ブラインドの掃除にオススメ!効果的な掃除の仕方3選
ご家庭やオフィスで良く使われているブラインド。羽が何枚も重なっている構造ですので、掃除しようと思ってもなかなか手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブラインドの掃除の仕方をご紹介していきます。コツを掴み、日々のメンテナンスをきちんと行って、掃除を簡単にしましょう。
目次
ブラインドの掃除にオススメ!効果的な掃除の仕方3選
1)ブラインドにも種類がある?3種類のタイプと掃除の違い
ブラインドは大きく分けて3種類あり、横型ブラインド(ベネシャンブラインド)・縦型ブラインド(バーチカルブラインド)・木製ブラインド(ウッドブラインド)が存在します。
(1)横型ブラインド
最も親しみのあるのが横型ブラインドで、水平に組まれている羽(スラット)を動かす事で光や風の入り方を調節できるブラインドです。比較的汚れに強く、錆びにくいという特徴があります。
(2)縦型ブラインド
次に、縦型ブラインドですが、垂直に並べられた羽を動かす事で光や風を調節できるブラインドです。普段の掃除にはモップでサッと埃を除去し、綺麗な布で乾拭きすると綺麗になります。
(3)木製ブラインド
最後に木製ブラインドですが、こちらは横型ブラインドの木製バージョンとご説明すると分かりやすいと思います。木製なので、他のブラインドと比べて重みがあり、開閉に時間がかかるという点もあります。
しかし、木製ブラインドは、静電気が生じにくいので、埃が付着しにくいです。さらに、表面の汚れをサッと乾拭きするだけで綺麗になりますので、掃除がとても楽な製品です。
2)ブラインドの主な汚れとは?3種類の汚れとその原因
ブラインドの主な汚れは、埃汚れ・油汚れ・ヤニ汚れでしょう。埃はどの部屋にも存在しますので、ブラインド汚れの最も大きな原因でしょう。
そして、キッチンにブラインドを設置している場合は、油汚れと埃が混ざり、頑固な汚れを生み出してしまいます。ヤニ汚れはタバコを吸う部屋では必ず付着する汚れです。この3つが、ブラインドの主な汚れでしょう。
3)ブラインドの掃除に準備したいグッズ9選
(1)横型ブラインドの場合
・はたき
ブラインド掃除を始める前に、まずは大まかな埃を除去する必要がありますので、その際に必要です。普段使われているハタキや、クイックルハンディ等を用意しましょう。
・ビニール袋
取り外したブラインドを置く際に、ビニール袋を地面に敷きます。こうする事で、ブラインドからとれた汚れが地面に付着するのを防ぐ事ができます。
・洗剤
普段使われている家庭用洗剤や住宅用洗剤を用意して下さい。
・スポンジ
洗剤を付け、ブラインドを擦る際に必要です。硬いスポンジよりも、柔らかいスポンジの方がブラインドを傷付けないのでオススメです。
・タオル
ブラインドを洗い終わったら、タオルで水気をオフしますので、その際に必要です。綺麗な雑巾や、いらなくなったタオルを用意しましょう。
・ドライヤー
ブラインドの最上部(ヘッドボックス)が濡れてしまった際に、ドライヤーで乾燥させます。ドライヤーをお持ちでない方は、ヘッドボックスを濡らさない様に注意しながらブラインド掃除を行って下さい。
(2)縦型ブラインドの場合
・洗濯ネット
ブラインドの羽を洗濯する際に必要です。羽をそのまま洗濯機に入れると、羽を傷めてしまいますので、必ず用意して下さい。洗濯ネットは100円ショップでも購入できます。
(3)木製ブラインドの場合
・ハタキ
木製ブラインドは、水に濡らすと歪みの原因になりますので、ハタキで埃を除去し掃除します。普段使われているハタキやクイックルハンディ等を用意しましょう。
・雑巾やタオル
ハタキで埃の除去が完了したら、雑巾やタオルで乾拭きしますので、その際に必要です。
4)ブラインドの掃除の仕方を紹介!6ステップとは
(1)横型ブラインドの場合
ステップ1:ハタキで埃を除去する
まずはハタキで、大まかに埃を除去します。
ステップ2:ブラインドを外す
ブラインドをたたみ上げ、取り外します。そして、平らな場所にシートやビニール袋を敷き、その上にブラインドを広げます。
ステップ3:水で濡らす
ブラインドの最上部(ヘッドボックス)に水がかからない様に注意しながら、ブラインド全体を水で濡らします。
ステップ4:洗剤で洗う
