ドラム式洗濯機を掃除しよう!ほこりを取り除く5大方法

ドラム式洗濯機

共働きが増えたこともあり、ドラム式洗濯機をお持ちの家庭が増えています。

乾燥機機能が充実しているドラム式洗濯機はとても便利ですが、高温で長時間運転することもあり、ほこりがたまりやすいことがデメリット。掃除の方法を解説していきます。






ドラム式洗濯機を掃除しよう!ほこりを取り除く5大方法


1)ほこりを放っておくのは注意!どんなリスクがある?

衣類を乾燥させたときに舞う繊維くずやほこりはドラム式洗濯機内部に溜まっていきます。ほこりがたまり通気口が詰まってくると乾燥効率が下がります。

(1)完了までに時間がかかる

(2)乾きムラになる

(3)電気代が上がる

などの不便さだけでなく、故障の原因や発火事故にもつながりかねないのでとても危険です。

2)ドラム式洗濯機のほこり掃除に準備したいグッズ4つ

(1) 掃除機

隙間掃除用の細いノズルがあると便利です。洗濯機の通気口専用のものもあります。

(2) 排水管用掃除ブラシ

排水管用の長く曲がりやすいブラシが便利です。100円ショップでも購入が出来ます。

(3)フローリング用ドライシート

外側やフィルターの掃除に使います。乾いたほこりを吸着して掃除しやすいです。

(4)ファイバークロス

ドライシートと同じでほこりを吸着しやすいです。丈夫で表面についている凸凹が汚れにしっかり絡むので拭き掃除に効果的です。

3)ドラム式洗濯機のほこり掃除の5ステップ

(1) ステップ1:フィルターの掃除をしよう

フィルターは基本的に乾燥機運転のたびにほこり掃除をする必要があります。手やティッシュを使って表面についたほこりを掃除しましょう。また、洗濯機の表面やドアの裏面など、見えやすい部分はフローリングシートやファイバークロスを使ってしっかり掃除しましょう。

(2) ステップ2:フィルターを外してダクト内を確認しよう

ドラム式洗濯機は内部全体で空気を循環させているのでフィルターだけではほこりが取り切れない構造になっています。フィルターで取れなかったほこりは通気ダクト内に溜まっていってしまいます。ダクト内がのぞけるようにフィルターを外します。

(3) ステップ3:ダクト内のほこりを取り除こう

溜まっているほこりが見えたら手やブラシで取り除いていきましょう。使える範囲であれば掃除機もうまく利用しましょう。どこまで手を入れての掃除が可能かは機種の構造によって変わります。

(4) ステップ4:背面の通気口部分も掃除しよう。

空気の出口部分も見える範囲でほこりを取り除きましょう。機種によってさまざまですが、洗濯機の背面か上部にあります。

(5)ステップ5:ドア内側のパッキンも掃除しよう

パッキンを少しめくった内側もしっかり掃除をしましょう。内側には水の噴き出し口もあり、乾燥時に空気の通る隙間もあります。隙間部分には毎日すこしずつたまったほこりがドアの淵にそってこびりついているので、竹串やピンセットを使ってしっかりかき出してください。

洗面所の洗濯機

4)ドラム式洗濯機のほこり掃除での4つの注意点って?

(1)歯ブラシは使わない

細かい部分のお掃除アイテムの定番である歯ブラシですが、ダクト内の掃除には使ってはいけません。万が一ダクト内に落としてしまうと取れなくなり、洗濯機が使えなくなります。この場合は専門業者にお願いして分解や交換作業が必要になってしまいますので注意しましょう。

(2)傷をつけないように注意しよう

ドラム式洗濯機内部の隙間に詰まったほこりをかき出すには細いものが必要です。金属製のものは避け、竹串などを使いましょう。力を入れすぎて傷をつけたり、竹串を追って洗濯機の内部に破片が入り込んだりしないように注意してください。

(3) 自己判断での分解はやめよう

思うように手が届かない場合や見えにくいからといってネジや部品を外したりしないでください。自己判断での分解は故障や万が一の時のケガに繋がります。

(4) 作業中はコンセントプラグを抜いておこう

感電や誤作動を防ぐためにも、掃除作業はコンセントプラグを抜いてから行いましょう。アースも一緒に抜いておくと安心ですね。

※基本的にはドラム式洗濯機は使うたびにフィルター掃除が必用です。静電気でほこりを集めやすいので、ドラム式洗濯機を置いている脱衣所などはこまめに掃除をするように心がけましょう。

5)専門家にお願いもできる?相場や注意点とは

どんなにこまめにほこり掃除をしていても、ドラム式洗濯機の構造上、内部にたまったほこりは取り切れません。専門業者にお願いして分解クリーニングをしてもらいましょう。

(1) 相場や時間は?

相場は25000円前後、時間の目安は3時間です。複雑なドラム式洗濯機の分解には専門的な技術と時間がかかります。また、メーカーによって構造が違うので作業にかかる時間も変わります。

(2)依頼する上での注意点とは?

出張費や追加料金が発生しないかどうかしっかりと確認を取るようにしましょう。また、ドラム式洗濯機の掃除はほこりとりだけなのか、洗濯槽のクリーニングも含まれるのかどうかも合わせて確認しておくとトラブルを防げるので安心です。






まとめ

1)ドラム式洗濯機はほこりがたまりやすい

2)毎日のフィルター掃除だけでは不十分

3)ダクト内にたまったほこりをしっかり取り除くことが重要

4)構造が複雑なので自己判断で無理な掃除はダメ

5)専門業者にお願してみよう