【掃除方法】玄関のドアをキレイにする掃除のコツ5選
玄関とは人に例えると「顔」人に与える印象はまさにファーストインパクトです。玄関が汚れていたり傷んでいるとそれだけでイメージダウンもなりかねませんよね。
今回は家の入り口の要、玄関ドアの掃除についてお伝えします。
目次
【掃除方法】玄関のドアをキレイにする掃除のコツ5選
1)玄関のドアにも種類がある?6種類のタイプとその特徴
一口に玄関ドアと言っても色々あります。その家屋のキャラクターによって用意されているのでご紹介します。
(1)片開きドア
玄関ドアの中で最もポピュラーといえるものです。
(2)親子ドア
片開きドアの横に小さな扉があり、それを開けることにより間口が広がり、大きなものを出し入れするのが便利です。
(3)片袖ドア
ドアの横にガラスがあるものを片袖ドアと消します。大きなガラスがあることで、玄関が明るくなる様になってます。
(4)両袖ドア
ドアの両サイドにガラスが入っているドアのことです。明り取りが大きく明るさを強調するドアです。
(5)両開きドア
ドアが二枚あり両方が開けられるドアです。
(6)引き戸
和風の家屋に多く見られるドアです。昔ながらの玄関ドアです。
型やタイプも分かれますが素材も色々あるので、それによっても扱いが変わってきます。後ほどご説明します。
2)主な原因とは?玄関の汚れとその特徴
(1)土・ほこり
基本、玄関とは風雨にさらされ直射日光に照らされるので、痛まない訳がありませんよね。案外風に乗ってやってくる土ほこりが、一番多い汚れの悩みかもしれません。
(2)雨水・潮風
雨にあたると綺麗に洗い流されると思われる方がいらっしゃると思いますが、これは実は大間違いなんです。
雨は一般的に酸性なので金属部分を腐食させたり、乾くと白いシミになります。あと大敵なのは潮風によるダメージです。
海岸に近い方なら判ると思いますが、本当に厄介だと悩まれる方もおいでしょう。
3)事前に揃えよう!玄関のドアの掃除に準備したいグッズ4選
さてここから掃除の実践に入りますが、事前に用意しておくと便利なグッズを紹介します。ご自宅の玄関ドアの素材によっては必要でないものもあるかと思いますが、一般的な知識としてご理解ください。
(1)中性洗剤
こちらはドア本体の掃除に使用します。汚れがひどい時のみ仕様でいいと思います。
(2)水拭き用ダスター・乾拭き用ダスター
基本的に水拭きしたあと、乾拭きをします。
(3)ガラス用洗剤
ガラスのスリットが入っていたり、片袖ドアの様に大きなガラスが用いられている場合に用意して下さい。
(4)歯ブラシ
ドアの細工や隅を掃除する場合に便利です。
家庭用の中性洗剤ならなんでも構いません。例えばキッチンで使う洗剤でも構いませんが、物によっては弱アルカリの製品があるので注意した方が良いでしょう。ジョイは弱アルカリですがチャーミーグリーンは中性です。
近くのスーパーやコンビニでも簡単に手に入ることができますね。使い方はバケツ状の容器に水を張り、洗剤を少量入れてかき混ぜます。
その溶液をドア全体に伸ばしあとは、洗い流せば汚れは取れます。この時に注意することは洗剤が濃くならない様にする事です。溶液が濃いと洗い流す際に泡切れが悪くなります。
4)玄関のドアの掃除の5ステップを解説
清掃グッズが揃ったら今度は掃除の本番に移ります。順番さえ間違わなければ難しいものではないので是非チャレンジして下さい。
ステップに従って行なえば良いだけです。なお汚れが酷くなければステップ(3)からでも大丈夫です。
(1)ステップ1:洗剤溶剤を作ります
バケツ状の容器に中性洗剤を少量入れよくときます。
(2)ステップ2:洗浄
ドア全体に溶剤をダスターで洗います。
(3)ステップ3:すすぎ
今度は溶剤の入っていない水でドアを拭きます。
(4)ステップ4:拭き取り
乾いたダスターでドアを磨き上げてドア部分は終わりです。その際に金属部分も磨き上げます。
(5)ステップ5:ガラス部分も忘れずに
ガラス専用の洗剤で洗って仕上げです。
5)汚れの特徴に応じての掃除方法とは?
