フライパンの固まった油汚れに!落ちない汚れの掃除方法大全

キッチンで洗い物をしている主婦

おいしい料理を食べたあとのお片付けは、できれば簡単にササっと済ませたいところです。今は自動食洗器がある家庭も増えていますが、大きさや素材によって調理器具は手洗いになりがちです。今回はフライパンのベタベタ(ギトギト)油汚れの、オススメの掃除方法とコツをお伝えします!

※本記事はクラウドワークスにて独自にアンケート調査(20-50代女性18名)した内容を踏まえて執筆をしています

目次

フライパンにも種類がある?4種類のタイプと掃除の違い

フッ素加工フライパン

商標である「テフロン加工」のフライパンも同じフッ素加工のフライパンです。

「焦げ付きにくい」「少ない油でOK」が人気のフッ素加工フライパン。扱いやすく、ヘルシーな料理が作れるので広く普及しています。表面の加工の傷みになるので高温や傷は避けましょう。

鉄フライパン

中華料理で大活躍する大きな鉄フライパン。高温で一気に炒め、鉄分も含んだおいしい料理が出来ます。油は鉄フライパン表面のコーティングの役割も果たす大事な存在。

洗剤を使ってピカピカに掃除すると逆効果になるので注意が必要です。

銅フライパン

熱伝導率が高く軽い素材の銅フライパンは、丼の調理などでおなじみ。加工しやすい反面、変形や変色の原因にもなります。調理のあとはすぐに盛り付けて、汚れを落としておくことが、長く使うためのポイントです。

セラミック加工フライパン

近年フライパンのコーティング加工の種類が増えていますが、実はマーブルコートやダイヤモンドコートはフッ素加工の一種。セラミック加工フライパンは耐火性・耐久性に優れていることが大きな違いです。

また、空焚きによる有害物質の発生もないので安全性も高いのが人気の秘密。熱伝導率が高いので火加減に注意すること、必ず油を引くことを忘れないようにしましょう。

フライパンの油汚れを落とすのに準備したいグッズ

キッチンペーパー

油汚れの掃除で大事なのは水で流す前にまずあぶらを取り除くこと。野菜の下ごしらえで使ったキッチンペーパーなどをうまく再利用しましょう。

キッチンペーパーで油汚れを先に拭き取ることで、スポンジに油がつきにくくなり、洗いやすくなりますよ。洗剤、水道水の使用も抑えてくれて、スポンジの寿命も伸ばしてくれます。また、フライパンが冷めないうちに油汚れを拭き取ることで、こびりつきを防ぐことができます。

スポンジ

口に入るものを調理するので、腐食やさびつきの原因になる傷は絶対に付けないようにしたいですね。フライパン掃除では金物たわしなどは使わず柔らかい素材のスポンジを使います。

スポンジはフライパンの素材に合ったスポンジを選びましょう。テフロン加工のフライパンには、研磨剤が入っていない柔らかいスポンジを。片面だけに研磨剤が入っている場合は、反対側の柔らかい面で洗うとフライパンが長持ちします。

重曹

重曹は、ステンレス製のフライパンについた頑固な焦げを落とすのに効果的です。重曹を加熱すると炭酸ソーダになり、発生した二酸化炭素がしつこい汚れや焦げを浮かせてくれます。天然素材なので、キッチン周りに遠慮なく使えるのはうれしいですね。

油汚れには「クエン酸」「重曹」 どっち?使い分けは?

油汚れには、ズバリ「重曹」がおすすめです!重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性。酸性とアルカリ性は中和反応を起こし、互いの性質を打ち消します。油汚れは酸性であるため、アルカリ性の重曹を使うことで中和反応が起こり、油汚れが落ちやすくなります。

また、重曹は研磨剤としても働くため、油汚れだけでなく、焦げ付きやサビなどの汚れにも効果的です。クエン酸は、焦げ付きを分解する作用と、漂白作用があるので、焦げ付きがひどいときに効果的です。

油汚れには重曹、水あかや石けんカスなどのアルカリ性の汚れにはクエン酸と、使い分けるのがおすすめです。ただし、「重曹」の掃除後、「クエン酸」でのお手入れを加えることで、クエン酸が汚れを浮かせる働きをしてくれて、油汚れの掃除も効果を発揮してくれることがあります。

