【5STEP】アルミサッシの汚れを掃除する手順とコツ

アルミサッシの窓

汚れが気になるものの、なかなか掃除できない箇所の1つが、アルミサッシかもしれません。大掃除の時など、溜まった汚れを掃除するのに苦労することがあります。

アルミサッシの汚れを掃除する手順とコツ、日頃の手入れのポイントを紹介します。






目次

【5STEP】アルミサッシの汚れを掃除する手順とコツ


1)種類の違いがある?アルミサッシの種類と特徴の違い

(1)ポピュラーな窓

アルミサッシは、軽量で操作しやすいというメリットとともに、強度や耐候性もあり、戸建てやマンションを問わず、一般的な家屋によく使用されています。腐食やサビに強い素材ですが、長期間掃除せずにホコリやゴミが付着したままになっていると、腐食する危険性があります。

(2)複合察し

また、樹脂や木製のサッシとアルミを組み合わせた、複合サッシという種類もあります。外側はアルミで内側は樹脂や木などの異なる素材を用いたサッシです。樹脂の断熱性や木の風合いを生かしつつ、アルミの軽量性や防火性といったメリットを利用できます。

いずれも、ホコリやゴミといった汚れを放置していると、それぞれの素材が劣化したり腐食したりするおそれがあるため、日頃のメンテナンスが重要になってくると言えます。

2)アルミサッシにはどんな汚れが付くの?

アルミサッシに付着しやすい汚れには、砂ボコリ、髪の毛などのゴミ、カビ汚れ等があります。

砂ボコリは室外から入ってきますし、髪の毛などのゴミは室内からアルミサッシに溜まってしまうでしょう。また、冬場には結露の水分でそうしたホコリが固まり、それを栄養源としてカビが発生する、といった原因が考えられます。

アルミサッシそのものに付着した汚れは、目で見てすぐに確認できるので、比較的簡単に掃除できます。細かい隙間に入り込んだ汚れや、隅に固まっている汚れを掃除するには、少し根気がいりますが、いずれも落とせない汚れではないので、まずはトライしてみることをおすすめします。

3)事前準備を!アルミサッシの掃除に準備したいアイテム4選

(1)割り箸

家にある割り箸を使って、アルミサッシの隅や隙間に溜まった汚れをかき出して、綺麗に掃除するのに使います。端が斜めになっているタイプだと掃除しやすいでしょう。

(2)掃除機の隙間用ノズル

掃除機に付属している隙間用のノズルを使って、アルミサッシの掃除が楽にできます。ブラシがついたタイプであれば、砂や泥などの汚れをしっかり吸い込むことができます。

室内の掃除と共用したくない場合は、100円ショップで隙間用ノズルを入手し、アルミサッシの掃除専用にすることもできます。

(3)ペットボトルに付けられるブラシ

500ccのペットボトルの先に取り付けて、水を流しながらアルミサッシの掃除ができるブラシも大変便利です。サッシ部分に残った洗剤や汚れを簡単に洗い流すことができます。これも100円ショップで購入できます。

(4)中性洗剤

普段の掃除に使用している家庭用中性洗剤や、食器用洗剤を薄めたものを雑巾につけ、アルミサッシに付着した汚れをふいて掃除します。わざわざアルミサッシの掃除用に購入する必要がないので、気軽に掃除ができます。

4)アルミサッシの掃除の5ステップ

(1)ステップ1:乾いた砂・泥汚れを掃除機で綺麗にする

アルミサッシには、室外から入ってくる砂や泥の汚れが溜まりやすいので、まずはそうした汚れが乾いた状態で、隙間用ノズルを付けた掃除機で綺麗にします。

(2)ステップ2:サッシの隅や隙間の汚れを割り箸で取り除く

アルミサッシの隅や隙間に入り込んだ汚れは、掃除機では取り除ききれない場合があります。割り箸でこすり落とすか、細い隙間の場合は竹串やつまようじを使って汚れをかき出し、乾いていれば掃除機で吸い込みます。

(3)ステップ3:中性洗剤をつけた雑巾でサッシをふく

砂やゴミを取り除いた後、薄めた中性洗剤をつけた雑巾で、アルミサッシ全体をふきます。

(4)ステップ4:ブラシを付けたペットボトルで水洗いする

ブラシを付けたペットボトルで、アルミサッシに残った洗剤や汚れを綺麗に洗い流します。

(5)ステップ5:綺麗な布で水気をしっかりふき取る

最後に、綺麗な布でアルミサッシや隙間の水気をしっかりふき取れば、完了です。

掃除用のスプレーと手袋

5)汚れ別に解説!効率よく掃除するコツとは?

最初から、中性洗剤をつけた雑巾で拭くと、かえって汚れを広げてしまったり、雑巾がすぐ真っ黒になってしまいます。まずは砂・泥汚れが乾いた状態で掃除機を使って掃除し、大方の汚れを落としてからふき掃除すると効率が良いでしょう。

隅や隙間に溜まったホコリやゴミ、カビは割り箸や竹串等でかき出し、乾いていれば掃除機で吸い取るようにします。その後、アルミサッシに付着した汚れを、中性洗剤をつけた雑巾でふき取るようにすると、少ない手順と短い時間で効率良く掃除できます。

6)要注意!アルミサッシの掃除で注意することとは?

(1)水分を残さない

アルミサッシを掃除した後に、洗剤や水分が残らないように、必ず綺麗な布でふき上げるようにします。

洗剤や水分が残っていると、せっかく掃除したのに、また汚れが付着してしまうおそれがあります。また、腐食や変色等を避けるためにも、最後は確実に乾いた布でふき上げましょう。

(2)重曹の使用を避ける

最近、掃除に重宝されて人気なのが重曹です。洗剤独特の匂いやぬるつきが苦手な方は、家の中の掃除で重曹を使う機会が多いかもしれません。

しかし、アルミはアルカリ性の物質に弱い特徴がありますので、アルミサッシの掃除には重曹は用いないよう注意が必要です。

7)アルミサッシを綺麗に使う日々のポイントとは

普段掃除機をかける際に、毎日ではなくても、隙間用ノズルを使ってアルミサッシも簡単に掃除するように習慣づけすることをお勧めします。

砂・泥・ホコリを定期的に掃除していれば、アルミサッシに汚れやカビが付着したり、隅に汚れが溜まったりすることが少なくなりますので、掃除が楽になるでしょう。

8)業者さんにお願いすることもできるの?

掃除の平均的な代金として、ガラス面・サッシ枠の内側・外側一式、1㎡につき800円〜1000円(税抜)以上が相場と言えるでしょう。

アルミサッシだけではなく、ガラスや網戸のクリーニングもセットで含まれていることが多く、小さめの窓でも作業に30分程度かかるので、家全体の窓をお願いすると、掃除にかなり時間がかかることがあります。

また、窓の大きさや数によって料金がかなり変わってくるので、事前によく確認し、予算に合わせて掃除する窓を選ぶこともできるでしょう。






今回のまとめ

1)アルミサッシの種類の違いと、付きやすい汚れを知ろう

2)アルミサッシの掃除に必要なグッズは100円ショップで手に入る

3)簡単5ステップで効率良くお掃除

4)毎日のちょっとした掃除で、汚れ知らずのアルミサッシに

5)徹底的に綺麗にしたい時は業者さんにお願いしよう

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