お鍋の焦付きを落とす!掃除の4つの時短テクニック

鍋料理をしている女性

料理中の電話や来客などで、少し目を離している間に、お鍋の底に焦付きが発生してしまうことがあります。愛着のあるお鍋は、そう簡単に買い替えもできないので、ぜひ焦付きを落としたいものです。短い時間でお鍋の焦付きを落とす方法をご紹介します。

お鍋の焦付きを落とす!掃除の4つの時短テクニック






1)「焦」の正体って何?

焦の正体は、食べ物の糖分や脂分、タンパク質などが燃えて、炭のような状態になったものです。硬くて、鍋の底に頑固にこびりついているので、落とすのに力がいりますし、時間がかかってしまいがちです。

2)お鍋の焦付きを落とす為に用意したいグッズ3選

(1)重曹パウダー

家の中の様々な掃除に活用できる重曹パウダーは、お鍋の焦付きを落とす時にも活用できます。500ccの水に対して、大さじ1~3程度の重曹パウダーを入れて火にかけ、5分ほど沸騰させます。その後、数時間放置すると焦付きが取れる場合があります。

アルミの鍋は重曹を使用すると黒ずんでしまうため、使用できないので注意が必要です。

(2)クリームクレンザー

重曹を使っても落とすことができなかったお鍋の焦付きには、クリームクレンザーを使います。スポンジやペーパータオルよりも、ラップを丸めたものを使って、軽い力でくるくるとこすり落とすようにします。

フッ素樹脂加工の鍋やアルミの鍋には使用できませんが、ステンレス、土鍋、ホーロー製の鍋の焦付きには効力を発揮してくれます。

(3)食器用中性洗剤

アルミの鍋の焦付きを落とす時は、食器用中性洗剤を使います。お湯を入れて沸騰させ、焦をある程度ふやかして柔らかくした後に、スポンジに洗剤をつけて優しくこすり落とします。一度で全ての焦付きを落とそうとすると、時間も力もかかるので、短時間で何回かに分けて根気よく落とすと良いでしょう。

3)時短テクニック!お鍋の焦付きを落とす4STEP

(1)ステップ1:お湯でお鍋の焦付きをふやかす

どの素材のお鍋でも、焦付きを落としたい時には、まず焦がかぶる程度の水を入れ、5~10分ほど沸騰させ、お湯が手で触れるほどの温度に下がるまで待ちます。それほどひどくない焦付きであれば、この段階で柔らかくなって、スポンジでこすれば落とすことができるものもあります。

(2)ステップ2:重曹を使って焦を浮かせる

ステンレス、土鍋、ホーロー、フッ素樹脂加工のお鍋の焦付きには、重曹を活用します。割合は、500ccの水に対して重曹を大さじ1~3程度入れます。5分ほど沸騰させてから、火を止めてお湯の温度が下がるのを待ち、焦付きを洗い落とします。

(3)ステップ3:クリームクレンザーで焦付きを落とす

お鍋の外側の頑固な焦付きなど、重曹でも落とせなかった焦付きを落とす際には、クリームクレンザーを使います。少量のクレンザーを焦の部分にかけ、丸めたラップを使って静かにこすり落とします。

(4)ステップ4:食器用中性洗剤で落とす

重曹やクリームクレンザーが使えないアルミのお鍋の焦付きは、お湯と食器用中性洗剤を使って少しずつ焦を落とします。無理に力をかけて落とすよりも、短時間の掃除を何度か繰り返すことで、綺麗に落とすほうがかえって時短になります。

鍋の焦げ付き

4)鍋の素材によっても掃除方法は違う?ポイントとは?

(1)ステンレス製・ホーローのお鍋

丈夫なステンレス製、またホーローのお鍋の焦付きを掃除する際には、上記のステップのとおり、重曹を使うことをおすすめします。焦が浮いてくれば、スポンジでも簡単に落とすことができます。

(2)フッ素樹脂加工のお鍋

食材がくっつきにくくて調理しやすいフッ素樹脂加工のお鍋は、炒め物や煮物に大活躍してくれます。その分、使う頻度が高く、お鍋の外側の焦付きが気になりやすいものです。一回り大きいお鍋に重曹水を沸騰させた中に5分ほど入れて焦を柔らかくした後、クリームクレンザーでこすると効果的です。

(3)アルミのお鍋

アルカリ性に弱いアルミのお鍋は、重曹を使って焦付きを落とそうとすると、化学反応を起こして黒ずんでしまいます。また、クリームクレンザーを使うと、表面の加工が剥がれて腐食しやすくなる場合もあります。