「クエン酸」「重曹」を組み合わせた油汚れの掃除方法
焦げたフライパンに重曹を使用しても完全には取り除けない場合、クエン酸が効果的です。重曹での掃除を終えた後、フライパンに水とクエン酸を大さじ1~2杯追加し、15分程度煮沸させます。冷めたら数時間そのまま放置し、後は柔らかいスポンジで軽く擦って流水で洗い、最後に中性洗剤で洗ってください。

重曹やクエン酸は、どちらも自然由来の素材で作られているため、環境や人体に優しい洗剤です。また、手に入りやすく、価格も安いため、気軽に使うことができますよ。

ライフハック+編集長

油汚れを落とす際は、フライパンの素材や油汚れの状態に応じて、重曹やクエン酸を上手に使い分けることがポイントになります。

フライパンの油汚れにこの手順を!掃除の4ステップ

STEP1:まずは自然に冷まそう

高温で調理した後のフライパンはそのまま置いて自然に熱を冷ましましょう。水をかけてしまうと急激な温度変化が起こり、変質や変形の原因になってしまうので注意です。

STEP2:汚れをふき取ろう

粗熱が冷めたら、油が固まってしまう前にキッチンペーパーでふき取りましょう。使い古しのラップなどでも代用できます。油汚れは流すのではなくふき取ってゴミとして出すことで、シンクや排水溝だけでなく排水に混じる油汚れを減らすことにつながるのでとってもエコです

STEP3:中性洗剤で洗おう

表面に残ったべとつきは中性洗剤で洗いましょう。中性洗剤を少量スポンジにつけて、フライパンを優しく洗います。油汚れがひどい場合は、お湯につけて油をうかせてから洗うと落ちやすくなります。

鉄フライパンの油汚れ落としには、中性洗剤を使ってください。酸性のものや塩化物を含む洗剤は、錆の原因になるのでNGです。

STEP4:重曹を振りかけてみよう

時間がたって固まってしまった油は、水で流す前に重曹を振りかけましょう。フライパンの焦げを重曹で落とすとき、水1リットルに対して重曹大さじ1杯(約15g)が目安。焦げがひどい場合は、重曹を増やしてもかまいません。

ただし、アルミ製やテフロン加工のフライパンは重曹を使うと変色や腐食の原因となるため、使用は控えましょう。数時間放置すると重曹が油を吸ってぽろぽろと剥がれます。汚れが落ちた後は中性洗剤で洗うと効果的です!

その他の掃除方法!フライパンを綺麗にするコツとは?

アクリルたわし

アクリル繊維で編まれたたわし。繊維が汚れをからめとってくれるので洗剤は少量で済みます。中には洗剤は全く使わないという人もいるくらい洗浄力が強力です。鉄製フライパンは洗剤が使えないのでアクリルたわしが大活躍します。

使ったあとのお茶パック

実はフライパンの油汚れに、お茶パックや紅茶パックが効果的なんです!キッチンペーパーと同じように使えます。お茶パックには、茶葉の渋み成分であるタンニンが含まれています。タンニンは、油汚れを吸着する性質があるため、フライパンの油汚れを落とすのに効果的です。

フライパンの掃除に使うお茶パックは、使用済みのものでも構いません。ただし、あまりに汚れていると、汚れがフライパンに移ってしまう可能性があるので、ある程度きれいなものを使いましょう。

お茶パックを使用したフライパンの掃除方法
・フライパンを熱いうちに、少量の水を入れます
・使用済みのお茶パックを水で軽く濡らし、フライパンの汚れている部分に押し当てます
・汚れを落とすように、くるくると円を描くようにお茶パックを動かします
・汚れが浮いてきたら、スポンジで軽く洗い流しましょう

お茶パックを使ったフライパンの掃除は、手軽にできるエコな方法です。ぜひ試してみてくださいね。

ラップ

フライパンの掃除にサランラップが使えます。サランラップには、油汚れや焦げ付きを吸着する効果があります。また、ラップがフライパンに密着することで、洗剤や水の浸透を防ぎ、汚れが落ちやすくなるというメリットもあります。

汚れがひどい場合は、ラップに重曹を塗ってから放置すると、さらに効果的です。ただし、サランラップを使った掃除方法は、フライパンの材質によっては使えない場合もあります。また、サランラップが傷んだり破れたりすると、汚れが落ちにくくなるので注意。

サランラップを使ったフライパンの掃除は、手軽にできる便利な方法です。煮込み料理などに浮いた余分な脂にも、上からラップをかぶせてみるとキレイにとれるので試してみてくださいね!

