【部屋の消臭】臭いニオイを徹底除去するオススメの4大方法

リビングでくつろいでいる家族

外出先から帰宅した時に、なんとなく部屋の臭いニオイが気になることがあるかもしれません。家族や来客に快適に過ごしてもらうためにも、ぜひ対策を講じたいものです。
部屋の臭いニオイを徹底除去するのにオススメの方法をご紹介します。






【部屋の消臭】臭いニオイを徹底除去するオススメの4大方法

1)部屋に臭いがこもる?代表的な4種類のニオイとは?

(1)汗や体臭のニオイ

部屋の中の布製品には、日々の生活の中でどうしても汗や体臭のニオイが染み付いてしまいます。自分では気にならなくても、他の家族や来客には気づかれやすいものです。

(2)ゴミのニオイ

どんなに気をつけていても、部屋の中にゴミ箱を置いていると、特に夏場や湿度の高い時期は、ゴミのニオイが気になってしまいます。

(3)タバコのニオイ

家族の中に喫煙者がいると、タバコ独特のニオイが部屋全体に染み付き、タバコを吸わない方にとっては大変気になる臭いニオイになってしまうでしょう。

(4)アンモニア、排水のニオイ

トイレやお風呂といった水回りは、丁寧に掃除をしていても、なんとなくアンモニア臭や排水のニオイがするケースがあり、対策が必要です。

2)部屋が臭い原因は何?代表的な原因4選

(1)汗や体臭

1日履いた靴を収納しておく玄関には、靴に染み込んだ汗のニオイがこもってしまうことがあります。特に、雨の日など湿度の高い日は、臭いニオイが強くなる傾向があります。
また、リビングや寝室は、家族が長い時間を過ごす場所です。知らず知らずのうちに、布製品に汗や体臭が染み込み、時間が経つとともに嫌なニオイが発生する原因となります。

(2)キッチンの生ゴミや排水

料理をしている際に出る生ゴミは、袋に入れてしっかり封をしたつもりでも、独特の臭いニオイが漂ってくる場合があります。また、食べ残しや油分の影響で排水溝に汚れが溜まっていると、ヘドロのようなニオイが発生し、部屋にこもるかもしれません。

(3)タバコ

最近は、飲食店や公共施設の禁煙化が進み、健康重視の観点からタバコを吸わない方もおられます。もちろん、くつろぎのひとときにタバコが欠かせない、という方にとっては、自宅での一服はとても心地よいものです。タバコの煙は、部屋の中の布製品に付着し、ニオイを発生させてしまいます。

(4)ペット

大切な家族の一員であるペットは、どうしても独特のニオイがあり、ある程度対策をしていても、慣れていない方にとっては「臭い」と感じるケースがあります。対策をして、ニオイを消すことが必要な場合もあるでしょう。

3)ニオイの解消へ!用意したい4つのグッズとは?

(1)サーキュレーター

部屋の臭いニオイを消すためには、換気が重要です。窓を開けてから、サーキュレーター、もしくは扇風機や換気扇を併用すると、効率よく部屋の空気を循環させて入れ替えることができます。

(2)重曹

ソファーや大きめの椅子など、カバーは洗えても本体を丸洗いできない製品のニオイ対策に、重曹が役立ちます。パウダーをそのままふりかけるか、水に溶かしたものをスプレーするという方法もあります。重曹は、様々な掃除に活用できるので、既に家に常備してある場合、簡単に試せるでしょう。

(3)お酢・クエン酸

タバコのニオイ対策には、お酢やクエン酸が効果的です。見栄えの良いグラスや器に入れて置いておけば、部屋の雰囲気を損なうこともありません。料理に活用しているものをそのまま使うことができるので便利です。

(4)無臭タイプの消臭剤

部屋の臭いニオイを別の香りでごまかすよりも、無臭タイプの消臭剤を使うほうが良い場合があります。即効性はありませんが、部屋の広さに合った消臭剤をおけば、徐々にニオイを消すことができます。ホームセンターやドラッグストア、スーパーなどどこでも簡単に入手できます。

4)試してみよう!部屋の臭いニオイ解消への一般的な4STEP

(1)STEP1:部屋を換気する

部屋の臭いニオイを消すための最初のステップは、部屋を換気して空気を循環させ、入れ替えることです。できれば湿度の低い、天気の良い日を選んで、窓やドアを開けます。2箇所開けることで空気の流れを作ることと、サーキュレーターや扇風機を使って素早く循環させることがポイントです。

