金・銀アクセサリーをピカピカに!掃除の4つのコツを紹介

アクセサリーと時計

素肌につけるアクセサリーは、汗や化粧品が付着し、思いのほか汚れているものです。また、長期間使わずにいたアクセサリーを使おうと思ったら、黒ずんでしまっていることもあります。

キラキラした輝きを取り戻すために、自宅でできる掃除方法をご紹介します。






金・銀アクセサリーをピカピカに!掃除の4つのコツを紹介


1)アクセサリーって何でできている?2種類のタイプ

自宅で掃除できるアクセサリーのタイプは、2種類あります。

(1)シルバーアクセサリー

シルバーアクセサリーを掃除する際には、炭酸水、重曹(ベーキングパウダー)、アルミホイル等のアイテムを使います。

(2)ゴールドアクセサリー

ゴールドアクセサリーを自宅で掃除する場合、中性洗剤が有効です。食器用の中性洗剤でも、おしゃれ着洗い用の中性洗剤でも大丈夫です。

2)汚れの原因とは?アクセサリーの主な汚れの3種類

アクセサリーの主な汚れには、大きく分けて3種類あります。

(1)汗・皮脂

ネックレスやブレスレット、指輪、イヤリング、ピアスといったアクセサリーは、素肌に直接着用することが多いので、どうしても汗や皮脂が付着してしまいます。特に夏場は汗をかくので、汚れやすくなってしまうと言えるでしょう。

(2)化粧品

お化粧をする前にアクセサリーをつけてしまうと、ファンデーションやハンドクリームなどの成分がアクセサリーに付着し、汚れの原因となります。

(3)外気の汚れ・ホコリ

意識していなくても、空気中にはたくさんの汚れやホコリが浮遊しているため、外出したり室内にアクセサリーを放置したりすると、それらが付着して汚れてしまうでしょう。

3)アクセサリーの掃除に準備したい5つのグッズ

(1)炭酸水

シルバーアクセサリーの掃除に使えるのが、無糖の炭酸水です。普段飲んでいる方は、飲み残しを使えばOKですし、ほとんどのスーパーやコンビニ、ドラッグストアで手軽に入手できます。価格も安いので、気軽に試せるでしょう。

(2)重曹・ベーキングパウダー

こちらもシルバーアクセサリーの掃除に活用します。掃除用の重曹でも、製菓用のベーキングパウダーでも大丈夫です。キッチンに常備しているもので、シルバーアクセサリーがピカピカになるのは嬉しいですね。

(3)アルミホイル

同じくシルバーアクセサリーの掃除をする際に使います。料理用のアルミホイルでOKです。

(4)中性洗剤

ゴールドアクセサリーの掃除に活躍するのが、中性洗剤です。食器用の中性洗剤でも、おしゃれ着洗い用の中性洗剤でも構いません。ただ、掃除に使用する前に必ず成分をチェックして、中性洗剤かどうか確認してください。

(5)使い古しの歯ブラシ

ブラシの先が柔らかくなった使い古しの歯ブラシは、アクセサリーの細かい部分の汚れを掃除するのに便利です。ブラシが固いものは、場合によってはアクセサリーに傷をつけてしまう恐れがありますので、必ず柔らかいタイプの歯ブラシを使うようにしましょう。

重曹と重曹水

4)解説!アクセサリーの掃除のステップ

(1)シルバーアクセサリー

・ステップ1:炭酸水に漬ける

深さのある器に炭酸水を入れ、そこに汚れて黒ずんでしまったシルバーアクセサリーを漬けます。一晩(8~10時間)放置し、汚れが落ちていたら水道水で洗い、柔らかい布で水気を拭き取ります。

・ステップ2:重曹(ベーキングパウダー)・アルミホイル・熱湯で掃除する

耐熱ボウルや深さのある耐熱皿に、アルミホイルを敷きます。大さじ1~2杯分の重曹(もしくはベーキングパウダー)を入れ、その上に掃除したいシルバーアクセサリーを置きます。

沸騰したお湯を注ぎ、5~10分程度そのままにしてから取り出し、柔らかい布でアクセサリーに残った水分を拭いて乾かします。

(2)ゴールドアクセサリー

・ステップ1:中性洗剤と歯ブラシで洗う

ボウルに100cc程度のぬるま湯と、2~3滴の中性洗剤を入れ、そこにゴールドアクセサリーを漬けます。使い古しの柔らかくなった歯ブラシで、そっと汚れをこすり落とします。

・ステップ2:歯磨き粉を薄めたお湯を使う

ゴールドアクセサリーの掃除には、歯磨き粉を薄めたぬるま湯も活用できます。50cc程度のお湯に、歯磨き粉を2cm分溶かし、やはり使い古しの歯ブラシで丁寧にこすり洗いをします。

・ステップ3:水分をしっかり乾かす

ゴールドアクセサリーを掃除した後は、細かい隙間に水分が残らないよう十分注意します。柔らかい布で拭き取った後、ドライヤーの冷風を当てて完全に乾かせば完了です。

5)汚れの特徴に応じての掃除方法とは?

アクセサリーの汚れで最も気になるのが黒ずみでしょう。シルバーアクセサリー、ゴールドアクセサリーの黒ずみは、上記のステップで対応できます。

純粋な金であれば、変色することはまずありませんが、10Kのように金の含まれる割合が少ない合金の場合は、使い方や保管方法によって変色したり、色が褪せたりすることも考えられます。

少しの変色であれば、消しゴムで優しくこすると取り除くことができる場合もあり、ひどい変色やサビの発生を遅らせることができます。

6)ここに注意!アクセサリーの掃除での3つの注意点

(1)換気を忘れずに

シルバーアクセサリーの掃除で、重曹と熱湯を使う際は、火傷に注意するとともに、換気を忘れずに行いましょう。

(2)肌荒れに注意

また、多量の重曹を使いますので、肌の弱い方は特に、素手で触らず掃除用の使い捨て手袋等を着用するようおすすめします。

(3)ゴールドの扱いにはより慎重に

ゴールドアクセサリーの掃除に歯ブラシを使う際には、必ず柔らかい歯ブラシを使い、軽い力でこするようにします。ゴールドはシルバーに比べて柔らかい素材なので、硬い歯ブラシを使ったり強い力でこすったりすると、傷がついてしまいかねませんので、注意が必要です。

歯磨き粉は、塩粒等が含まれていないものを使用するように心がけましょう。これも傷の原因になってしまいます。

7)アクセサリーを綺麗に使うメンテナンス方法とは

アクセサリーを綺麗な状態に保つためには、普段のお手入れや保管方法が重要なポイントとなります。

最近では、アクセサリーを磨くためのクロスが、100円ショップやコンビニで手軽に手に入ります。1日使ったアクセサリーを、そのままケースに戻すのではなく、クロスで軽く掃除してから収納するだけで、汚れの付き方や黒ずみに大きな違いが出ます。

また、アクセサリー同士がこすれあって傷や変色が生じることも考えられます。100円ショップの収納ケース等を上手に活用し、収納方法を工夫すると、いつでもピカピカのアクセサリーでオシャレを楽しめるでしょう。






今回のまとめ

1)アクセサリーの素材による掃除の仕方の違い

2)アクセサリーが汚れる原因を知ろう

3)キッチングッズで手軽にアクセサリーを掃除できる

4)シルバー・ゴールドそれぞれの掃除ステップを覚えよう

5)普段のメンテナンスでピカピカのアクセサリーをキープしよう