金魚の水槽の掃除のコツ5選!おすすめグッズと掃除の注意点

水槽の金魚

ペットやお部屋のインテリアとして金魚や熱帯魚を水槽で飼っている人も多いです。夏であれば涼しく感じさせてくれますし、金魚をみて癒されます。

しかし、すぐに苔や糞で汚れてしまう水槽の掃除は大変!汚れにくくする方法などを説明していきます。






金魚の水槽の掃除のコツ5選!おすすめグッズと掃除の注意点


1)水槽の主な汚れって何?7種類の汚れと掃除の違い

(1)汚れの種類とは?

水槽の汚れで目に見えるものならば、エサの食べ残し、金魚の糞、枯れた水草の葉、苔の発生などがあります。目に見えないところでは、アンモニアや亜硝酸、硝酸塩の蓄積などがあります。

(2)汚れの落とし方の違い

目に見える枯れた水草やエサの食べ残しなどの沈殿物にはウールマットを使用し取り除きます。水槽につく苔などは、石巻貝をいれておけば食べてくれます。

水質をきれいに保つためには、バクテリアの活性を促すため、フィルターなどバクテリアの住処を作り無害化を促します。

2)道具を揃えよう!水槽のお掃除に必要なグッズ5選

(1)ろ過装置

ろ過装置はそれぞれの装置で掃除の頻度が違ってきます。お手入れが楽なのは、外部式のろ過装置ですが、値段もやはり高くなります。

(2)クロス・コケブラシ

コケ掃除に必要なのは、ガラスを拭くクロス、飾り用の石などをみがくコケブラシがあると便利です。ガラスは中に貼り付け、磁石で外から掃除ができるような便利なグッズも市販されています。

(3)スコップ・ポンプ

砂利掃除には、砂利をすくうスコップや、水を抜かずに掃除できるようなグッズもあります。掃除や水換えに時間がかかる時は、魚が酸欠状態にならないように、水替え時に使うポンプなどがあると便利です。

3)水槽を掃除する5つのステップとは

(1)ステップ1:コケ掃除

コケ自体は、水槽内の金魚や熱帯魚に害はありませんが、コケが増えてくると水槽内の様子が見えにくくなってしまいます。

ガラスについたコケは水槽に手を入れ専用のクロスで直接拭いていきます。水槽内の飾り用の石についたコケは、取り出しブラシでしっかり落としましょう。

(2)ステップ2:砂利掃除

砂利の表面はエビや貝、底の残り餌などを掃除してくれる魚を一緒に飼うときれいにしてくれますが、砂利の間に少しずつ汚れが蓄積されていきます。

床面でろ過している場合は、砂利の隙間が汚れでつまってしまい、ろ過機能が落ちてしまいます。水換えの時などに一緒に砂利の掃除もしましょう。

(3)ステップ3:水換え

水槽の大きさや金魚や熱帯魚の数、ろ過器の大きさによっても違いますが、2~3週間に1度は水換えが必要です。

あまり一度に水を換えてしまうと、魚への負担が大きくなってしまいますので、1/3程度の水を交換するようにします。小さめの水槽で魚の数が多ければ、もう少し早い間隔で水換えが必要です。

(4)ステップ4:ろ過器の掃除

水槽に入れるタイプのろ過器は汚れやすいので、一ヶ月に一度は掃除が必要です。外掛けタイプのろ過器は1ヵ月~2ヶ月に1回は掃除をしましょう。

上部式ろ過と外部式ろ過はろ過材にバクテリアを繁殖させてろ過するタイプなので、水道水で洗うと、バクテリアが死んでしまいます。水換えようの捨てる水で洗いましょう。

(5)ステップ5:水槽周りの掃除

忘れてはいけないのが、水槽周りの掃除です。特に電気のコンセントなどはほこりがたまるとショートの危険があるので、半年に一回はしっかり掃除をし、コンセントプラグが抜けていないかどうかの確認もしましょう。

水槽のアクアリウム

4)コツってあるの?水槽を効率よく掃除するポイントとは

2~3週間に一度の水換えの時に、ろ過装置や砂利、ガラスや飾り石などについたコケを一緒に掃除するのが効率的です。

魚に負担がかからないように、あらかじめ掃除に必要な道具は準備し、短時間で手際よく掃除しましょう。目につく汚れはこまめに掃除し、水質を大きく変えないことが重要です。

5)水槽の掃除の注意点とメンテナンス方法とは?

(1)水槽の掃除での注意点とは?

水槽の掃除は、なんといっても水質を金魚や熱帯魚に最適な状態で安定させることにあります。フィルターの定期的な掃除はもちろんのこと、ろ過装置が正常に働くように水草などの目につく汚れはこまめに取りましょう。

砂利などの下にたまった目に見えない汚れにも注意が必要です。水換えは、1/3程度で水質が大きく変わらないように注意します。

(2)日頃からのメンテナンス方法

金魚が快適に過ごせるようにするには、日ごろからの水槽のメンテナンスが欠かせません。

2~3週間に一度の水換えに合わせて、ガラスのこけとり、砂利掃除などを行いましょう。水質の状態を安定させることが大切なので、水質の状態がわかるキットを活用し水質状態を把握しておくことが予防方法となります。

6)もし専門家にお願いするなら?業者さんの相場と注意点とは

(1)掃除内容・業者さんの相場とは?

忙しくて自分で水槽掃除ができない人には専門の業者に頼むのがおすすめです。料金の相場は作業員一人あたり、18,000円の出張料と水槽の大きさ汚れ具合によって値段が変わります。35㎝~40㎝の水槽で8,000円ぐらい必要です。

(2)業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?

業者を選ぶ際のポイントは、代表者が熱帯魚業界で実績を積んでいるかどうかが重要になります。2005年以降に水槽を設置する店などが増えたために、水槽のリースやメンテナンスをする業者も増えました。

流行りに便乗した会社も多く、見えるところだけ掃除をして終わりというような悪徳業者もいるので注意が必要でしょう。






今回のまとめ

1)水槽の水換えは2週間~3週間で水の1/3程度を交換します

2)水槽の掃除は、大きさや魚の数、フィルターの種類によって異なります

3)コケ掃除は便利なクロスとブラシでします

4)砂利掃除は水換えの時に一緒に行うと効率的です

5)水質管理が大切です