【オススメ】染み付いたオーブンの汚れへの4つの掃除方法

システムキッチンのオーブン

キッチン掃除の中でも手間のかかる類に入ってしまうオーブンの掃除。毎日の調理で使うものなので、きれいにしておきたいのが理想ですよね。

でもなかなかそうはいかず、気付いたら汚れが染みついてしまった。そんな時のためのオーブンの掃除方法を徹底解説します。






【オススメ】染み付いたオーブンの汚れへの4つの掃除方法


1)オーブンにも種類がある?4種類のタイプとその特徴

オーブンと言ってまず頭に浮かぶのは、電子レンジ機能がついたオーブンレンジだと思います。ほとんどのご家庭にあるでしょう。

このオーブンレンジにも種類があるのはご存知でしょうか?ここではその4種類のオーブンレンジの特徴についてご説明します。

(1)オーブンレンジ

電子レンジにオーブン機能がとグリル機能が追加されたレンジ。最近ではスチーム機能が搭載のオーブンレンジに押され少なくなってきている種類です。

ちなみに「オーブン機能」とは庫内を一定の温度にして全方向から食品を焼き上げる機能。「グリル機能」とは食材を熱に直接ふれさせて焼き上げる機能のことを言います。

(2)角皿式スチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジは、水蒸気(スチーム)利用して調理をする機能があるレンジです。食品の乾燥を防ぎふっくら温める、蒸し料理をすることができます。この角皿式スチームオーブンレンジは角皿に水を張って加熱してスチームを出します。

(3)タンク式スチームオーブンレンジ

タンクに水を入れておくと自動でスチームが噴射されるレンジです。メンテナンスや使い勝手は角皿式スチームオーブンレンジよりよいとされています。作れるレシピの数も角皿式スチームオーブンレンジより多いです。

(4)過熱水蒸気オーブンレンジ

過熱水蒸気機能は、今注目の健康調理機能です。高温の水蒸気を食品に吹き付けて焼くという調理をします。上記3つのオーブンよりも余計な油分・塩分を取り除き、失われがちな栄養素を維持しながら調理できるという利点があります。

2)主な原因とは?オーブンの汚れの主な種類とその特徴

オーブンの汚れには大きく分けて3種類あります。食品クズによる汚れ、油汚れ、焦げ付きによる汚れです。

調理中に落ちてしまった食品のかけらなどをそのままにしておくと、脂分が多いものは油汚れに、さらに調理を繰り返すうちに焦げ付き汚れになってしまいます。また脂分が多い食品を調理すると脂がとび跳ねて庫内中に散って汚れることもあります。

3)オーブンの掃除に準備したいグッズ4選

(1)キッチン用お掃除シート

軽い汚れ用に用意しておくと便利です。スーパーやドラッグストア、ホームセンターのキッチングッズコーナーに置いてあります。100円ショップにもあります。乾燥避けるために容器のふたや袋の口はしっかり閉じましょう。

(2)重層

油汚れに向いています。オーブンは食品を扱う器具なので出来るだけ安全な方法で掃除しておきたいものです。重層は自然由来のお掃除グッズなので口に含んでも問題がありません。ドラッグストア、100円ショップで入手可能です。

(3)メラミンスポンジ

洗剤が不要で水だけで汚れを落とすことができるメラミン樹脂製のスポンジです。ドラッグストア、ホームセンター、100円ショップで入手可能です。ひどくこびりついた汚れでなければメラミンスポンジと水だけでも汚れを落とすことができます。

(4)ナイロンたわし・歯ブラシ

汚れをこすり落とすのに使います。ご自宅にある使い古しの物でもOKです。オーブンによってはこすると庫内に傷がついてしまう可能性もあるので、柔らかいたわしを選んでおくとよいです。

