Pタイルの掃除手順!黒ずみ汚れの落とし方やワックスの頻度は?

掃除機で掃除をしている主婦

この記事ではPタイルの掃除方法をご紹介!Pタイルと塩ビタイルの掃除方法の違いは?Pタイルの種類、掃除手順、黒ずみ汚れの落とし方、ワックスの掛け方や頻度、回数による効果の違いを一挙お伝えします。ワックスリムーバーや剥離剤の使用方法、気になるマジックリンやの使い方まで紹介をしていますので、最後までご一読ください!

目次

Pタイル=プラスチックタイルとは?

Pタイルはプラスチック製床材

プラスチックタイルは、一般的にはポリビニル塩化物(PVC)やポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などのプラスチック製の床材または壁材です。耐久性が高く、色々な色やパターンが利用でき、クッション性があり、また保守も容易なため、さまざまな場所で広く使われています。

一般的に接着剤を使って直接床または壁に貼り付けますが、インターロッキング式のタイルもあり、それらは接着剤なしで設置できます。

Pタイルの代表的な種類

ビニールタイル

最も一般的なタイプのプラスチックタイルで、耐摩耗性と耐水性があります。キッチンやバスルームなど、水を多く使う場所でよく使われます。

ラバータイル

このタイルは滑りにくく、クッション性が高いため、体育館やフィットネススタジオなどの場所で一般的に使用されます。

カーペットタイル

フローリングに柔らかさと快適さを追加するために使用されます。商業空間やオフィスでは特に人気があります。

フォームタイル

このタイルは特に子供の遊び場やジムで人気があります。軽くて、落下したときの衝撃を吸収するのに適しています。

ガレージタイル

特にガレージフローリング向けに設計されており、重い負荷と化学物質に対して耐性があります。

外部用タイル

通常、耐候性のあるプラスチック製で、アウトドア環境での使用に適しています。プラスチックタイルの選択は、その用途、耐久性の要件、および視覚的な好みによって様々なシーンで使われています。

Pタイルの主な汚れの原因とは?

Pタイルの主な汚れは、大きく分けて2種類。ホコリや砂などの表面上の汚れと黒ずみです。

黒ずみになってしまった汚れの原因は、Pタイルの使用場所により様々で、ホコリや砂などの軽い汚れが蓄積されたもの、油汚れ、カビなどがありますが、一番多いのは、表面に塗られたワックスが劣化した黒ずみです。

新しくワックスがけをする際に古いワックスをよく落とさずに、ワックスがけをしてしまったため、残されたワックスの層が劣化し黒くなったのが原因です。

事前に道具を揃えよう!Pタイルの掃除にあると便利なグッズ7選

リビング用洗剤

リビング用洗剤があればたいていの汚れを落とすことができます。弱アルカリ性の物が多く、二度拭きがいりません。

住まいのお掃除に幅広く使えます。家具、電化製品、壁、フローリング、ビニール床と用途が広い洗剤です。

ワックス・ワックス剥離剤(ワックスリムーバー)

Pタイル用ワックス

ワックスはPタイルのつやを出すために使用します。Pタイルに一番向いているワックスは樹脂ワックスです。ワックス専用塗付具や布に染み込ませ床に薄く塗り広げます。

ワックス剥離剤(ワックスリムーバー)

ワックス剥離剤はワックスを塗りなおす時に古いワックスを落とすのに使います。

スポンジや専用ブラシに剥離剤を付け、床に塗り、染み込ませ、専用ブラシでこすってワックスを落とします。ワックスもワックス剥離剤もホームセンターで取り扱っています。

床用お掃除シート

普段の軽い汚れを落とすのに使います。スーパー、ホームセンター、ドラッグストアで入手可能です。ウエットタイプ、ドライタイプ2種類用意して汚れに合わせて使い分けると掃除がしやすくなります。

雑巾・布

リビング用洗剤を使う時や、ワックスのつや出しに使います。使い古しのタオルでも十分です。数枚用意してください。

ブラシ・スポンジ

雑巾や布で落ちない汚れを落とすのに使ったり、溝など細かい部分に入った汚れをかき出すのにあると便利です。

ホームセンターや100円ショップなどに様々な種類の物が用意されていますので、使いやすい物を選びましょう。

掃除機

拭き掃除をする前に大きなゴミやホコリを取るのに使います。またハンディタイプ、コードレスタイプなど、手軽に使いやすいタイプだとマメに掃除ができるので、きれいな空間をキープできますね。

