要注意!掃除での2つの注意点とは

(1)水分は極力使わない

パソコンは精密機器で、水分を嫌います。メラミンスポンジ等を使う場合、含ませた水はしっかり絞って、キーボードの隙間から水が本体に入り込んでしまうことが決してないように注意する必要があります。

(2)空気の力で隙間や下に入り込んだゴミをしっかり浮き上がらせる

キーボードには、表からは見えなくても、キートップの隙間や下にゴミが入り込んでいて、思った以上に汚れていることが多いものです。ぜひエアダスターかブロアーを使って、目立ちにくい見落としがちな汚れもすっきり綺麗にすることが大切です。

6)日々のメンテナンスが重要!キーボードを綺麗に使うコツとは

パソコンのキーボードを綺麗に使うコツは、使用する前に手を洗うなどして、汚れをつけないようにすることが基本的な方法です。何かを食べながら作業すると、間違いなく汚れてしまい、こびりついた食べ物の汚れを掃除するためには時間と手間がかかってしまいます。

専用の除菌シートや、スライム状の掃除アイテムなど、空いた時間で簡単に掃除できるグッズを手近に置いておけば、汚れてもすぐに綺麗にできるのでおすすめです。

7)キーボード掃除に関するQ&Aコーナー

(1)ジュースやコーヒーをこぼしてしまった?対処方法は?

前述のとおり、パソコンに水分は大敵です。もしもジュースやコーヒーをこぼしてしまったら、まずはすぐに電源を落とし、裏返して本体に到達する水分を極力減らすようにします。

ノートパソコンのキーボードは一体化しているものがほとんどで、自力で分解・修理することはほぼ無理だと考えられます。それで、メーカーのメンテナンス等を利用し、プロにお任せすることが必要になります。

(2)アルコールは使える?水分は平気なの?

パソコンは水分は嫌いますが、無水エタノールを少量使う掃除は可能な場合があるので、手垢や黒ずみ、こびりついた汚れ等が気になる際には、試してみると良いでしょう。揮発性が高いので、キーボードの隙間から水分が入り込むことはありませんが、キーボードの材質によっては変質や変色も考えられるため、全体を掃除する前に確認することをおすすめします。

(3)手垢掃除のコツはある?

付着しやすい汚れの代表的なものが、手垢です。手垢掃除には、キーボード専用の除菌シートや無水エタノールが効果的ですので、毎日長時間使う方は揃えておくと安心です。

(4)100均で使えるグッズはある?

100円均一ショップは、お掃除グッズが充実しています。パソコンのキーボードの掃除で活躍してくれるのが、先にブラシのついたブロアーです。風の力でゴミを浮き上がらせながら、ブラシで汚れを落とすこともでき、細かい部分を掃除するのに便利です。






まとめ

【1】キーボードの種類と掃除の違いとは

【2】4つのグッズ、4つのステップでノートパソコンのキーボードを掃除しよう

【3】汚れの特徴に応じた掃除方法を選ぼう

【4】汚れに気付いたらすぐに掃除!便利グッズを活用しよう

【5】みんなが気になるQ&Aをチェック

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