実はすごい汚れが!ジェットバスの掃除の10の手順とは?
みなさんのお宅にはジェットバスありますか?とても癒されますよね。そんな大切な癒しをくれるジェットバス。
でも実は汚れがたくさん潜んでいることも。今回はジェットバスの掃除方法とそのコツをご紹介します。
目次
実はすごい汚れが!ジェットバスの掃除の10の手順とは?
1) そもそもジェットバスって中はどうなっている?
(1) ジェットバスのメカニズムとは?
仕組みは簡単で、100ボルトの水中ポンプを使って、バスタブの中の吸水口からお湯をガバッと吸い込み、それを勢いよくバスタブの中に吹き出し、その吹き出したお湯を体に当てることによって、マッサージ効果を発揮しています。
問題は、ポンプの設置場所で、家の中か外かによって、異なります。
(2) 掃除を放っておくとどうなる?
マッサージをしてくれ、リラックス効果があるはずのジェットバスの噴射口から、アカが吹き出してきます。しかも、アカだけではなく、いろいろな細菌まで、一緒にお湯の中に吹き込んでしましますので、こまめなお掃除が不可欠なのです。
2) ジェットバスの汚れの5種類とその特徴
汚れの原因は、長年使ったことによる、配管内にたまった汚れです。この汚れは、雑菌で、人に害を及ぼしかねない細菌やカビなどです。
雑菌にとってはお風呂場は天国そのものなので、しっかり正体を知ったうえで対処する必要があります。ここで、雑菌の種類と特徴をご説明します。
(1) レジオネラ菌
レジオネラ肺炎を引き起こすことのある菌。致死率60~70%。妊娠中の人は、自浄作用が低下しているので、早産の危険性や、カンジダ膣炎、細菌性膣炎になる可能性が高い。
(2) 大腸菌
新生児や生後5か月までの乳児がかかると、髄膜炎になりやすいので、注意が必要です。
(3) ブドウ球菌
皮膚に水疱を作る伝染性の皮膚病になることがあります。
(4)B群連鎖球菌
大腸菌と同様で、新生児や生後5か月までの乳児がかかると、細菌性髄膜炎になる可能性が高いので、要注意です。
(5)黒カビ
カビの胞子が気管支に入ることで、喘息や長引く咳の原因になります。特に、子供は皮膚や消化器系なども弱いので、体調不良をおこす原因になることもあります。
3) ジェットバスの掃除に準備したいグッズ4選
(1) ウルトラパワーズ:風呂釜クリーナー
液体タイプで、風呂釜や配管内部についている、ヌメリや汚れをスッキリ洗浄してくれます。雑菌効果もアリ、一石二鳥です。
(2) 風呂釜強力クリーナー
ジェット水流を起こして、風呂釜のお掃除が簡単にできます。
(3) 湯ドロハンター
残り湯に洗剤を溶かし、一晩おくとあらスッキリ。しかも、浴槽関係の備品を入れて一緒に洗えちゃいます。
(4) ブラシ付きパイプクリーナー
適度な硬さのワイヤーがついているので、曲がっているところも楽々お掃除ができます。先端にブラシがついているので、パイプ内の汚れも簡単に落とせます。
4) 掃除の流れとは?ジェットバスの掃除の3&10ステップ
ジェットバスのお掃除は、週に1度くらいで基本的には大丈夫です。噴きだす水流が弱くなってきたなぁと思うときが、お掃除のチャンスです。
(1)ジェットバス
・ 吸い込み口のカバーを音がカチッとなるまでまわして、取り外します。
・ 吸い込み口のカバーは、髪の毛などのゴミを取り除いてから、水洗いしておきます。
・ 元通りにとりつけておきます。
さらに、3週間に1度くらいは、風呂釜洗浄剤で綺麗に洗いましょう。異物が浮いてきたなと感じた時が、洗い時です。
(2)風呂釜洗浄剤の活用
・ 約40度のお湯でよくそうにたっぷりお湯を張る。
・風呂釜洗浄剤を全部入れてしまう。
・ジェットを1~2分稼働させて止める。
・6~8時間放置する。
・今度は15分ほどジェット噴射する。
・排水をして浴槽の汚れを取り除いておく。
・ カートリッジや吸い込み口のカバーを洗っておく。
・水かぬるま湯を浴槽に張り、ジェットを15分ほど稼働させる。
・排水をし、カートリッジ・吸い込み口のカバーを元のように取り付ける。
・浴槽の汚れを綺麗に取り除く。
※なお掃除の際は、以下の点に注意して行いましょう。必ず運転スイッチを切ってから掃除に取り掛かる・浴槽の水は排水しておく・吸い込み口のカバーはスポンジなどで取り除く
5) 日々のメンテナンス!ジェットバスを綺麗に使うコツとは
(1) どんなメンテナンスをどれくらいの頻度で行うべき?
各家庭でできるメンテナンスは、2~3か月に1度行う方が良いようです。お風呂の浴槽に、お湯があふれる限界ギリギリまで40度くらいのお湯を張り、その中に、粉末タイプの洗濯槽クリーナーを200リッターの浴槽なら4箱分の割合で投入します。
お湯をかき混ぜ、キッチリ溶かした後、2時間くらい放置しておきます。そのごジェット運転をし、お湯を抜いて、今度はお水を張って、ジェット運転をし、また水を抜いて終わりです。
3年に1度は、プロのかたに来てもらって、メンテンナンスしてもらった方が綺麗になります。
(2) 臭い・汚れ防止のポイントとは?
普段からお掃除をしていても臭ってくる臭いは、一般の私たちには掃除しきれない部分からということが良くあります。市販の洗浄剤でもスッキリ取り切れないことも多々あります。
その場合は、あっさりと、専門の業者さんに依頼してみた方が、簡単に解決してしまうケースもあります。
6) 専門家にもお願いできる?相場や注意点とは
(1) 掃除内容・業者さんの相場とは?
ハウスクリーニングをしてくれる会社は多いのに対して、風呂釜クリーニングをしてくれる会社は少ないのが現状です。
風呂釜クリーニングを行ってくれる業者さんは、風呂釜内部に付いた湯ドロを特殊な機械をつかって、洗浄&消毒を同時進行で除去してくれます。およそ2万円弱で行ってくれる業者さんが多いでしょう。
(2) 業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?
業者さんによって、掃除をしてくれる範囲が違うので、思っていることとのギャップがあるか無いかをしっかり確かめておくことが必要です。また、金額のランクはあるかどうかも注意するべきポイントの一つです。
依頼したときに重点的にしてほしいことも、確実にして、優先順位をつけておくことも大切です。せっかく高いお金を支払うのですから、希望通りのお掃除をしてくれる業者さんを上手に選びたいものですね。
今回のまとめ
1) そもそもジェットバスって中はどうなっている?
2) この汚れの原因とは?ジェットバスの汚れの5種類とその特徴
3) 事前に揃えよう!ジェットバスの掃除に準備したいグッズ4選
4) 掃除の流れとは?ジェットバスの掃除の3&10ステップ
5) 日々のメンテナンス!ジェットバスを綺麗に使うコツとは
6) 専門家にお願いもできる?相場や注意点とは