掃除方法を紹介!Pタイルの掃除の4つのステップ

ステップ1:表面のホコリを取る

大きなゴミやホコリを取り除きます。掃除機やドライタイプの床用お掃除シートを使って取り除きましょう。

掃除機を使用する場合

細かいゴミやホコリを吸い取るには掃除機が最適ですが、床面が硬いため掃除機のノズルが直接床に当たらないように気をつけてください。ノズルが床に当たると傷がつく可能性があります。掃除機を使用する際は、床を傷つけないようにブラシヘッドを使用することをお勧めします。

お掃除シートを使用する場合

シートの表面が床に完全に接触するようにすることで、床の汚れをしっかりと取ることができます。シートが汚れてきたら、新しいものに交換しましょう。拭き掃除をする前には、先にホコリやゴミを掃除機で取り除いておくことをお勧めします。

床用お掃除シートはあくまで表面の汚れを取るものであり、床に付着した汚れやシミを完全に取り除くことはできません。固くこびりついた汚れやシミがある場合は、専用のクリーナーとスポンジを使用して汚れを取り除きましょう。

ステップ2:汚れのお掃除

固く絞った雑巾や布で水拭きをします。水拭きで落ちない汚れにはリビング用洗剤を使います。雑巾や布、ブラシやスポンジに染み込ませ汚れをこすります。

雑巾はお掃除のポイント

Pタイルは水に対して耐性があるため、雑巾や布を使った水拭きは一般的に問題ありません。ただし、水分をたっぷり含む状態で床を拭くと、水がタイルの隙間に入り込む可能性があります。

これが冷暖房の影響で収縮・膨張を繰り返すとタイルが浮いてしまう原因になることもあります。したがって、雑巾はしっかりと絞ってから使いましょう。

床を拭く際には、雑巾や布が床全体に均一に接触するようにすると効果的です。また、一定の方向に拭くことで、余分な水分や汚れを確実に取り除くことができます。

リビング用洗剤のポイント

リビング用洗剤を使用する場合、タイルの色褪せや劣化を防ぐため、腐食性のないものを選びましょう。強い洗剤はタイル表面を傷つける可能性があるため、できれば中性洗剤が最適です。

洗剤を直接タイルに塗布せず、水で薄めてから使用してください。そして、洗剤を使用した後は、しっかりと洗い流すようにしましょう。洗剤が残っているとタイルがベタつく原因になります。

洗剤を使用する際は、まず目立たない場所で試してから床全体に適用することをお勧めします。これにより、予期せぬ色褪せやダメージを防ぐことができます。

ブラシお掃除のポイント

硬すぎるブラシを使用するとPタイルを傷つける可能性があるため、適度な硬さのブラシを選びましょう。また、強くこすりすぎると傷がつく可能性があるので、優しくブラッシングすることが重要です。

ブラシを使用するときは、ブラシの毛が床全体に均一に接触するようにしましょう。これにより、床全体が均一に清潔になります。ブラシで洗った後は、必ず水拭きをして洗剤や汚れをしっかりと洗い流しましょう。

布お掃除のポイント

布を使って掃除する際は、あまりにも粗い布は避け、滑らかな素材を選んでください。粗い布は表面を傷つける可能性があります。

布で水拭きをする際には、布が水分で過度に湿っていないことを確認してください。布が水であふれていると、水がタイルの隙間に滲み込み、タイルの浮きや剥がれを引き起こす可能性があります。

汚れが広範囲に及んでいる場合や頑固な汚れがある場合は、専用の洗剤を布に染み込ませて使用することが効果的です。しかし、強い洗剤はPタイルを傷つける可能性があるため、使用する洗剤は中性洗剤がオススメです。

ステップ3:ワックスリムーバーの活用

ワックスが汚れて黒ずんでいる場合は、古いワックスを落とします。ワックス剥離剤をスポンジに染み込ませPタイル面に塗ります。少し時間を置いたら、ワックス剥離用ブラシやナイロンたわしでワックスをこすり落とします。ワックスがきれいに落ちたら、水拭きで剥離剤の成分も拭き取ります。

専用ワックスリムーバーは一般的に市販されており、使用方法は商品により異なりますが、大抵はリムーバーを直接床に塗布し、一定時間放置した後にふき取る、といった手順になります。ワックスが除去されたら、水でしっかりと洗い流しましょう。

