【ピカピカ!】キッチンの壁の汚れを落とす掃除方法4選
いつもきれいにしておきたいキッチン。コンロやシンクは毎日のように掃除をするけど、それ程掃除が行き届かないのが「壁」だと思います。
気付いたら油でベタベタしていた。なんてことありませんか?今回はキッチンの壁の掃除方法をご紹介したいと思います。
目次
【ピカピカ!】キッチンの壁の汚れを落とす掃除方法4選
1)そもそもキッチンの壁にも種類がある?3種類と掃除の違い
(1)キッチンパネル
キッチンパネルとはパネル状になった化粧板。燃えにくく、熱に強い、汚れにくい、汚れても掃除がしやすいのが特徴です。素材も様々でアルミ・ステンレス・タイル・ホーロー・メラミンなどがあります。
システムキッチンではこのキッチンパネルが使われていることが多いです。メーカーごとに様々な加工が施されていて洗剤や道具を選ばずに手軽に掃除できることが多いです。
(2)タイル
水回りの壁や床の素材としてポピュラーなのがタイルです。水や火、熱に強く、酸やアルカリにも強いのが特徴です。デザイン豊富、インテリア性も高いので人気があります。
目地の汚れが気になる方もいると思いますが、最近では色が付いた目地剤にして汚れを目立ちにくくさせたり、防カビ剤入りの目地剤もあるのでお手入れも簡単になっているようです。傷つきにくく、どんな洗剤にも強い素材なのでお掃除はしやすいです。
(3)ステンレス
水や熱、またこちらも洗剤を選ばずにお手入れがしやすいのが特徴です。お店のキッチンに多く取り入れられている素材です。
最近では素材の持つデザイン性からご家庭のキッチンに取り入れる方も増えてきています。掃除では、傷がついてしまうとせっかくの光沢もなくなり、また傷に汚れが入り込んでしまうため掃除が難しくなってしまいます。金属たわしや固いナイロンたわしを使わないようにしてください。
2)キッチンの壁の汚れの主な原因って?
加熱機器周りと水回りでは汚れの種類も違ってきます。加熱機器周りに発生する汚れの中心は油汚れです。調理中に撥ねた油や食品クズに付いた油が油汚れになっています。
それに次いで調味料などの飛び散りが多いです。一方水回りで発生する汚れの中心は水垢汚れ。キッチンシンクから撥ねた水が渇いてしまい、それが何度も繰り返され水垢汚れになっています。
3)グッズを整えよう!キッチンの壁掃除に準備したいアイテム7選
(1)重層水
油汚れに効果があります。重層はナチュラルクリーニングでは定番です。食材を扱う場所なので口に入れても安全な重層なら安心して使えますね。
ドラッグストア、100円ショップで入手可能です。水100mlに対し重層小さじ1杯(5g)を目安に重層水を作ってください。スプレー容器に入れると使いやすいですよ。
重層はアルミ素材に吹きかけると黒ずんでしまうことがありますので、アルミ素材の壁には使わないようにしてください。
(2)マジックリンなどの住宅用強力洗剤
マジックリンに代表される住宅用強力洗剤は、アルカリ性ですので油汚れに効果があります。重層水でも同じ効果が得られますが、手軽に掃除したいのであれば買ってすぐに使えるのでオススメです。ドラッグストア、ホームセンターにあります。
(3)クエン酸水
アルカリ性の水垢を落とすのに使用します。こちらもナチュラルクリーニングでは定番のお掃除グッズで、ドラッグストアや100円ショップで入手可能です。
水200mlに対しクエン酸小さじ1杯(5g)を目安にクエン酸水を作りスプレー容器に入れれば洗剤の様に使えます。汚れに直接吹き付けて汚れを落とします。
クエン酸は酸性なので、塩素系の洗剤とは絶対に混ぜないように注意してください。塩素ガスが発生し危険です。またクエン酸の代わりにお酢でも代用できます。
(4)雑巾
何枚か用意しておくと便利です。マイクロファイバークロスもオススメです。100円ショップ、ホームセンターで入手可能です。
(5)キッチンペーパー
汚れがひどい部分には重層水またはマジックリンを吹き付けたキッチンペーパーを張り付けて時間を置き、汚れを浮かせます。ティッシュでも代用できます。
(6)メラミンスポンジ
洗剤が不要で水だけで汚れを落とすことができるメラミン樹脂製のスポンジです。
ひどくこびりついた汚れでなければメラミンスポンジだけでも十分落とすことができます。ドラッグストア、100円ショップ、ホームセンターで入手可能です。
(7)ナイロンたわし、柔らかいスポンジたわし、歯ブラシ
