【お勧め】ケチャップのシミが取れない?試したい5大方法
実は、ケチャップのしみはある方法でしみ抜きすれば、簡単に落とす事ができるのです。そこで今回は、布地に付いてしまったケチャップの洗濯方法をご紹介します。
又、応急処置方法等も一緒に記載していますので、ぜひ活用してみましょう。
目次
【お勧め】ケチャップのシミが取れない?試したい5大方法
1)そもそもケチャップの成分って?
ケチャップは、主にトマト・糖類・醸造酢・食塩・香辛料等の素材でできています。そして、ケチャップの種類によっては、たまねぎ等の食材も含まれています。
割合としてトマトの含有量が多いですので、「ケチャップは酸性」に含まれます。通常、酸性の汚れはアルカリ性の洗剤で落としますが、ケチャップの汚れは見た目以上に落としやすいので、アルカリ洗剤ではなく、中性である食器用洗剤で綺麗に落とす事ができます。
2)ケチャップのしみを落とすのに必要なグッズ3選
(1)食器用洗剤
普段、食器を洗う際に使っている洗剤で構いません。ケチャップの汚れを落とす際に必要ですので、用意して下さい。
(2)歯ブラシ
ケチャップのしみ抜きを行う際に必要です。いらなくなった歯ブラシで構いませんが、なるべく毛先が柔らかい物が望ましいです。
(3)タオル等の布
タオルや布巾等、汚れても良い布を用意して下さい。しみ抜きの際に衣類の下に敷いて、汚れが広がらない様にする為に使います。直接衣類に触れますので、綺麗な布の方が良いでしょう。
3)ケチャップのしみの落とし方を解説!一般的な手順とは?
(1)STEP1:しみの部分を軽く濡し、洗剤を付ける
しみの部分を水で軽く濡らし、食器用洗剤を汚れに直接塗ります。
(2)STEP2:揉み込む
綿やポリエステル等の素材の場合、指を使って、衣類を揉み込みます。傷付きやすい素材の場合は、歯ブラシを使って衣類に洗剤を馴染ませましょう。汚れが酷い場合は、STEP1とSTEP2を繰り返すか、洗剤を付けてしばらく放置すると、綺麗に落とす事ができます。
(3)STEP3:しみ抜きを行う
STEP2でも汚れが落ちなかった場合は、汚れの下にタオル等の布を敷き、上から歯ブラシでトントンと叩き込みましょう。
(4)STEP4:すすぐ
汚れが落ちたら、水で衣類をすすぎ、洗剤を落とします。
(5)STEP5:洗濯する
対象の衣類に合った洗濯方法で、いつも通り洗濯すれば完了です。
4)付着する素材別に解説!しみの落とし方の違いとは?
(1)タオル生地・ポリエステル・シャツ・ジーンズの場合
タオル生地・ポリエステル・シャツ・ジーンズ等の生地にしみが付着した場合は、上記で記載したステップでしみ抜きを行うと綺麗になります。又、しみ抜き後の洗濯も、洗濯機で行うと良いでしょう。
(2)セーターの場合
セーターの場合は、上記で記載したステップでしみ抜きを行い、最後の洗濯は手洗いで行いましょう。
(3)スーツ・ネクタイの場合
スーツやネクタイは、自宅で洗濯すると生地の傷みや型崩れを起こす可能性がありますので、クリーニング店に依頼しましょう。又、パーティードレスや高級な衣類の場合も、クリーニング店に依頼した方が安心でしょう。
5)ケチャップのしみを落とす場合の3つの注意点とは
(1)色落ちに注意
中性洗剤は比較的色落ちしにくい洗剤ですが、念のため、しみ抜きの前は目立たない所で試してから洗濯を行いましょう。
(2)衣類は優しく扱う
衣類を歯ブラシで叩き込む際は力を入れ過ぎず、優しく行いましょう。又、ゴシゴシ擦るのではなく、トントンと軽く叩く様に意識して下さい。衣類に強い衝撃を与えると、生地の破れやほつれに繋がりますので要注意です。
(3)洗濯はすぐに行う
しみ抜き後はなるべく早く洗濯を行いましょう。放っておくと、洗剤と落としたケチャップの汚れで、よりしみを悪化させてしまう可能性があります。又、輪ジミができる事もありますので、しみ抜き後はそのまま洗濯を行って下さい。
6)応急処置って?すぐにできる処置とは
ケチャップのしみが付着した際は、まず固形物等の大まかな汚れを、ティッシュで取り除きましょう。この際、汚れを擦らない様に注意して下さい。
そして、汚れが付着した場所の裏側にハンカチ等の布を敷き、汚れの上から濡れたハンカチやペーパータオル等を使って、「シミの周りから」押す様に叩き込んでいきます。もし、中性洗剤が用意できる場合は、ハンカチやペーパータオル等に含ませて、汚れを落としましょう。
そして、しみが薄くなってきたら、徐々に水分の量を増やしていき、最後に乾燥させれば応急処置の完了です。そして、帰宅後はすぐに洗濯を行いましょう。きちんと応急処置を行い、お気に入りの衣類を大切に使いましょう。
7)クリーニングは依頼できる?
(1)どこに持っていけば良い?
まずは、お近くのクリーニング店に相談してみましょう。必ず綺麗に仕上がる場合は、そのままクリーニングに出せば良いですが、それが難しい場合は、しみ抜き専門店に依頼すると良いでしょう。
(2)相場・期間は?
しみのサイズにもよりますが、小さい汚れなら、普通のクリーニング店でもしみ抜き専門店でも、300円~500円程が相場でしょう。しかし、袖全体・衣類全体のしみ抜きとなると、1,000円~2,000円はかかるでしょう。
コートやジャケット等の場合は、もっと値段は高くなります。まずは、クリーニング店に相談する所から始めましょう。そして、期間ですが、こちらもクリーニング店によって変わってきます。普通のクリーニング店の場合5日~7日程、しみ抜き専門店の場合1週間~1か月程かかるでしょう。こちらも、依頼する前にお店に問い合わせてみて下さい。
(3)依頼する際の注意点とは
やはり、腕の良いクリーニング店に依頼する事です。腕の悪い・評価の低いクリーニング店では、汚れが完全に落ちていない事もあるようです。事前に、口コミや近所に住まれている方からの評価をチェックしておき、クリーニングを依頼しましょう。
まとめ
1)ケチャップの汚れは酸性で、比較的簡単に落とせるので、中性洗剤(食器用洗剤)でしみ抜きするのが有効である。
2)ケチャップの汚れを落とす際は、衣類を優しく扱い、色落ちや輪じみに十分注意する。
3)ケチャップが付着した際の応急処置として、まずは大まかな汚れを落とし、ハンカチ等でしみ抜きを行うと良い。
4)クリーニング店に依頼する際は、まず口コミで評価をチェックし、その後、金額やクリーニングにかかる期間をお店と相談すると良い。