ステップ4:ワックス掛け

から拭きをしてPタイル面をよく乾かしたら、ワックスを塗りましょう。ワックス専用塗付具や布に染み込ませ床に薄く塗り広げます。ポイントを紹介します。

ワックスの前にホコリを取る

ワックスを塗る前には、床をきれいに掃除し、ホコリや汚れを完全に除去します。既に古いワックスが残っている場合には、ワックスリムーバーを使用して既存のワックスを除去しましょう。床がきれいになったら、乾かします。

ワックスの塗布

ワックスを均一に床に塗ります。塗る際にはワックス専用のモップまたはスポンジを使うと、均一に塗ることができます。一度に大量に塗るのではなく、薄く数回に分けて塗ると良いでしょう。

乾燥

ワックスを塗ったら、しっかりと乾燥させます。乾燥時間はワックスの種類によりますが、だいたい数時間程度です。十分に乾燥させないと、床がベタついたり、足跡が残ったりします。

換気

ワックスには揮発性の化学物質が含まれていることがありますので、作業中と作業後は十分な換気を行うことが重要です。

ワックスの保存

ワックスは開封後、品質が変わる可能性があるため、未使用のワックスは適切に保存し、早めに使い切ることをおすすめします。

均一性

ワックスが床全体に均一に塗られていることが重要です。特に、ワックスを薄く、均一に塗ることで、美しい光沢感を得ることができます。

以上のポイントと注意点を心に留めて、Pタイルのワックス塗りを行うと、タイルの美観を保ち、耐久性を高めることができます。

汚れ別に解説!それぞれの汚れを掃除するコツとは?

Pタイルの黒ずみ汚れの掃除方法は?

Pタイルの黒ずみ汚れの正体のほとんどは、ワックスの劣化によるものです。

Pタイルの黒ずみ汚れの掃除方法
・ほうきや掃除機で、タイルの表面のゴミやホコリを掃除します
・重曹やセスキ炭酸ソーダを、汚れている部分に振りかけます
・5分ほど放置して、汚れが浮き出るのを待ちます
・メラミンスポンジやブラシで、汚れをこすり落とします
・水で洗剤を流して、タイル表面をきれいにします

重曹やセスキ炭酸ソーダで落とせない黒ずみ汚れには、以下の方法も試してみましょう。

酸性の洗剤を使う

酸性の洗剤は、アルカリ性の汚れを中和する効果があります。そのため、黒ずみ汚れを落とすには、酸性の洗剤を使うとよいでしょう。おすすめの酸性洗剤としては、クエン酸水や酢水などが挙げられます。

高圧洗浄機を使う

高圧洗浄機は、水の力で汚れを落とすことができます。頑固な黒ずみ汚れには、高圧洗浄機を使うと効果的です。ただし、タイルの表面を傷つけないように、注意が必要です。

Pタイルカビ汚れの落とし方は?

Pタイルは耐水性があるので、水気が多い場所で使われることが多く、その場合はカビによる汚れが発生する場合があります。

それほど頑固なカビではない場合は、中性洗剤で落とせるものがほとんどです。中性洗剤を使用した場合は、最後に水拭きで洗剤成分をよく拭き取っておきましょう。

それでも落ちない強力なカビがあった場合は、重層水のようなアルカリ性の洗剤で落とすようにしましょう。カビに吹き付けてブラシやスポンジでこすってみてください。

Pタイルの油汚れの掃除方法とは?

キッチンでPタイルが使われている場合に多い汚れです。中性洗剤で落とすことができます。また重層水などアルカリ性洗剤も油汚れに向いています。重曹やセスキ炭酸ソーダを使った掃除で落とせない頑固な油汚れには、「ハイター」「オキシクリーン」などの漂白剤も試してみましょう!

