【6ステップ】マウスホイールの掃除の手順とポイントとは

マウスが突然反応しなくなるなど、パソコン社会の現代では誰しも一度は経験あるのではないでしょうか。

不調の原因はタイプによって違います。今回はそんなマウスをメンテナンスするポイント、マウスホイールを掃除する方法やコツをご紹介します。






目次

【6ステップ】マウスホイールの掃除の手順とポイントとは


1)そもそもマウスの中はどうなっている?

裏蓋と表側のカバーに挟まれた精密機器がサンドイッチ状に収まってます。機械的には非常に簡単なものですがパソコンと繋げるために

繊細なパーツが隠されてます。原理は簡単なのですがそれを作れと言われても一般人には到底無理だと思います。

(1)マウスのメカニズムとは?

ホイールの動きに応じてセンサーに伝わりそれをパソコン本体に信号を送る様になってます。

(2)掃除を放っておくとどうなる?

日常生活で使っている以上汚れや埃はどうやっても防ぐことはできません。その埃がマウスの中に入り込み各部に絡まっていきます。

その中枢のコロコロ転がる部分をホイールと言います。ご存知の通りデスクの上を行ったり来たりと動かす訳ですから入り込んだゴミや

埃は動かしている内にさらに奥へと進みホイールの動作が止まってしまいます。

2)この汚れの原因は?マウスホイールの汚れの種類とその特徴

本来、使ったら使いっぱなしだしパソコンの側に置きっぱなしの機械なので埃やゴミの攻撃は避けられません。こと中の電子機器は常に

静電気があり細かいゴミを吸い寄せる性質があるので中にまで入り込んできます。こればかりは使っている以上防ぎ様はありません。

生活する上で埃やゴミは仕方ないのですが例えばどう言ったものが主な物かを考えてみます。

(1)髪やペットの毛

これはホイールに巻きつき動きを遮断されます。

(2)衣類からの埃

普通に生活しているとこれも防ぐことはできません。細かいので内部まで侵入します。

(3)食べ残しのゴミ

おやつを片手にパソコンを触る人もいると思います。物によっては糖分が含まれてそれが付着するとこびり付きます。

(4)ジュースなどのこぼし

これも少し拭いたくらいだと取りづらくホイールが固まります。

(5)手垢や汗

当然ながら手にして使用するものですからこれも付着します。油を含んでいるのでこれも固まります。

3)事前準備を!マウスホイールの掃除に準備したいグッズ3選+α

調子の症状によっては掃除の仕方を変える必要があります。事と次第によれば分解をせねばいけない時もあります。その様な時は掃除とは

別に分解に使う工具も必要になりますのであらかじめ確認し用意をしてください。

(1)ピンセットが大活躍

マウスを裏返して目に見えるゴミや埃を引っ張り出します。

(2)エアーダスターやブロアブラシは便利

空気を勢いよく吹きかけて内部に入ったゴミを飛ばします。

(3)無水アルコールはオールマイティーなお掃除グッズ

揮発性が高いので水に弱い電子機器を掃除する場合はこれが便利です。マウスの表面はもちろん、裏面を拭けば付着した油分や固まった糖分なども取ることができます。

これでも不調なら最後の手段は分解掃除となります。この場合専用のドライバーと内部の潤滑に使うシリコンスプレーも用意が必要です。

接点洗浄剤、エアーダスター、ブロアブラシはパソコンショップ、大手家電量販店でも簡単に手に入ります。専用のドライバーは大手の日曜大工センターでも、最近は扱っていますね。洗浄用の無水アルコールと、ゴミをつまみ出すピンセットは薬店で手に入ります。