上記のステップで紹介したとおり、お湯と中性洗剤を使った短時間の掃除を何度か繰り返すことがポイントです。

(4)鉄鍋

料理にこだわる方がよく使っておられる鉄鍋に焦付きができた時には、コンロで空焚きをして焦を浮かせる、という方法が使えます。その他の素材の鍋は空焚きできませんが、鉄鍋には効果的です。空焚きをして焦付きを落とした後は、必ず油をなじませるようにします。

5)ここに注意!鍋掃除での注意点とは

お鍋の焦付きを落とすために重曹を使う時は、お鍋を火にかける前に水に溶かしておくようにします。沸騰したお湯に重曹を入れると、ふきこぼれる危険があるので注意が必要です。

フッ素樹脂加工の鍋を、硬いスポンジやたわしなどで力を入れてこすったり、クレンザーを使って洗ったりすると、せっかくの加工が剥がれてしまう場合があるので、お湯や重曹を活用して、お鍋の素材を傷めないよう気をつけましょう。

6)お鍋を綺麗に使うメンテナンス方法とは?

(1)焦付きを防ぐ綺麗に使うポイント

お鍋の焦付きを防いで綺麗に使うためには、火加減に注意することと、火にかけたままコンロを離れないことがポイントです。少しだけ、と思って別の用事をしている間に、思いのほか火が強くて料理がふきまけたり、焦げ付いたりすることがあります。

火加減をしっかり確認し、タイマーを活用するなどしてお鍋の焦付きを事前に防ぐことが大切です。

(2)保存方法のコツとは?

お鍋を片付ける前には、内側だけではなく外側もしっかり確認するよう習慣づけることをおすすめします。内側や側面は綺麗になっていても、外側の底の部分に食材がくっついて残っていると、次に加熱した際に焦げ付いてしまうので、しまう前にひっくり返す一手間を惜しまないようにします。

7)新しくお鍋を買ってみよう!商品選びのポイントとは?

お鍋を新調する時は、家族の人数や、どんな調理法が多いかを考えて選ぶことがポイントになってきます。また、収納場所が限られている場合は、様々な調理法に対応できるお鍋を1つ選んで、使い回すという方法もあります。

ある程度、厚みと深さのあるフッ素樹脂加工のフライパンは、炒め物にはもちろん、ちょっとした煮物にも使えるので、ちょうど良い大きさの蓋を合わせて揃えると、かなりの範囲の料理に活用できるのでおすすめです。

8)みんなが特に気になるQ&Aコーナー

(1)重曹・クエン酸は効く?使い方のコツとは?

重曹は、上記のステップでも触れたとおり、沸騰させた時に発生する炭酸ガスを利用して、お鍋の焦付きを浮かせてくれる効果があります。お鍋の外側の焦付きには、水100ccに小さじ半分程度のクエン酸を溶かしたものをペーパータオルに染み込ませて、湿布するように貼り、30分ほど放置してから焦をこすり落とし、水で綺麗にすすぐと綺麗になります。

(2)片栗粉が使えるって本当?

フッ素樹脂加工のお鍋の焦付きには、水溶き片栗粉が使えます。薄焼き卵を作る時の要領で、水溶き片栗粉をフライパンに薄く流し、弱目の火で加熱すると、水が半透明になってくるので、そこで火を止めて乾燥するまで冷まします。乾燥してから剥がすと、焦付きも一緒に落とせる場合があります。

(3)コーラも効くってデマ?

コーラにはクエン酸が含まれているので、お鍋の焦付きを落とすのに使えるようです。焦を覆う程度の量のコーラを入れて弱火で沸騰させ、少し濃度が付いてきたら火を止めて冷まし、拭き取ると焦付きを落とせるケースもあります。

(4)レモンを使うならいつどうやって使えば良いの?

お鍋の焦付きがかぶる程度の水を入れて、レモンの皮を一緒に加熱し、沸騰させます。焦げが浮いてきたら火を止め、ある程度お湯の温度が下がったら、焦げをこすり落とすようにすると良いでしょう。






まとめ

【1】普段使いのアイテムをお鍋の焦付き掃除に活用できる

【2】4つのステップで頑固な焦付きをすっきり綺麗に

【3】お鍋の素材によって使うアイテムを変えよう

【4】綺麗なお鍋を長く使うためのポイントとは

【5】他にも使えるアイテムとは?みんなが知りたいQ&A