流し台の効果的な掃除方法って?12のステップを解説
毎日掃除しているつもりでも色々な汚れが溜まってしまうのが、キッチンの流し台です。いつも使っているからこそピ、カピカに保ちたいと思うものですよね。
一体どうすれば美しいシンクになるのでしょうか。今回はそんなキッチンの流し台の掃除方法と、その注意点をご紹介します。
目次
流し台の効果的な掃除方法って!掃除のコツと8大ステップとは?
1)要チェック!流し台の掃除を放っておくデメリットとは?
たまにしか使わないキッチンや流し台でさえ、少し放置しておくと排水口にゴミが溜まったりぬめりが出てきます。毎日使ってるとなるとその比ではありません。
それを掃除しないとどういった影響が生じるのでしょう。
(1)水垢・白いシミ
水を使うとこですからまずは水垢により、蛇口まわりやシンクの中は白く結晶化し、見た目が汚く見えます。
同時に洗剤のカスが飛び散り、これも白いシミになってしまいます。水垢はアルカリ性、洗剤は酸性ですので、性質は全く違いますが両方とも放置すると混ざって頑固な汚れになります。
(2)悪臭・虫の原因にも
排水口にも変化が起きてきます。ぬめりや黒ずみになりカビが生えてしまいます。そのカビと混ざり合う様に雑菌が繁殖し、悪臭が発生したり排水管が詰まる原因にもなります。
そして一番嫌なのはゴキブリを呼び寄せる温床となることも考えられます。そんなキッチンで美味しいものなど作れるわけないですよね。
2)流し台の掃除に準備を!掃除に必要な4選
(1)クエン酸・お酢
水垢はアルカリ性なので、これを落とすには酸性のクエン酸か酢を用意します。
(2)重曹
洗剤カスは意外に頑固で、落としたと思ってもいつの間にか白いシミになって浮き上がってきます。そんな洗剤カスにはアルカリ性の重曹を使います。
排水口のぬめりや雑菌には、先で述べた重曹、お酢、クエン酸が有効です。
(3)スプレー容器
上記で述べたように、案外身近にあるもので流し台は綺麗になります。そして、溶液をスプレーするための容器も必要になります。
3)流し台の掃除方法を紹介!12ステップとは
(1)水垢を落とす溶液を作ります。(水200ccにクエン酸小さじ1杯、酢を使う場合は酢:水=1:2)
(2)水垢汚れのあるとこにスプレーして1~2時間放置します。
(3)スポンジでこすってしっかりと流水で洗い流します。
(4)しつこい場合はスプレーしたところにキッチンタオルでパックし、2~3時間放置し汚れを浮かしてスポンジで磨いて洗い流せば大丈夫です。
(5)洗剤カスを落とすには重曹を使います。こちらは溶液を作る必要はありませんので、そのまま使用します。
(6)洗剤汚れのあるところを軽く水洗いし、重曹を粉のまま満遍なく振りかけます。
(7)30分~1時間放置します。
(8)スポンジでこすってしっかりと水洗いします。
(9)排水口の掃除には重曹とクエン酸溶液、またはお酢の溶液を使用します。シンクを掃除したものと同じで大丈夫です。
(10)排水口に重曹を満遍なく振りかけます。その上にクエン酸もしくはお酢溶液をスプレーします。その上から水をゆっくりかけます。
(11)重曹とクエン酸、お酢溶液が反応して泡立ってきます。そのまま30分報知します。
(12)後はお湯で洗い流して掃除完了です。
※ステップが多く思われますが箇所に分けて三つのエリアですので難しくはありません。
4)その他流し台掃除で試してみたい掃除方法
シンクにはサビ汚れというのも忘れるわけにはいきません。ステンレス製の流し台もサビにくいというだけでサビないわけでは
ありません。ガス台や蛇口からの貰いサビ、調味料のカスからもサビは生じます。重曹でも十分その効果は発揮しますがクリームクレンザーや
メラミンスポンジを試してみるのも一つの手段だと言えます。
5)汚れの特徴に応じての掃除方法とは?
(1)油汚れ
台所だとどうしても油汚れも見逃すわけにはいきませんので、それに対応する掃除方法も紹介します。実はこれも重曹で大丈夫なのです。ぬめり取りと違って重曹溶液を作り、スプレーで油汚れのところに直接吹きかけます。
暫く放置してからスポンジで磨いて洗い落とすだけです。
(2)水垢
水垢取りに身近にあるもので代用できるものは無いのかと言うと、レモンでも大丈夫です。使い方は水垢のシミに直接塗り込み、しばらく放置してからスポンジで磨いて洗い流すだけです。
サビや汚れが酷くても強くこすらずに優しく根気よく掃除をすることをお勧めします。
6)要注意!掃除で注意点とは?
いくら強力だからといって塩素系の洗剤を多用するのは厳禁です。金属部分を痛める恐れもありますが何と言ってもクエン酸と混ざると有毒ガスが
発生します。重曹とクエン酸が反応をして泡が出るのは無害ですが塩素系洗剤と化合すると危険です。天然由来のものの方が安心です。
キッチンといえばスポンジ置きや三角コーナーもありますがこちらも重曹で掃除すると滅菌効果もあり便利です。
7)日々のメンテナンスを!流し台を綺麗に使うポイントとは?
(1)シンクのメンテナンス
洗い物は毎日出るので、流し台はいつも汚れるものです。綺麗なシンクを保つには、毎日簡単にですが掃除が必要です。クエン酸溶液のスプレーを常備し、その日の片付けの後シンク全体に振りかけ、スポンジで拭き取る習慣をつけます。
それだけで大掛かりな掃除の手間は省けます。
(2)排水溝のメンテナンス
排水口には定期的に重曹を振りかけ、クエン酸溶液のスプレーをかけて水洗いすれば、それだけで殺菌作用も増してぬめりを抑えることもできます。
汚れた排水口から上がってくる臭いもこれだけで解決できます。
8)もし、業社にお願いするなら?その相場と注意点は?
相場は10000円~25000円と様々です。掃除を依頼する箇所によって金額の設定は変わってます。
高圧洗浄を謳っているいるところや手作業など、それぞれの特色があるので、それは相談してみると良いでしょう。
その際、大手だから良いとか個人業者だからダメというものではなく、周りの人の口コミなども参考にしましょう。相談した際に追加の箇所を強引に迫るところは要注意です。
業社によっては洗剤のみで掃除をするところもあります。実際のところ洗剤だけでは水垢が取れづらいので確認をした方が安心です。
今回のまとめ
1)頑固な汚れも実はやり方次第で楽に掃除ができます
2)必要な溶剤も近所で簡単に手にはいります
3)代用できるものも身近にもあります
4)毎日の小まめなメンテナンスが掃除を楽になります
5)相談できる業社も多いのでご自身で無理と思った場合はそちらへ委託しましょう