最新!ビジネスシューズのお手入れで必須アイテムとコツまとめ
ビジネスシューズは、毎日の仕事に欠かせない重要なアイテムです。きちんと手入れされていれば好印象を与えることができますし、気に入った靴を長持ちさせることができれば嬉しいですね。ビジネスシューズのお手入れの必須アイテムとコツをご紹介します。
目次
1)そもそもビジネスシューズの寿命ってどのくらい?素材によっても違う?
ビジネスシューズの寿命は、履く頻度や歩く距離、履く人の体重、靴の製法等によって大きく異なります。伝統的な製法を使って作られた革靴であれば、ソールを交換することが可能ですので、しっかりメンテナンスすれば5~10年以上履くことができるものもあります。比較的手軽に入手できるタイプのものは、ソールのみの交換はできませんが、お手入れをすれば2年以上は持ちます。
ビジネスシューズに使われている素材によっても、寿命は変わってきます。本革のビジネスシューズは、経年変化やお手入れを楽しみながら、長年履くことができます。それに対し合成皮革素材のものは、価格がリーズナブルで、表面素材の耐久性が高いため、多少の荒天や悪路を気にせず履くことができて大変便利ですが、2年程度で劣化してしまうという違いがあります。
2)ビジネスシューズにもタイプがある?手入れの違いとは?
本革のビジネスシューズは、専用のクリーナーやクリームを使った定期的なメンテナンスが必須ですが、その分長持ちします。それに対して合成皮革のビジネスシューズは、お手入れは汚れを落とす程度で良いので簡単ですが、2~3年で劣化して寿命が来るため、履く頻度やよく歩く道路の状況、さらにお手入れにかけることのできる時間を考えて選ぶことができるでしょう。
3)これは揃えよう!ビジネスシューズのお手入れで必要なグッズ4選
(1)靴クリーナー
ビジネスシューズの汚れや古いクリームを落として長持ちさせるために、靴クリーナーを使ってお手入れをします。掃除の際、クリーナーを直接靴につけるとシミやムラが生じるので、布に少量含ませて使用します。
(2)靴クリーム
靴の色に合った靴クリームを使い、ビジネスシューズの色を美しく仕上げると共に革に栄養を与えます。クリーナーもクリームも、シューズショップやインターネット通販等で手軽に入手できます。
(3)柔らかい布
クリーナーやクリームを使ったビジネスシューズのお手入れと仕上げ磨きには、柔らかい布が欠かせません。丁寧に磨くと、見違えるほど綺麗になります。着古したTシャツを適度な大きさにカットしたものを使うと便利ですし、お手入れの後はそのまま捨てられるというメリットもあります。
(4)シューキーパー
ビジネスシューズの型崩れを防ぐと共に、作業をしやすくするために、シューキーパーを装着した状態でお手入れをすることをおすすめします。自宅にあるものを活用できます。
4)4STEP解説!お手入れの効果的な手順とは?
(1)STEP1:表面のホコリや汚れを落とす
ビジネスシューズにシューキーパーを装着し、ブラシか柔らかい布で表面のホコリや汚れを落とします。よほど汚れがひどくなければ、毎日のお手入れはこれだけで大丈夫です。
(2)STEP2:靴クリーナーで汚れを落とす
柔らかい布に靴クリーナーを少量染み込ませ、ビジネスシューズ全体の汚れや古い靴クリームを拭いて綺麗にしていきます。
(3)STEP3:靴クリームで色と栄養を与える
別の柔らかい布に靴クリームを少量取って、ムラにならないよう全体に満遍なく塗り込み、革に色と栄養を与えます。
(4)STEP4:柔らかい布で磨く
靴クリームが乾く前に、柔らかい布で全体に光沢が出るまで磨いて仕上げます。クリーナーとクリームを使ったビジネスシューズのお手入れの頻度は、月1回程度がおすすめです。
5)部分ごとにメンテナンスを!部分ごとのコツとは?
ビジネスシューズのつま先は、最も汚れやすい部分かもしれません。上記のステップでお手入れをする際に、意識して磨くとよいでしょう。つま先が綺麗に磨かれていると、周りに与える印象がだいぶ変わります。
また、時にはソールの減り具合を確認し、偏っているようであれば修理に出してメンテナンスをして、履きやすさと見栄えの良さの両方を維持するよう心がけます。
6)こんな時はどうする?注意の必要なポイント
雨に降られて靴が濡れてしまった時は、まず表面の汚れや泥、水分を拭き取り、ビジネスシューズの中に丸めた新聞紙を詰めます。必要であれば何度か取り替え、水気が取れたら風通しの良い日陰で2~3日かけてきちんと乾かします。その後、上記の4ステップのお手入れをします。
脱いだ時の匂いが気になる場合は、通気性が高いビジネスシューズを選んだり、消臭効果のある中敷を使ったりすることができます。また、掃除などに使う重曹パウダーがあれば、使い古しの靴下やストッキングなどに100g程度入れて、履いた後の靴の中に入れておくという方法もあります。
7)その他知って得するビジネスシューズお手入れの豆知識
同じビジネスシューズを毎日履いていると、当然のことですが傷みが早くなり、寿命は短くなりますし、匂いや汚れも気になります。3~4足をローテーションして、汗や水分をしっかり乾かしてから履くようにすると、全ての靴が長持ちするので、結果的に経済的かもしれません。違う色やタイプのものを選べば、おしゃれも同時に楽しめます。
新しく購入する際には、価格や色はもちろんのこと、靴の製法をチェックして、ソール交換が可能で長く履けるタイプかどうかを把握しておくと良いでしょう。
営業や外回りの多い女性の方であれば、自分の足に合ったヒールの高さやワイズを確認することが重要です。足に合わないビジネスシューズで長時間歩いて、足を傷めたり靴を変形させたりしないように心がけながら選ぶことをおすすめします。
まとめ
【1】ビジネスシューズの寿命とは
【2】入手は簡単!お手入れに欠かせない重要アイテム
【3】シンプルな4ステップでピカピカのビジネスシューズに
【4】部分ごとのメンテナンスのコツ
【5】知っておきたい注意が必要なポイントと豆知識