(1)黒ずみ・油汚れ・黄ばみ
中性洗剤で洗えば大丈夫です。もし取りづらい時は幹部に洗剤の原液を塗りよく洗ってみましょう。
(2)シミ
雨による水垢と考えられますので重曹を用いて掃除をしましょう。
(3)カビ
ひどい場合は専用のカビ取り洗剤が必要です。
(4)傷・焦げ跡・変色・へこみ
個人の力量では直りませんので専門の業者に相談してみましょう。
6)要注意!ドアの掃除での注意点とは
(1)こすりすぎに注意
掃除もやり過ぎるとかえって取り返しのつかない事にもなり兼ねません。ドアの表面には色付けされていたり天然素材のものもあります。
綺麗にしようと擦り過ぎたり、また有機溶剤で洗ったりすると、腐食や塗装を剥がす原因ともなります。
(2)中性洗剤を
洗浄剤は中性のものを使用してください。酸性薬品、アルカリ性薬品、塩素系薬品、及びエタノール以外の有機溶剤は、アルミサッシやステンレスなどの金属部分を腐食させたり、塗膜はがれを引き起こしますので、使用しないようにしましょう。
(3)アイテムをうまく活用
柔らかい布を使い、ワイヤーブラシやサンドペーパーのご使用はしないようにしましょう。表面の光沢が落ちてきた時には、自動車用ワックスを使いメンテナンスを行ってください。光沢やツヤが回復します。
ただし、ツヤ消しのアルミサッシには表面にムラができますのでワックスは使えませんので気をつけましょう。
7)日々のメンテナンスが重要!ドアを綺麗に使うコツとは
普段から綺麗にしていれば案外大きな汚れは付きにくいものです。
(1)どんなメンテナンスをどれくらいの頻度で行うべき?
どうすればいいかと言うと水、またはお湯を用います。ダスターによく含ませた後、よく絞り全体を拭いてから乾拭きで水気を取ります。
表側は細かい土ほこりが付きやすいので、強く擦らないで軽く拭う様にして下さい。ドアノブやメッキ部分は水は使わず乾いた布で拭く様にします。
海岸線にお住いの方は、潮風による腐食が心配ですので一週間に一度は拭き掃除をした方が良いでしょう。通常の住宅街やマンションにお住いなら、二週間に一度ほど様子見で拭き掃除をされ、汚れがたまりやすいのなら少し期間を短くする事をお勧めします。
(2)臭い・汚れ予防のポイントとは?
天然素材のドアなら、カビが生えると大変です。カビ取りの洗剤を使っても完全には取れないのでご注意ください。
玄関は傘を置きっ放しにしたり、外から帰って濡れた靴を置いたりするところなので、ある程度は仕方ないでしょう。玄関を普段からメンテナンスすれば、臭いなども防ぐことができます。
8)専門家にお願いもできる?相場や注意点とは
玄関ドアだけと言うのも業者に委託は可能ですが、そこだけだと割高になりそうです。玄関のクリーニングとセットが通常でしょう。
(1)掃除内容・業者さんの相場とは?
玄関全体だと15000円~20000円ほどです。ドアだけで受けてくるところもある様ですが、出張費などを入れると変わりないので案外割高でしょう。
(2)業者さんを選ぶ際のポイント・注意点とは?
住まいのお近くのハウスクリーニングのところに相談すると良いでしょう。その際、範囲を決めておかないと家全体とか、他のところも掃除の範囲になりかねませんので、事前に見積もりや上限を明確に伝えておくことがポイントでしょう。
今回のまとめ
1)ご自宅のドアの形状や素材を把握する必要があります
2)汚れの原因は何かを知りましょう
3)便利グッズを活用して掃除を少しでも楽にしましょう
4)掃除も順序を守れば簡単です
5)日頃からのまめな掃除が効果的
6)ご自分で出来ない場合はお近くの業社に相談するのも手です