ライフハック+編集長

油汚れの度合いにもよりますが、使い終わったティーパックやサランラップを使用したお手入れ方法も、ぜひ試してみてください。

フライパンの油汚れの掃除での注意したいこと

鉄製フライパンは洗いすぎに注意

鉄製フライパンは表面の保護やこびりつき防止のために適度な油が必要です。洗剤を使うと必要な油まで流れ出てしまいますので注意しましょう。

使ったあとはスポンジなどでこすって洗い、水分を取り除いた後に、少量の油をぬってなじませておくと良いでしょう。

しっかり乾燥させよう

水分がついたままにしておくと金属は変質や変色してしまうことも。コンロの余熱で乾かしたり乾いたふきんで拭くなどして、濡れた状態にしておかないようにしましょう。

フライパンを綺麗に使うメンテナンス(お手入れ)のコツ

火加減が大事

強火で空焚きすると表面コーティングの傷みにつながります。コーティングの劣化すると焦げ付きやこびりつきが起きやすくなりますし、料理に化学物質が溶け出すことになります。熱伝導のいいフライパンは特に火加減には日ごろから注意しておきましょう。

油加減も大事

余分な油は汚れとなって残ってしまいます。調理中に出る油はふき取るなどの工夫で、掃除も楽になります。また、表面のコーティングがあっても油は必要です。日ごろの調理で適量の油を使えるように、フライパンの調子をよく観察してみるといいですね。

フライパンの油汚れに関する質問まとめ(Q&A)

フライパンの油汚れ(ぬめり)の効果的な拭き取りは?

フライパンの油汚れ(ぬめり)の拭き取りには、この手順で行いましょう。まずはフライパンを冷ましてから、お湯やぬるま湯に浸します。そしてキッチンペーパーや新聞紙などで、油汚れを拭き取ります。汚れが落ちにくい場合は、重曹やクエン酸を使って洗いましょう。

重曹やクエン酸を使う場合は、フライパンに薄くまぶした後、ぬるま湯を加えて10分ほど放置します。その後、スポンジで洗い流します。フライパンの油汚れ(ぬめり)は、放置しておくと落ちにくくなるので、なるべく早く拭き取るのがポイントです!

フライパンのベタベタ汚れが取れない!どうしたらいい?

フライパンのベタベタ汚れは、油汚れが酸化して固まったものです!そのため、以下の方法を試してみましょう。

フライパンのベタベタ汚れの掃除方法
・まずはフライパンを完全に冷ましてから洗う
・中性洗剤で通常通り洗う
・重曹で洗う
・クエン酸で洗う
・食洗機を試してみる

フライパンを冷ましてから洗う

フッ素樹脂加工やダイヤモンド加工などのコーティングされたフライパンは、熱いまま洗うとコーティングがはがれる原因になります。そのため、調理直後は冷ましてから洗いましょう。

中性洗剤で洗う

中性洗剤は、油汚れを落とすのに適した洗剤です。スポンジや布を使って、中性洗剤で汚れを落としましょう。

重曹で洗う

重曹は、油汚れを分解する効果があります。重曹水(お湯で10倍程度に薄めたもの)を作って、汚れに吹きかけ、30分〜1時間ほど置いてから洗いましょう。

クエン酸で洗う

クエン酸は、酸性洗剤です。油汚れを溶かして落とす効果があります。水とクエン酸を1:1の割合で混ぜて、汚れに吹きかけ、30分〜1時間ほど置いてから洗いましょう。

食器洗い機で洗う

食器洗い機なら、高温の水で汚れを落とすことができます。ただし、コーティングされたフライパンは、食器洗い機の使用に耐えられない場合もあるので、取扱説明書をよく確認しましょう

これらの方法を試しても、ベタベタ汚れが落ちない場合は、フライパンの寿命が近い可能性があります。新しいフライパンに買い替えることを検討しましょう。

フライパンにこびりついた油(固まった油)はどうやって落とす?