オーブンレンジの掃除

4)オーブンの掃除の4ステップを解説

(1)ステップ1:重層水を作る

水200ccに大さじ1の重層を入れ重層水を作る。耐熱容器に入れ、電子レンジ機能があるオーブンレンジは電子レンジ機能で3~5分過熱します。

加熱後そのまま30分程放置します。電子レンジ機能がないオーブンレンジは、スプレー容器に入れ庫内に吹き付けます。そしてそのまま一晩放置します。

時間をおくのは汚れを浮かせるためです。重層水が蒸発しないようにキッチンペーパーやラップでパックしておくと汚れに重層水がよく浸透し落ちやすくなるのでオススメです。

(2)ステップ2:拭き掃除

キッチン用お掃除シートで庫内を拭きます。ウエスやいらなくなったタオルで水拭きしてもよいです。電子レンジで加熱した場合は、庫内がまだ熱いことがあるのでやけどには十分気を付けてください。

(3)ステップ3:細かい部分を更に

それでもまだ落ちない汚れが残っている時は、メラミンスポンジやナイロンたわし、歯ブラシを使ってこすりましょう。力を入れてこすり過ぎると庫内に傷がついてしまったり、故障の原因になりますので注意してください。

(4)ステップ4:乾拭き

最後に固く絞ったふきんで庫内を一通り拭きます。しばらく扉を開けて中を乾燥させましょう。水分が残ったままだと臭いやカビの原因となります。

5)その他の掃除方法!綺麗にするコツや試してみたいこと

オーブンをきれいに掃除するコツは、無理に汚れを落とそうとしないこと。軽い汚れであればキッチン用お掃除シートで拭くだけで取れますが、それで取れない汚れというのは、たいていもうこびりついているひどい汚れです。

長い間放置しておいた汚れは、同じ分だけ落とすのに時間がかかると思いましょう。そのような汚れは段階を踏んで掃除することをオススメします。何度も同じ掃除を繰り返すたびに、汚れの層がはがれていくのでだんだんと綺麗になります。

また重層水の代わりにレモン汁を使ったり、重層水にお酢を加える掃除方法もあります。レモン汁には抗菌、防腐作用が、お酢は重層に加えると洗浄力をアップさせる作用があります。レモン汁もお酢も食べ物なのでオーブン掃除に使うのには安心ですね。

6)要注意!オーブンの掃除での注意点とは?

(1)火傷に注意

重層水を加熱した場合、しばらく放置しますがまだ庫内が熱い場合もありますので十分気を付けてください。また念のためその後の掃除は電源コードを抜いてから掃除しましょう。

(2)こすり過ぎないこと

機種によっては庫内にフッ素加工をしてあるものがあります。力まかせにこすって傷をつけてしまうと、傷に汚れが入りやすくなり掃除が大変になってしまいます。重層水で十分に汚れを浮かせてからこするようにしてください。

(3)水分を残さないように

掃除が終わったら必ず水分を拭き取るようにしてください。せっかくきれいになっても水気を残すと臭いやカビの原因になってしまいます。

7)日々のメンテナンスが重要!オーブンを綺麗に使うコツとは

やはり使った後には毎回掃除すること、これが大切なことです。単純なことですがこれがなかなか難しいですよね。

少しでも毎回掃除が続くように、掃除をしやすい環境を作るようにしておくとよいです。オーブンの近くにお掃除グッズ(重層水、ウエス)を用意しておく、手軽にお掃除できるキッチン用お掃除シートを常に買い置きしておくなど、便利なグッズを活用して、楽にコツコツ掃除を続けてみましょう。






今回のまとめ

1)オーブンにも種類がある?4種類のタイプとその特徴

2)主な原因とは?オーブンの汚れの主な3種類とその特徴

3)オーブンの掃除に準備したいグッズ4選

4)オーブンの掃除の4ステップを解説

5)その他の掃除方法!オーブンを綺麗にするコツや試してみたいこと

6)要注意!オーブンの掃除での注意点とは?

7)日々のメンテナンスが重要!オーブンを綺麗に使うコツとは