必須アイテム8選!お風呂のドア掃除の方法とコツを解説

バスルーム

「気付いたらお風呂のドアが酷く汚れていた!」そんな経験はありませんか?浴室の床や浴槽は普段から掃除を行いますが、ドアは掃除しない事が多いです。

すると、より頑固な汚れへと変わってしまいます。そこで今回は、お風呂のドア掃除の方法をご紹介します。ドアの箇所別に掃除方法を記載していますので、ぜひ最後までご覧下さい。






目次

必須アイテム8選!お風呂のドア掃除の方法とコツを解説


1)そもそもお風呂のドアにも種類がある?3種類と特徴の違い

お風呂のドアは主に3種類あり、開き戸タイプ・中折れ戸タイプ・引き戸タイプが存在します。開き戸タイプは一般的な形状のドアで、ある程度の広さがある浴室に使用される事が多いです。

中折れ戸タイプのドアは、縦方向に分割された扉の真ん中が折れる事で扉の開閉が行えるタイプのドアです。一般的なシステムバスでは、標準仕様となっているケースが多いです。引き戸タイプは、横に平行にスライドさせる開閉方法ですので、浴室のスペースが限られている際によく用いられるドアです。

1枚引き戸タイプ・2枚引き戸タイプ等、同じ引き戸でも種類があります。お風呂のドアに使われるのは、主にこの3種類です。

2)お風呂のドアの汚れの主な4大原因とは?

お風呂のドアの汚れは、主に「カビ・石鹸カス・カルシウム汚れ・埃」ですが、これらは複数が重なって頑固な汚れになっている可能性が高いです。

(1)カビ

カビは、アクリル板周りのパッキンによく付着します。

(2)石鹸カス

石鹸の脂肪酸ナトリウムが水に溶けて、水道水の中にあるカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結合すると、脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムになります。これが石鹸カスの正体です。石鹸カスはドアの内側のアクリル板や周りのサッシによく付着します。

(3)カルシウム汚れ

カルシウム汚れとは、水道水に含まれるカルシウムと人間の垢や石鹸に含まれる脂肪酸が反応してできる炭酸カルシウムの事です。カルシウム汚れは、浴室の外側の桟・給水カラン周り・浴室の淵・鏡等によく見られます。

(4)

浴室のドアの埃は、アクリル板の下等にある通風口に蓄積しやすいです。これらがお風呂のドア汚れの正体です。

3)お風呂のドア掃除に準備したいグッズ8選

(1)カビ取り剤

カビキラー等のカビ取り剤です。ドラッグストアで簡単に購入できます。お風呂のドアのパッキン掃除に必要です。

(2)キッチンペーパー

キッチンペーパーを当ててからカビ取り剤をスプレーする事で、頑固なパッキンの汚れを除去できます。なくても構いませんが、パッキン汚れが酷い場合は用意した方が良いでしょう。