中性洗剤や家庭用洗剤を使用し、羽をスポンジで軽く擦りながら、汚れを除去していきます。この時、羽が重ならない様に広げながら掃除すると良いでしょう。
ステップ5:すすぐ
洗剤を水で流し、すすぎが完了したら、緩みのない様にブラインドをたたみ上げ、下にタオル等を敷いて水気を切ります。
ステップ6:乾燥させる
水気がある程度取れたら、ヘッドボックスが濡れていないか確認し、ブラインドを取り付けます。もし濡れていた場合は、ドライヤーで乾かしましょう。そして、ブラインドを取り付け、下ろした状態で自然乾燥させれば掃除完了です。
(2)縦型ブラインドの場合
ステップ1:羽の生地が家庭で洗えるものかを確認する
縦型ブラインドに使われている布製の羽が、自宅の洗濯機で洗えるものかを確認して下さい。
ステップ2:羽を取り外す
まずはブラインドを付けたまま、スペーサーコード(羽と羽を繋いでいるコード)を外し、羽の下端部のバランスウェイトを抜き出します。そして、ヘッドレールのキャリアから羽を取り外し、その羽からルーバーフックを取り外します。
ステップ3:羽をまとめる
羽を取り出したら、5~10枚ずつ重ねて、緩めにクルクルと巻きます。
ステップ4:羽を洗濯する
洗濯ネットに入れ、洗濯機で羽を洗います。洗濯機はソフトモードに設定し、他のものとは別に洗濯して下さい。
ステップ5:乾燥させる
洗濯が終わったら羽を陰干しし、十分に乾燥させます。
ステップ6:羽を元に戻す
乾燥後、羽を元通り設置して掃除完了です。
(3)木製ブラインドの場合
ステップ1:ハタキで埃を除去する
まずは、ハタキで大まかな埃を取り除きます。
ステップ2:乾拭きする
木製ブラインドは水に濡らすと変形の可能性がありますので、乾いた雑巾でよく拭きましょう。
5)汚れ別に効率よく掃除するコツとは?
(1)ブラインドの取説確認
ブラインドを綺麗に掃除するには、そのブラインド自体を取り外す必要があります。しかし、取り外し方がいまいち分からないという方も多いと思います。よって、ブラインド掃除を始める前に、取扱説明書等で取り外し方を確認しておくとスムーズに掃除が進みます。
(2)ハタキの活用
次に、ブラインドを取り外す前は、ハタキで大まかに埃を除去しておく事もポイントの1つです。簡単で構いませんので、サッと埃を取っておきましょう。
(3)油汚れには
そして、キッチンに取り付けたブラインドの場合、油汚れが付着しやすいです。「油汚れは家庭用洗剤よりも、中性洗剤の方が落としやすい」ので、普段使っている食器用洗剤で掃除すると汚れが良く落ちます。
6)要注意!掃除で注意する2つのこととは?
(1)木製ブラインドに注意
上記で何度も記載してきましたが、「木製ブラインドは水に濡れると歪みが生じる」可能性があります。せっかくのお気に入りのブラインドですので、水気に十分注意して下さい。木製ブラインドを掃除する際は、ハタキと雑巾による乾拭きで、汚れを除去していきましょう。
(2)縦型ブラインドの羽の洗濯方法に注意
縦型ブラインドの羽を洗濯する際は、羽を5~10枚にまとめて丸め、必ず洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。洗濯ネットに入れていないと、羽の破損に繋がりますので、十分注意して下さい。又、洗濯機はソフトモードに設定して、羽に負担がかからない様にしましょう。
7)ブラインドを綺麗に使う日々のメンテナンス方法とは
ブラインドを綺麗に使うなら、毎日の掃除の際に、ブラインドに付いた埃をハタキで掃除する習慣を付けましょう。
そして、キッチンに付けているブラインドを掃除する場合は、柔らかい布を水で濡らして硬く絞り、こまめに水拭きしましょう。これだけでブラインドに汚れが付着しにくくなりますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょう。
今回のまとめ
1)ブラインドには、主に横型・縦型・木製の3種類がある
2)ブラインドの汚れの原因は、主に埃・油汚れ・ヤニ汚れである
3)ブラインドの掃除を行う際、埃はハタキで除去し、油汚れは中性洗剤、ヤニ汚れ等は住宅用洗剤で掃除すると効率的に行える
4)木製ブラインドの掃除には水気に十分注意し、乾拭きのみで行う
5)縦型ブラインドの羽を洗濯する際は、必ず洗濯ネットを使用して洗濯を行う