一度こびり付いた、固まった油は厄介者ですね。早めに次の手順で対処してみましょう!

STEP
フライパンを冷ます

調理直後の熱いフライパンをそのまま水で洗うと、急な温度変化でコーティングがはがれやすくなります。そのため、フライパンを冷ましてから洗いましょう。

STEP
油をふき取る

キッチンペーパーやラップで、フライパンに付いた油をふき取ります。油が残っていると、スポンジや洗剤が油まみれになって汚れが落ちにくくなります。

STEP
重曹やセスキ炭酸ソーダを使う

重曹やセスキ炭酸ソーダは、油汚れを落とす効果が抜群です!フライパンに水を7割程度入れ、重曹またはセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯程度加えて沸騰させます。火を止めて冷めるまで放置し、ゴム手袋をしてスポンジで洗いましょう。

STEP
クレンザーを使う

重曹やセスキ炭酸ソーダで落とせない場合は、クレンザーを使うのもおすすめです。ただし、研磨剤入りのクレンザーはフライパンに傷がつく可能性があるため、注意が必要です。

STEP
つけ置き洗いをする

油汚れがひどい場合は、つけ置き洗いも効果的です。フライパンに水と重曹またはセスキ炭酸ソーダを混ぜ、1時間程度つけ置きします。その後、ゴム手袋をしてスポンジで洗いましょう。

フライパンをきれいに保つことで、毎日のお料理も楽しくなりますよね。固まった油には、このような手順を試してみてください!

フライパンに残った油はどうする?効果的な処理方法

フライパンに残った油は、そのまま排水口に流すのはNGです。油は冷えて固まることで、排水管が詰まったり、悪臭の原因になったりする可能性があります。また、下水処理施設に負担をかけ、川や海の水質汚染にもつながってしまいますね。

フライパンの残った油を処理する方法は、大きく分けて2つあります。

市販の凝固剤を使用する

1つは、市販の凝固剤を使って固める方法です。凝固剤は、油に触れると固まる粉末状のものです。フライパンの油が熱いうちに凝固剤を加えてよくかき混ぜると、油が固まって取り扱いやすくなります。固まった油は、燃えるゴミとして処分します。

ペーパータオル(古新聞)を使用する

もう1つは、ペーパータオルや新聞紙などに吸わせて捨てる方法です。フライパンの油を冷ましてから、ペーパータオルや新聞紙に油を吸わせます。油を吸わせた紙は、燃えるゴミとして処分します。

油を吸わせたペーパータオルや新聞紙は、自然発火する可能性があるため、水で濡らしてから袋に入れて燃えるゴミとして処分しましょう。フライパンの残った油は、正しく処理して環境に配慮しましょう!

「重曹」以外でベタベタした油汚れを落とす方法は?

「重曹」以外でベタベタした油汚れを落とす選択肢はいくつかあります。但し、フライパンの素材や汚れの度合いによって使用できないもの、効果が発揮できないものもあるため、注意して試してみましょう。

「重曹」以外でフライパンの油汚れに試したい方法

セスキ炭酸ソーダ
重曹と同じくアルカリ性で、油汚れを分解する効果があります。重曹よりもアルカリ性が強いため、頑固な油汚れにも効果的です。水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を混ぜ、油汚れに吹きかけます。5~10分ほど放置してから、スポンジで拭き取ります。

お酢
クエン酸と同じく、酸性で油汚れを溶かす効果が期待できます。クエン酸よりも使い勝手が良く、手軽に手に入れることができます。水500mlにお酢小さじ1を混ぜ、油汚れに吹きかけます。5~10分ほど放置してから、スポンジで拭き取ります。

ライフハック+編集長

油汚れの種類や程度によって、どの方法が効果的かは異なります。油汚れがひどい場合は、複数の方法を組み合わせると効果的ですので、検討してみてくださいね。

鉄製フライパンは洗剤で洗っても大丈夫?洗剤の選び方

鉄製フライパンは、洗剤を控えましょう!鉄製フライパンは、使い込むほどに油がなじんで使いやすくなるため、洗剤で洗ってしまうと、その油(油膜)が洗い流されてしまい、焦げつきやすくなったり、サビやすくなったりします。そのため、鉄製フライパンは洗剤で洗ってはいけないとされています。