(3)浴室用洗剤

バスマジックリン等の浴室用洗剤です。こちらもドラッグストアで購入できます。ドアのアクリル板を掃除する際に必要です。

(4)いらなくなった歯ブラシ

ドアのサッシやレールの掃除に使います。又、ドアの通風口の埃を掻き出す際にも使用します。使い捨てできる様ないらなくなった歯ブラシで構いません。

(5)掃除機

ドアの通風口の埃を除去する際に必要です。

(6)スポンジ

普段のお風呂掃除で使っている物で構いません。ドアのアクリル部分等の掃除に必要です。

(7)雑巾

細かい場所や水を飛ばしたくない場所に付いた洗剤をふき取るのに必要です。雑巾がない場合は、いらなくなったタオルでも構いません。

(8)割り箸

ドアの通風口に溜まった埃や汚れを除去する際に使用します。なくても歯ブラシで代用できますが、割り箸にキッチンペーパーを巻きつけた物の方が汚れを落としやすいです。

綺麗な浴室

4)お風呂掃除の手順って?お風呂のドア掃除の4ステップとは

(1)ドアのパッキンを掃除する手順

ステップ1:カビ取り剤を何回かスプレーする。

ステップ2:しばらく放置し、洗い流す。

ステップ3:それでもパッキンの黒ずみが取れない場合は、パッキンにキッチンペーパーを当て、その上からカビ取り剤をスプレーする。

ステップ4:しばらく放置し、洗い流す。

(2)ドアのアクリル板を掃除する手順

ステップ1:簡単な汚れの場合は、浴室用洗剤をスポンジに付けドアを擦る。

ステップ2:洗い流す。

ステップ3:それでも汚れが落ちない場合は、浴室用洗剤をスプレーし、キッチンペーパーを被せる。

ステップ4:しばらく放置し、洗い流す。

(3)ドアのサッシやレールを掃除する手順

ステップ1:ドアのサッシは中性洗剤をスポンジに付けて擦り、汚れを落とす。

ステップ2:洗い流す。

ステップ3:ドアのレールは、中性洗剤を歯ブラシに付けて擦る。

ステップ4:脱衣所側を濡らしてしまわない様に、洗剤を落とす際は、湿らせた雑巾で拭き取る様にする。

(4)ドアの通風口を掃除する手順

ステップ1:掃除機で大まかな埃を除去しておく。

ステップ2:使い古した歯ブラシで細かい個所を擦り、丁寧に埃を取り除く。

ステップ3:それでも汚れが落ちない場合は、割り箸にキッチンペーパーを巻きつけて通風口の溝に入れ込む。

ステップ4:通風口の溝に沿って、往復しながら汚れや埃を除去する。

5)汚れ別に紹介!それぞれの汚れを掃除するコツとは?

(1)黒ずみ・カビ

お風呂のドアに表れる黒ずみは、カビによるものです。カビ汚れを除去するには、カビ取り剤が有効です。

このカビ取り剤をカビの根元にまで行き渡らせるには、カビ取り剤をよく浸透させる事が大切です。カビ取り剤を吹きかけても、しばらく放置している内に薬剤は液垂れを起こします。

よって、キッチンペーパーを当ててから、薬剤をスプレーすると浸透率を高める事ができます。カビ取り剤だけでは汚れが落ちない場合は、キッチンペーパーを利用してみると良いでしょう。

(2)黄ばみ

お風呂のドアのプラスチック部分は黄ばみやすいです。その際のポイントとして、激落ちくん等のメラミンスポンジや100均でも購入できるクエン酸が有効です。

気になる黄ばみをメラニンスポンジで擦り、それでも落ちなければクエン酸をかけて黄ばみを解消しましょう。

6)要注意!お風呂のドア掃除での2つの注意点とは?

(1)薬剤に注意

お風呂掃除に使用する「カビ取り剤は、酸性の洗剤と混ざると塩素ガスが発生」します。これらの洗剤を一緒に使う事は避けましょう。

又、カビ取り剤を使用する時は必ず換気をしながら使用し、目や口に入らない様に注意して掃除しましょう。

(2)洗い流す際に注意

浴室の掃除が終わり洗剤を洗い流す際には、浴室の外側に水やお湯が飛び散らない様に注意しましょう。ドアのレールやドアの縁を洗い流す場合は、湿らせた雑巾やタオルでふき取りましょう。

7)お風呂のドアを綺麗に使うメンテナンス方法とは?

お風呂のドアの汚れは、蓄積される事でより落としにくい汚れへと変わります。よって、普段のお風呂掃除の際に、ドアも一緒に掃除する事が大切です。

浴室用洗剤でサッと掃除する習慣を付けましょう。又、入浴後は十分に換気する事も忘れないで下さい。湿度が高いまま放っておくと、カビの原因となります。

浴室から出る際は、雑巾等で水気をオフする・換気扇を回しておく事が有効です。「こまめな掃除と、十分な換気」を習慣化しましょう。






今回のまとめ

1)お風呂のドアの汚れは、主にカビ・石鹸カス・カルシウム汚れ・埃によるものである

2)お風呂のドア掃除には、浴室用洗剤やカビ取り剤で掃除を行う

3)カビにはカビ取り剤をしっかり浸透させて掃除し、黄ばみにはクエン酸やメラミンスポンジを使用すると有効である

4)ドア掃除を行う際は、カビ取り剤の使用に十分気を付ける

5)お風呂のドアを綺麗に保つなら、日々の掃除と十分な換気が必要である

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