漂白剤やオキシクリーンを使用する場合は、必ず換気を十分に行い、手袋やマスクを着用が必要です。また、漂白剤やオキシクリーンは、金属や木材を変色させる可能性があるため、使用前に注意事項をよく確認しておきましょう。

要注意!Pタイルの掃除での3つの注意点

古いワックスは落とし切りましょう

古いワックスを落とす場合は、ワックス剥離剤を使って落とし切りましょう。ワックスが残っていると黒ずみ汚れの原因になります。一度に広範囲を掃除せずに少しずつ確実にワックスを落とすようにしましょう。

ワックスのムラに注意

ワックスをかける場合も、ワックスを落とす場合と同じように一度に広範囲を作業しないようにしましょう。ムラになってしまいます。またワックスは付け過ぎないように薄く塗るようにします。

間接的にワックスを塗りましょう

リビング用洗剤、ワックスを使う時は直接Pタイルに付けるのではなく、布やブラシ、スポンジに染み込ませてから付けるようにしましょう。

直接塗るとPタイルを傷める原因となる場合があります。

日頃からお手入れを!Pタイルのメンテナンスのポイントとは

定期的なお手入れ

日頃のお手入れは、掃除機やドライタイプの床用お掃除シートでゴミやホコリを取り除き、雑巾や布、ウエットタイプの床用お掃除シートで水拭きします。

それでも目立つ汚れが出てきたら汚れに合わせた洗剤を使って掃除します。ワックスに傷を付けないように力を入れ過ぎずに汚れを落とすようにします。黒ずみが目立つようになってきたらワックスの劣化が始まった証拠です。ワックスを塗り直すようにしましょう。

早めの汚れ落とし

床に汚れが付着した場合は、早めに中性洗剤を用いて拭き掃除を行います。汚れが付着したまま時間が経つと、汚れが固着し、落とすのが難しくなる可能性があります。

水拭きの注意

Pタイルは水に強いですが、過度な水分はタイルの隙間から浸透し、浮きや剥がれを引き起こす可能性があります。したがって、水拭きする際は布が湿っている程度にし、床が水浸しにならないよう注意します。

床用清掃用品の選択

Pタイルの清掃には、適度な硬さのブラシや、優しく拭き上げることができる布を使用します。強力な洗剤や硬すぎるブラシはPタイルを傷つける可能性があります。

適切な修理

Pタイルが傷ついたり剥がれたりした場合は、早めに専用の補修材を使用して修理します。早めの修理が、さらなるダメージを防ぐことに繋がります。

業者さんにお願いすることもできるの?

掃除内容・業者さんの相場とは?

クリーニングを業者にお願いする場合の掃除内容は、大きく分けて2種類になります。汚れ落としとワックス塗付、それにPタイルの汚れの状況により、オプションでワックス剥離作業がプラスされるのが一般的です。

お値段は、ワックス剥離作業なしの場合は、7,000〜10,000円/6帖、ワックス剥離作業ありの場合は、20,000円~25,000円が相場となっています。

業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?

せっかくお金を払って作業してもらうのなら、納得のいく作業をしてもらえる業者にお願いしたいですよね。ここでは業者選びのポイントをご紹介します。

事例のチェックを

フロアクリーニング、ワックス剥離、塗付作業は、プロでも高い技術が必要とされる作業です。まずは、ホームページをチェックしましょう。

確かな実績を持つ会社であれば、施工実績や施工事例が掲載されているはずです。また利用者の声などが掲載されていれば、作業内容や施工後の様子を知ることもできる場合があるので、くまなくチェックしましょう。

洗剤やワックスのチェックを

次に使われている洗剤やワックスの種類をチェックしましょう。床面は、小さい子どもやペットも直接触れる場所です。口に入っても触れても問題ない安全な洗剤や、ワックスが使われているか確認しましょう。

料金や作業工程の納得感を

その他、料金体系がきちんと明示されているか?値段設定は的確か?法外に高いのも問題ですが、安すぎるのもきちんと作業してもらえるのか不安になりますよね。

作業内容についてわかりやすく説明されているか?をホームページからチェックします。それでも心配な場合は実際にコンタクトを取ってみて一度話をしてみるとよいでしょう。

Pタイルの掃除に関するよくある質問(Q&A)

塩ビタイルの汚れはどうやって落とす?ワックスは必要?