ご自宅にある使い古しの物でOK。ステンレス製の壁には傷を付けないようにするため柔らかいスポンジたわしを使って掃除します。
4)どんな手順が良い?キッチンの壁掃除の4ステップとは
(1)ステップ1:こすり落とす
メラミンスポンジに水を含ませ汚れをこすり落とします。軽い汚れならこれだけできれいになります。
(2)ステップ2:油汚れを落とす
重層水またはマジックリンを汚れに吹き付け雑巾でこすり落とします。雑巾で落ちない場合はたわしを使ってこすり落とします。ステンレス製の壁は傷つきやすいので力加減に注意してください。
特に汚れがひどい部分にはキッチンペーパーに重層水またはマジックリンを吹き付けたものを張り付け、5分ほど時間を置き、汚れを浮かせます。5分たったらキッチンペーパーでそのまま拭き取ります。まだ汚れが残っていたらたわしを使って落としてください。
(3)ステップ3:水垢を落とす
クエン酸水を使います。クエン酸水をかけたらキッチンペーパーをかぶせパックし、少し時間をおいて汚れを柔らかくしてからたわしでこすります。
(4)ステップ4:水拭き
最後に水拭きをして洗剤を拭き取ります。
5)汚れ別に解説!それぞれの汚れを掃除するコツとは?
(1)油汚れ
油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤を使うと効率的に汚れを落とすことができます。また油汚れは温度に弱いのでお湯で絞った雑巾を使って温かいうちに拭き取ると落としやすいです。
(2)水垢
水垢汚れはクエン酸水が効果的です。汚れ部分にクエン酸水をスプレーしこすります。
ひどい水垢汚れにはクエン酸水を吹き付けたらキッチンペーパーやティッシュを乗せ、さらにその上からサランラップでパックし15分ほど放置します。放置することで汚れを柔らかくし落としやすくします。パックを外したらこすってください。
6)要注意!キッチンの壁掃除での注意点とは?
(1)汚れに合わせた掃除方法で掃除しましょう
キッチンの壁に使われている素材は、汚れにくくお手入れがしやすい加工が施されている場合が多いので比較的掃除がしやすくなっていますが、効率よく掃除するためには汚れに合わせた掃除方法で掃除をするようにしましょう。
(2)ステンレス素材は扱いに注意
ステンレス素材は傷に弱いです。たわしやスポンジを使う場合は傷のつきにくいもの、柔らかいものを選んで使うようにしてください。
7)キッチンの壁を綺麗に使う日々のメンテナンス方法
キッチンの壁はできれば毎日掃除しておきたい場所です。でも掃除範囲が広いことからつい敬遠しがちですね。少しでも掃除がしやすいように便利な掃除グッズを活用するようにしましょう。
キッチン用お掃除シートを用意しておくと手軽に掃除できますよ。一日の最後にキッチンの壁を拭くように習慣づけるようにすると、きれいなキッチンを保つことができます。
8)もし業者さんに掃除を依頼したら?
(1)掃除内容・業者さんの相場とは?
クリーニングを業者にお願いする場合ですが、キッチン全体のクリーニングのお掃除箇所としてキッチンの壁も含まれている場合が多いです。キッチンクリーニングの料金相場は、8000円~16000円となっています。
(2)業者さんに依頼する際の注意点とは?
クリーニング業者のホームページには料金体系や作業時間が提示されている場合が多いですが、これはあくまでも目安だと思ってください。
実際の料金や作業時間は、クリーニング業者に実際に汚れの程度を見てもらってから決まります。汚れの程度によっては追加料金が発生したり、作業時間が延びる場合がありますので、クリーニングを依頼する時には一度見積もりを取ってみることをオススメします。
またクリーニング業者も細心の注意を払って作業をしますが、物を破損してしまう場合も考えられます。作業前には大切な物はできるだけ片付けておくようにしましょう。
今回のまとめ
1)そもそもキッチンの壁にも種類がある?3種類と掃除の違い
2)キッチンの壁の汚れの主な原因って?
3)グッズを整えよう!キッチンの壁掃除に準備したいアイテム7選
4)どんな手順が良い?キッチンの壁掃除の4ステップとは
5)汚れ別に解説!それぞれの汚れを掃除するコツとは?
6)要注意!キッチンの壁掃除での2つの注意点とは?
7)日々のポイントとは?キッチンの壁を綺麗に使うメンテナンス方法
8)もし業者さんに掃除を依頼したら?