テフロン加工のフライパンは、洗剤を使って洗うことができます。ただし、調理直後の熱い状態のフライパンに冷たい水をかけたり、洗ったりすると、フライパン本体と表面のコーティングの収縮差で、テフロンの表面加工がはがれやすくなってしまうので、冷ましてから洗うようにしましょう。

フライパンの洗い方には、種類によって異なるので、メンテナンスには注意しましょう。

フライパンの外側の油汚れを綺麗にするには?

フライパンの外側の油汚れを落とすには、重曹ペーストやクレンザー、ラップを使うのがおすすめです!重曹ペーストは、重曹を少量の水に溶かして作ります。ペーストを汚れの気になるところにのせたら、スポンジでこすり洗いしましょう。

クレンザーとラップを使う場合は、くしゃくしゃに丸めたラップでこするのがおすすめ。また、熱湯に長時間漬け込んでおくことで、頑固な油汚れも落としやすくなります。

フライパンの油汚れへの「熱湯」の使い方

フライパンの油汚れには「熱湯」を効果的に利用することができます。熱湯をかけることによって、油汚れが軟らかくなり、スポンジでこすり落としやすくなります。また、熱湯は油汚れだけでなく、こびりつきや臭いも落としてくれます。

フライパンの油汚れに「熱湯」を活用する方法
・フライパンを一度十分に冷ましましょう
・フライパンに熱湯(推奨60度程度)を注ぎます
・お湯1リットルに重曹大さじ5杯程度+液体洗剤大さじ1杯のカスタマイズ洗剤を作る
・洗剤を浸して、フライパンを付け置きする(1時間程度)
・その後、洗剤を付けてスポンジでこすり落とします
・お湯で洗い流し、水分を拭き取ります
※フライパンが冷めきっていないと、熱湯でフライパンが変形する可能性があるため注意しましょう

フライパンの素材によっては、熱湯に弱いものもあります。フッ素加工のフライパンは、熱湯に弱いので、熱湯をかけるときは注意が必要です。油汚れがひどい場合は、重曹やクエン酸などの洗剤を使う方法も効果的です。

フライパンの煤(すす)の落とし方は

フライパンの煤(すす)落としには、「クエン酸」がオススメです!クエン酸は、酸性の性質を利用して煤を分解し、落とすことができます。

フライパンの煤(すす)の落とし方手順
・フライパンを洗って水気を拭き取る
・大きな鍋に水を張り、水1リットルに対してクエン酸大さじ3~4杯を入れる
・フライパンを鍋に入れ、強火で沸騰させる
・10~15分ほど沸騰させたら、火を止め、30分ほど放置する
・スポンジでこすって、煤を落とす
・メラミンスポンジでこする

メラミンスポンジは、硬度の高いスポンジで、煤をこすって落とすことができます。アルミ製のフライパンには、クエン酸やメラミンスポンジを使うと、表面が傷つく可能性があるので注意が必要です!クエン酸は、皮膚や目などに付くと刺激が強いので、ゴム手袋やメガネを着用しましょう。

煤を落とすには、フライパンを日常からこまめに洗うことがポイントです。フライパンを使い終わったら、すぐに洗い、煤を落としやすい状態にしておきましょう。

記事のまとめ:フライパンの油汚れについて

ここまで、記事を読んでいただいてありがとうございます。フライパンの油汚れは、料理の際にこびりついたり、固まったりするのが特徴です。放っておくと洗うのが難しくなるだけでなく、フライパンの寿命を縮めてしまうこともあります!

いろいろな、油汚れに対して適切なお手入れ方法を試してみてください。皆さんが愛用しているフライパンのが、長くきれいに使うことができますように!

この記事の参考文献

ZWELLING公式サイト
アイリスオーヤマ
和平フレイズ株式会社
フマキラー公式サイト
東京ガス暮らし情報メディア「ウチコト」
※本記事はクラウドワークスにて独自にアンケート調査(20-50代女性18名)した内容を踏まえて執筆をしています

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