塩ビタイルとは、ポリ塩化ビニル(塩ビ)と呼ばれる素材で作られたタイル状の床材のこと。塩ビタイルは、水や汚れに強いため、キッチンや洗面所などの水回りにも使用できます。塩ビタイルもPタイルも、ポリ塩化ビニル(塩ビ)を主原料とする床材です。

塩ビタイルは、バインダーの割合が低いため、柔らかく、弾力性があります。そのため、足触りがよく、歩行音が小さいのが特徴です。また、施工も比較的簡単です。

一方、Pタイルは、バインダーの割合が高いため、耐摩耗性や耐薬品性に優れています。そのため、商業施設や公共施設など、耐久性や耐水性が求められる場所に適しています。

塩ビタイルに汚れが付いた場合は、水拭きや中性洗剤で簡単に落とせるため、メンテナンスも比較的楽です。さらに、木目調や石目調など、さまざまなデザインが展開されているため、好みに合わせて選ぶことができます。

塩ビタイルの汚れ落とし手順
・ほうきや掃除機で、大きなゴミやホコリを取り除きます
・固く絞った雑巾で、床全体を水拭きします
・こびりついた汚れは、中性洗剤やアルカリ性の洗剤を使い、使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします
・水拭きをして、洗剤を完全に落とします

漂白剤やアルカリ性の洗剤を使用すると、変色や傷の原因になるため、注意が必要です。また、ワックスをかけると、表面が滑りやすくなるため、避けましょう!

塩ビタイルのワックス塗布の頻度は、歩行の多さや使用状況に応じて変わります。一般的には、3か月ごと、つまり年に2~3回のワックス塗布が推奨されています。ただし、汚れやくすみが目立つようになった場合、フロアワイパーでのお手入れだけでは不十分な場合は、次回のワックス塗布を前倒しに考えることも大切です。

ノンワックスタイルとは何?

ノンワックスタイルとは、床材にワックスを塗布せずに、日常のお手入れのみできれいな状態を保つことができる床材のことです。

従来の床材は、ワックスを塗布することで、キズや汚れから床材を保護し、美しい光沢を保つことができます。しかし、ワックスは定期的に塗り直す必要があり、その作業には手間と時間がかかります。

ノンワックスタイルの床材は、表面に特殊なコーティングを施すことで、ワックスなしでもキズや汚れに強く、光沢を保つことができます。そのため、日常のお手入れは、水拭きや掃除機がけだけで済み、ワックスの塗り直しなどのメンテナンスが不要です。

Pタイルのワックスの頻度はどのくらい?剥離は何年に一度?

Pタイルのワックスの頻度は、月1回の表面洗浄と、1年おきの剥離洗浄が一般的です。月1回の表面洗浄は、洗剤とポリッシャーで床表面を洗浄し、ワックスを塗布します。これにより、汚れが付きにくくなり、光沢を保つことができます。

1年おきの剥離洗浄は、表面のワックス層を完全に除去し、新たにワックスを塗布します。これにより、ワックスの劣化を防ぎ、床を長持ちさせることができます。ただし、Pタイルの使用状況や環境によって、頻度を調整する必要があります。

床のワックスは何回塗りすればいい?

床のワックスは、一般的に2〜3回塗りするのがベストです。ワックスは、床の表面に薄く塗り重ねることで、光沢や滑り止め効果、耐久性を高める効果があります。

1回塗りでは、ワックスの厚みが薄く、十分な効果を得ることができません。また、2回塗りすることで、ワックスの層が厚くなり、より耐久性や光沢が高まります。ただし、ワックスを重ね塗りしすぎると、ワックスの厚みが床材の表面を傷める原因になるため、2~3回程度にとどめておきましょう。

Pタイル掃除にマジックリンを使う方法は?

マジックリンは、油汚れや水垢などに効果的な洗剤です。Pタイルの汚れがひどい場合は、マジックリンを吹きかけて放置することで、汚れを浮かせて落としやすくすることができます。

Pタイル掃除にマジックリンを使う方法
・掃除機などでゴミや埃を吸い取る
・固く絞った雑巾やモップなどで水拭きする
・汚れが酷い部分には、マジックリンを吹きかけて、5分ほど放置する
・激落ちくんなどのスポンジで、こすり洗いをする
・水で洗い流し、固く絞った雑巾やモップで水拭きする
・乾いた雑巾で乾拭きする

Pタイルにワックスが塗られている場合は、マジックリンを使うとワックスが剥がれる可能性があります。ワックスが塗られている場合は、ワックス専用の洗剤を使うようにしましょう。

記事のまとめ:Pタイルの掃除について

ここまでPタイル素材のお手入れ方法、注意点をまとめてお伝えをしました。Pタイルにはワックスをかけることで、傷や汚れから守られ、後のメンテナンスもしやすくなります!今回の記事を参考に、今日からのお掃除にお役立てください。

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