お風呂の天井のカビを撃退!カビ掃除に効く4STEPとは

住宅の綺麗なお風呂場

お風呂の中でも掃除がしにくいのが天井ですよね。普段手が届かないのでしっかりと掃除できていないことが多い場所です。

気付いたらカビが生えていた。そんなことありませんか?今回は天井に生えてしまったカビの掃除方法についてご紹介します。






お風呂の天井のカビを撃退!カビ掃除に効く4STEPとは


1)お風呂の壁にも種類がある?4種類と掃除の違い

(1)樹脂系

システムバスで最も多く使われているのが樹脂系素材です。色やデザインのバリエーションも豊富です。

高い保温性、乾きやすい、などメーカーごとで様々な加工を施しています。汚れが付着しにくい加工がされているものが多いので普段のお掃除はお手軽にできます。

(2)タイル

昔から使われている素材です。サイズや色、デザインも豊富でインテリア性が高く人気があります。目地の掃除は手間がかかりますが、タイル自体は掃除がしやすい素材です。

(3)木製

自然素材で木の香りや肌触り、リラックス効果に魅力がある素材です。4つの種類の中では最も乾きにくく、こまめなお手入れが必要な素材です。

(4)塗装壁

モルタル、コンクリート、しっくいなどで塗られた壁です。最近では浴室の壁に使われることは、はかなり少なくなってきています。カビが発生しやすいのでお手入れに手間がかかります。

2)お風呂の天井の汚れの主な原因って?

お風呂の天井の汚れの一番の原因は、カビです。湿気が多い場所なのでどうしても生えやすくなってしまいます。天井に生えたカビは浴室全体に影響が出ますので見つけたら早めに掃除するのがオススメです。

3)お風呂の天井のカビ掃除に準備したいアイテム5選

(1)カビ取り剤

ドラッグストア、ホームセンターで入手可能です。塩素系の洗剤で、鼻にツーンとする臭いが特徴です。使う時はゴム手袋、メガネ、マスクをして体に洗剤がかからないように保護してください。

(2)消毒用アルコール(エタノール)

こちらもカビ取り剤同様使うことができますが、強力なカビ取り剤に比べたら安全な薬品です。強力なカビ取り剤を使う事に抵抗のある方や、ペットや子どものいるご家庭にお勧めです。

ドラッグストア、ホームセンターで入手可能。色が付いている場所は変色することもあるので、一度目立たない場所で試してから使ってみてください。

(3)柄付きモップ

クイックルワイパーのような柄の長いモップです。手の届きにくい天井を掃除するのに便利です。先に雑巾を付けて天井を拭きます。ドラッグストア、ホームセンターに置いてあります。

(4)ゴム手袋・メガネ・ゴーグル・マスク

カビ取り剤を使うときに体を保護するために使います。カビ取り剤を使う場合は必ず用意するようにしましょう。

カビ取り剤は塩素系なので強力です。目に入ったり、手に付いたりすると思わぬ事故につながります。

(5)雑巾・布

柄付きモップの先につけ天井を拭くのに使います。何枚か用意してください。使い古しのタオルで構いません。

4)お風呂の天井のカビ掃除の4ステップとは

(1)ステップ1

まずは水洗いです。雑巾に水を含ませ、柄付きモップの先につけ、カビの生えている場所を拭くようにします。

直接汚れに水や洗剤を吹き付けるとポタポタと水や洗剤がたれてきて、目に入ったり衣服が濡れてしまうことがあるので、汚れに直接吹き付けることはやめましょう。

(2)ステップ2

水洗いで落ちない場合は、カビ取り剤や消毒用アルコールを使います。ステップ1と同様に雑巾にしみこませて、柄付きモップの先に付けて天井を拭くようにします。

薬品をカビによく染み込ませるように何度か繰り返したら、しばらく時間を置きます。時間を置くことでカビに薬品を浸透させ落としやすくします。

(3)ステップ3

10分~20分たったら水拭きしてカビを落とします。再度水拭きし薬品を落とします。

(4)ステップ4

最後に空拭きして水気を取り除きます。

お風呂場の天井と換気扇

5)汚れ別に解説!それぞれの汚れを掃除するコツとは?

お風呂の天井に付いたカビですが、「カビ菌」という生き物のようなもので菌糸を延ばしてどんどん繁殖していきます。

柔らかいパッキンなどには、奥の方まで菌糸を延ばしてしまっています。そのため表面をゴシゴシこすっても完全に取りきれていないことが多くまたカビが生えてしまいます。

カビを落とすにはゴシゴシこするのではなく菌糸まで薬品を行きわたらせることがカビを落とすコツです。じっくり薬品を浸透させてからカビを落とすようにしましょう。

6)要注意!お風呂の天井の掃除での注意点とは?

(1)カビ取り剤の扱いには十分注意

液体が体や衣服に付かないようにしっかり保護してから使用しましょう。目に入ると失明の危険性があります。

また十分換気をしてください。酸性の洗剤と混ぜないようにしてください。塩素ガスが発生して危険です。

(2)けがに注意しましょう

お風呂の天井は手が届かないので、脚立やお風呂のフチに立って掃除をすることもあると思います。濡れた床面は滑りやすくなっていますので、十分注意するようにしましょう。

お風呂のフチに立って掃除する場合は、濡らしたタオルをフチにかけて滑り止めがわりにするなど落ちないように工夫してください。

7)お風呂の天井を綺麗に使うメンテナンス方法

お風呂の天井にカビを生えないようにするには、とにかく湿気を取り除くのがポイント。お風呂に入った後は、浴室内の余計な水分を拭き取り、換気扇を回して少しでも早く湿気をなくすことが一番です。

またお風呂の天井は浴槽や床などと違って手が届きにくく毎日掃除するのは大変です。かといってあまり掃除しないのも問題ですので週に1度、週末やお休みの日に水拭きする程度の掃除を習慣づけるときれいな天井を保つことができます。

またカビを見つけた時はすぐにでも掃除をするようにしましょう。またお風呂の天井に取り付けるバイオの防カビ剤もありますので、そういうグッズを活用してお風呂のカビを防ぎましょう。

8)もし業者さんに掃除を依頼したら?

(1)掃除内容・業者さんの相場とは?

クリーニングを業者にお願いする場合ですが、浴室全体のクリーニングのお掃除箇所としてお風呂の天井も含まれている場合が多いです。

浴室クリーニングの料金相場は、10000円~15000円となっています。

(2)業者さんに依頼する際の注意点とは?

クリーニング業者のホームページには料金体系や作業時間が提示されている場合が多いですが、まず実際にクリーニング業者に来てもらい、汚れの具合をチェックしてもらって見積もりを出してもらうことをオススメします。

汚れの程度によっては追加料金が発生したり、作業時間が延びる場合がありますので、ホームページに載っていた料金や作業時間と大幅に違ったというようなトラブルが起きるのを防ぐことができます。

またひとつの業者だけでなく複数の業者を比較するようにしましょう。作業内容、料金、サービスなど納得のいく業者さんを見つけてみてください。






今回のまとめ

1)お風呂の壁にも種類がある?4種類と掃除の違い

2)お風呂の天井の汚れの主な原因って?

3)お風呂の天井のカビ掃除に準備したいアイテム5選

4)お風呂の天井のカビ掃除の4ステップとは

5)汚れ別に解説!それぞれの汚れを掃除するコツとは?

6)要注意!お風呂の天井の掃除での2つの注意点とは?

7)日々のポイントとは?お風呂の天井を綺麗に使うメンテナンス方法