(2)STEP2:重曹で靴や布製品の臭いニオイを消す

水200ccに重曹小さじ2(約10g)を溶かしたものをスプレーボトルに入れ、ソファーや椅子、カーテン等の大型の布製品にスプレーすると、汗や体臭のニオイを緩和してくれます。ソファーや椅子に重曹パウダーを直接ふりかけ、30分〜1時間程度放置した後、掃除機で吸い取るという方法もあります。また、使い古しのストッキングや靴下に適量の重曹パウダーを入れて口を結び、靴の中に入れて1晩〜1日置いておくと、染み付いた汗のニオイが緩和されます。

(3)STEP3:お酢・クエン酸・消臭剤を置く

部屋の雰囲気に合ったオシャレなグラスや器に、お酢もしくはクエン酸を入れて置いておくと、アルカリ性のタバコのニオイを軽減してくれます。料理の油汚れが床に付着した時には、水とお酢を1:1の割合で混ぜたもので拭くと、ニオイと汚れを同時に除去できるのでおすすめです。

香りのついていない、無臭タイプの消臭剤を、部屋の目立たないところに置いておくと、部屋にこもった臭いニオイを徐々に消すことができます。ニオイが気にならなくなってから、好みの香りの消臭スプレーを併用すれば安心です。

(4)STEP4:寝具やカーテンを定期的に洗う

寝具やカーテンを定期的に洗うことも、部屋の臭いニオイを解消することにつながります。眠っている時は、想像以上に汗をかいているものです。毎日は難しくても、週に1回程度、枕カバーとシーツ、掛け布団カバーを洗うことを習慣にすると、ニオイが改善されるかもしれません。また、料理やタバコのニオイを吸着しやすいカーテンも、可能なら月1回、もしくは2〜3ヶ月に1回洗うように心がけましょう。

5)タイプ別に対策が違う!解消のポイントの違いとは?

(1)焼肉のニオイ

焼肉独特の脂のニオイはアルカリ性ですので、酸性のクエン酸やお酢で対策をします。前述のとおり、器に入れて部屋に置く方法以外にも、水に溶かして床やテーブルを拭くこともできます。

(2)生乾きのニオイ

一人暮らしの場合は、防犯上洗濯物を部屋干しする方も多いでしょう。生乾きのニオイがこもって気になる時は、サーキュレーターを使って部屋の空気を動かしたり、外出中にエアコンをドライで運転させておくと、洗濯物が早く乾いてニオイが軽減されることがあります。

(3)魚のニオイ

魚を調理した時に出る生ゴミは、特にニオイが気になるものです。それほど大量でなければ、魚の内臓や頭、食べ残しだけを別の袋に入れて口をしっかりと縛り、可燃ゴミの収集日まで冷凍庫で保管すると、部屋の中に独特の臭いニオイが漂うことを避けられます。

6)ここに注意!ニオイ対策・掃除での注意点とは?

部屋にこもった臭いニオイを消す前に、別の香りで隠そうとすると、ニオイが混じって余計に気分が悪くなってしまうことが考えられます。まずはニオイを除去してから、香り付きの消臭スプレーやアロマオイル等を使うように注意します。

また、狭いスペースにたくさんのものを置いていると、それだけで様々なニオイが混じり合い、ひとつひとつは気にならない香りでも、不快な臭いニオイに変化してしまうことがあります。整理整頓をして、ものを増やしすぎないことも、大切なニオイ対策の1つです。

7)対策しても臭いが取れない?業者さんへの依頼とは?

(1)どんなケースは業者さんに依頼すべき?

自分でできる対策をしたものの、部屋の臭いニオイが解消されない時や、家のリフォーム、引っ越しに伴って、ニオイがとても気になるようになったケースは、専門の業者さんに依頼するほうが良いかもしれません。

(2)業者さんに頼むと何としてくれる?

業者さんに頼むと、ニオイの原因を調査し、分析し、どんな作業が必要か見積もりを出してくれます。消臭剤をはじめとして、光触媒やオゾン脱臭といった、最新の方法で部屋の臭いニオイを消すための作業をします。

(3)時間・お金の相場とは?

かかる時間は、ニオイの程度や部屋の広さによって大きく変わってきますが、数時間前後かかる場合も考えられます。相場の一例として、ある消臭業者さんでは、ワンルームなど24平米未満は6000円〜、24〜48平米以下は11000円〜、48〜200平米以下は53000円〜となっています。

(4)依頼する上で注意したいこととは?

事前にしっかり見積もりを取り、かかる時間やコストを確認することが重要です。部屋の臭いニオイを早く消すことが何よりですが、焦らず相談しながら話を進めれば、納得して作業を依頼することができるでしょう。






まとめ

【1】部屋にこもる臭いニオイの種類と原因の違いとは

【2】入手しやすいアイテムを使って部屋のニオイ対策ができる

【3】4ステップで部屋の臭いニオイを消す手順を知ろう

【4】タイプ別の解消方法の違いとは

【5】困った時は専門業者さんに依頼すれば安心