無水アルコールを含め目や口に入らない様に注意するくらいです。アルコールは発火することがありますので火気厳禁を心がけて下さい。

パソコン作業をしている女性

4)掃除の流れとは?マウスホイールの掃除の6ステップ

たいていの場合は裏側のホイールの部分のゴミや埃を取れば元に戻るはずですがブロアブラシやエアダスターで吹きとばしても調子が

上がらない時は思い切って分解掃除をお勧めします。成りは小さいのですが精密機械が中に入ってますので少し慎重になる必要があります。

メーカーにより若干の違いはありますが基本的に作りは同じ様なものですのでステップに従って進めてください。

(1)ステップ1:確認作業

マウス背面のシールを剥がすとネジがあります。まずはそのネジの形状(+型、⭐︎型、6角形など)を知る必要があります。

分解掃除をするためにはそのネジに沿ったドライバーを用意します。

(2)ステップ2:分解作業

ネジを外してカバーを取ります。この時に強引に外すと外部、内部に傷つける恐れがありますので慎重に作業をしてください。

この時、大まかに外れるのはカバーと本体だけになりますのでこれ以上は分解しない様にします。

(3)ステップ3:内部の確認

ホイールの塾や付け根にゴミ、埃、動物の毛が絡まってないか確認してください。それらがある場合は、ピンセットで丁寧に取り除いてください。

ホイールがスムーズに動く様になれば大丈夫です。

(4)ステップ4:細部までの確認

ホイールの軸を辿ると金属部分があると思います。その金属パーツが接触部分です。そこにも埃やゴミが溜まると接触不良を起こし

不調になる場合がありますのでここも丁寧にゴミの類を取り除きます。

(5)ステップ5:仕上げ

動きをよくするために軸の部分にシリコンスプレーを吹きます。この際、オイルスプレーは厳禁ですのでご注意ください。

(6)ステップ6:組み立て

カバーを元の様にはめネジを締めてシールを貼って出来上がりです。

5)要注意!マウスホイールの掃除で注意することとは?

(1)分解作業に注意

外部から見える位置のゴミや埃を取り除くのはそれほど大変ではありませんが、分解掃除の際はやはりある程度の慣れが必要です。

そして分解の時は繊細な精密機器には触らない様にしましょう。内部の清掃の際は慎重にお願いします。

(2)オイル系スプレーに注意

動きを良くしようと、ホイールの部分にオイル系の潤滑スプレーを使用してはいけません。一時的に動きが良くなるかもしれませんが、ベアリングのグリスを流失させ、内部が固まることもあります。

何よりゴム、プラスチックのパーツを溶かす場合があるのと火災の原因にもなります。ですのでシリコン系の潤滑スプレーを使用してください。

6)日々のメンテナンス!マウスを綺麗に使うコツとは

パソコンはもはや生活の一部です。毎日使うのは当たり前となった現代人にとってなくてはならないアイテムとなってます。使いたい時に動かないとなる前に、メンテナンスも日頃から必要です。

(1)どんなメンテナンスをどれくらいの頻度で行うべき?

一日の最後にマウスの裏側を見てゴミなどがあれば小まめに取り除くことをお勧めします。これによって動きが悪くなることが極力抑えられます。

あと、マウス自体ではないのですがそれを使うテーブルの上を綺麗にしておくことで内部にゴミの侵入を防ぐことにもなります。

日頃のメンテナンスをしていて、どうしても不調な時だけ分解掃除が必要になります。

(2)予防のポイントとは?

パソコン本体を含めマウスも精密機械なので水分、ゴミなどから遠ざけて使用するのが基本になります。

使う前にテーブルの上を掃除するのが一番の予防と言えます。






今回のまとめ

1)まずはマウスというものを理解するのが必要です

2)普段使いするなら汚れや埃、ゴミは避けて通ることはできません

3)汚れてしまう前に事前にメンテナンスのグッズを用意しましょう

4)掃除は簡単ですが分解に関しては少し慎重にやるのが原則です

5)メンテナンスのグッズも扱いによっては危険なものもあるので注意しましょう

6)普段からテーブルやパッドを掃除していれば大きく困ることは少なくなります

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